2011年02月28日

第7回卒業式

昨晩からの雨の降る中、第7回卒業証書授与式が体育館で行われましたぴかぴか(新しい)

7回生を代表して1組Iさんが卒業証書を受け取りましたexclamation×2
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校長、育友会長の祝辞のあと、在校生Kさんの送辞
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元生徒会長1組Kくんの答辞、とても感動的でしたもうやだ〜(悲しい顔)
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7回生のみなさん、ご卒業おめでとうございますexclamation
それぞれの進路先で活躍されることを祈っていまするんるん
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本日の校長先生の式辞の内容は


 陽の光は日ごとに暖かさをまし、自然の様々なものが長い眠りから目覚め、春の息吹が一段と感じられる今日の佳き日、多数のご来賓の方々並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに兵庫県立三田祥雲館高等学校第七回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校にとりまして誠に光栄とするところであり、ここに心より厚くお礼申し上げます。
 只今、卒業証書を授与いたしました二七六名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。
今皆さんの心の中には様々な思い出が走馬灯のように去来していることと思います。
楽しかったこと、苦しかったこと、辛かったことなど様々であると思いますが、学業や部活動あるいは学校行事、生徒会活動などに、実に積極的に取り組んできました。
あるときは切磋琢磨し、またあるときは、時間を忘れて没頭し、友と語り、力を合わせ、笑い、涙し、かけがえのない青春を過ごし、生涯続くであろう友情を育んできました。
皆さんの三年間にわたる努力と研鑽に心からの敬意を表するとともに、この日の感激を胸に大いなる飛躍を期待したいと思います。
皆さんが無事本校での学業を終えることができたのは、皆さん一人一人の努力は勿論のことではありますが、これまで慈しみ育んでこられた保護者や家族をはじめ多くの方々の支えによるものであり、それらに対する感謝の気持ちを忘れてはなりません。
 保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。
お喜びと感慨はひとしおのことと思います。
三年間大切にお子さまをお預かりしてまいりましたが、その間、学校の教育方針を深くご理解いただき、温かいご協力をいただきましたことを本校の教職員を代表いたしまして心よりお礼申し上げます。
 さて、卒業生の皆さん、今日の卒業式は皆さんの長い人生の中の一つの節目であり、思いを新たに次のステップに進む旅立ちの日でもあります。
四月からは、就職する人、大学・短大・専門学校へと進学する人、それぞれ自分で決めた道を歩みだすことになりますが、皆さんが踏み出そうとしている社会は決して平易なものではありません。
近年は社会の仕組みや価値観が一段と複雑多様化し、国内だけでなく地球規模で様々な困難な問題が山積しています。
このような社会への新たな旅立ちに際し、はなむけの言葉を贈ります。
 第一は、「自分の花を咲かせてほしい」ということです。
四季折々に様々な花が咲くように、人それぞれ異なった才能・能力や個性を持っていますが、それらを開花させるのかつぼみで終わらせるのかは、自分の責任です。
『路傍の石』という本の中に「たったひとりしかない自分を たった一度しかない人生を ほんとうに生かさなかったら 人間、生まれてきた甲斐がないじゃないか」という言葉がありますが、自分をどう生かすかは生きる本人の問題です。
 自分を生かすには志を高く持つことです。
たった一度のかけがえのない人生を、志を高く掲げ、「こういう人生を送りたい」「こういう生き方をしたい」という自分の進む道をしっかりと定めることが大切です。
人生は毎日がほんの小さな分かれ道なのです。
人は知らず知らずに、ある日は右へ、またある日は左へと道を選んで歩んでいるのです。
志は道を選ぶ指針となります。
「自分には 自分に与えられた道がある 広い時もある せまい時もある のぼりもあれば くだりもある 思案にあまる時もあろう しかし 心を定め 希望をもって進むならば 必ず道はひらけてくる 深い喜びも そこから生まれてくる」
これは、世界有数の電機メーカー パナソニックの創業者、松下幸之助氏の「道」と題する一文です。
皆さんが志を高くもち、道を選び、努力をして歩み続けるならば、自分の花を咲かせることができるでしょう。
 第二は、「世間から歓迎される生き方をしてほしい」ということです。
「自分」という言葉は、人が独自の存在であると同時に、また全体の部分として存在することを合わせて、できているのだそうです。
私たちは、個性ある一人の人間であると同時に社会の一員としての両面をもち、それを調和させて生きることが求められているということです。
自分の個性を発揮しているといいながら、実は我を、個人の思いを、ほしいままにしていることがあるのではないでしょうか。
いかに自分の個性を発揮しても、世間に迷惑をかけるような生き方は歓迎されません。
自分の個性を発揮して世間から歓迎されるような生き方をするには、自分の思いにとらわれず、接する人の心、思いに気づくことが大切です。
 東井義雄氏の「心のスイッチ」と題する詩があります。
「人間の目は ふしぎな 目 見ようという心がなかったら 見ていても見えない 人間の耳はふしぎな耳 聞こうという心がなかったら 聞いていても 聞こえない 頭も そうだ はじめからよい頭 わるい頭の区別があるのではないようだ 「よしやるぞ!」と 心のスイッチがはいると 頭も すばらしい はたらきを しはじめる 心のスイッチが 人間を つまらなくもし すばらしくもしていく 電灯のスイッチが 家の中を明るくもし 暗くもするように」というものです。
 どうか、卒業生の皆さん、新しい時代を担う人材として、心のスイッチをオンにして、絶えず自らを磨き、いのち豊かに、健やかに、自らの信じる道を歩まれるよう切に願っております。皆さんの輝かしい前途に幸多かれと念じつつ式辞といたします。

posted by 三田祥雲館 at 14:55 | 兵庫 ☔ | Comment(3) | 日記