2013年07月31日

「人博連携講座」楽しく頑張ってます! 〜自然科学への誘い〜

 「自然科学への誘い」受講者は、夏休み集中講座として人と自然の博物館で学習してきました。7月25日はキリンビール工場でのビオトープ池の生き物調査、26日は南公園での里山観察と草木染めを行ってきました。人博の先生から専門的な内容をわかりやすく・楽しく教えてもらっています。
7月25日 ため池の生き物調査
 人博からキリンビール工場へは、専用のバスで移動です。
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 午前中は絶滅危惧種であるカワバタモロコの個体数を調査しました。
まずは、ビオトープ池の5箇所にモンドリ(トラップ)を仕掛けます。さぁ、何匹捕れるかな?
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 カワバタモロコの個体数を数えます。全部で約650匹捕れました。例年よりも減少してしるそうです。メダカやドンコなども捕れました。
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 午後からは、タモ網を利用して、生き物調査をしました。捕獲の様子です。
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 さて、どんな生き物が見つかったでしょうか?2枚の葉の間に巣をつくるコバントビケラやユスリカ、タニシ、ヤゴなどが確認できました。
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 最後は、ご褒美に冷たいジュースをいただきました。
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 明日も里山調査がありますが、元気に頑張って下さいね。


7月26日 草木染めで学ぶ里山の植物の多様性
 人博から南公園(北摂三田校横)まで移動です。
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 南公園は三田市が管理している開発後の残存林です。ここから林に突入。
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 林の中で講師の先生から様々な植物について説明をいただきました。
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 午後は人博にもどり、草木染めです。一般参加の方々と協力して染めていきました。
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 植物によって、また媒染液によって染め上がる色が違います。
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 連日猛暑が続いていますが、充実した学習ができています。
この連携講座は、7月31日「自然学への誘い」で終わります。
posted by 三田祥雲館 at 21:38 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール

No10 1週間たちましたが・・・

今日も今日とて、いろんなことがありました。文化・語学研修はパースの進学校Willeton High Schoolで日本語選択生たちと交流したし、SSH科学研修は「パース天文台」で見学・実習を行いました。

書きたいことはたくさんありますが、明日においといて・・・今日は研修開始からちょうど一週間ということで、感想を交えて研修生の今をお送りします。(何だよ、それを早くやってくれよ、引率者の長い拙文など読みたくないんだよ・・・という声が聞こえてきそうですが、気を取り直して・・・。)

毎日の登校はお弁当持ち。Homestay Familyお手製だったり、準備された材料を自分たちでサンドイッチにして持ってきたり。みんな、愛情たっぷりのお弁当で、英語研修で疲れた頭と体に効果てきめんです。
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お弁当にりんごが一個丸々入っていたり、ポテトチップスが袋ごと添えられていたり。日本の感覚からは???のことも多いようですが、若いみんながおなかをすかさないよう、気遣いが感じられます。
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中には「にんじんが好き」といったら次の日のお弁当に二つに割った生のにんじんがゴロリと入っていた研修生も。家に帰って、「ごめん、生のは食べられなかった」と素直に言って、理解を深め合う研修生もいたようです。率直に言う、異文化と関わるときにはとても大事なことです。(ちなみに、お弁当はLunch Breakに全部食べなくてはいけないわけではなく、午前中のTea Break(10:30前後の休み時間)などに気の向くまま、ちょっとずつ食べるのもAussie Style.)
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研修生のListeningの力が向上してくると、話すスピードを意図的に上げて、次の課題を設定するベテランHomestay Familyもいます。そういう環境の中で英語力の向上を実感したり、あと一週間、絶対がんばるぞと意気込む研修生の姿も見られます。
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放課後、ビーチ沿いに立つHomestay Familyの家に遊びに行って、エンジョイする研修生たち。自分のHomestayから遠くても、電車やバスを巧みに使い、行ったり着たりできるようになりました。しかも、「大丈夫?帰れる?」と心配する私に、「わからなかったら聞けばいいから、大丈夫ですよ」とは頼もしい。研修生の成長を実感する引率者なのでした。(そして、この急成長を目の前で見ることができる、これこそが引率者のmotivation(やる気)の源泉です。本当にうれしくなります。)
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では、研修生の声の一部を・・・(今日は日程の関係でSSH科学研修生のみが感想を書きました。文化・語学研修生の感想は明日以降に。悪しからずご了承ください。)

K.A.
It is difficult for me to study science in English. But I begin to understand English better.
ボーキサイトの鉱山や天文台など、自分が行ったことのなかった場所に行けて、自分の知らないことが多いことに気付けた。そして貴重な体験ができたと思う。
自宅以外の家で寝るのは大変だと思っていたけど、今回は疲れているのですぐ寝ることができた。

T.Y.
予想していたよりもずっと面白く、深い内容で驚きと喜びでいっぱいです!一番驚いたのはボーキサイト鉱山のずべてのスケールの大きさです。
とても優しく、楽しく、充実した生活を送っています。料理が上手で、食べすぎちゃいます。お父さんの軽快なjoke、そして、お母さんのwink、心を和ましてくれます。
I’m enjoying myself very much in Western Australia. I’ll bring a lot of memories back to Japan.

R.K.
パースモダンの生徒たちと勉強でき、鈴木ユウスケさんの話を聞け、とても貴重な体験ができました。
ホームステイ先では自分たち以外に中国の方2人とブラジルの方1人がおられ、3人とも英語が上手で最初は戸惑いました。しかし、ブラジル人のカルロスさんが僕たちが英語がまだ話せないのを特に理解してくれ、ゆっくり話してくれました。そういう気遣いが日本だけでなく、他の国の人からもしてもらえるのがうれしかったです。

K.A.
My homestay mother cooks very well.
ボーキサイト鉱山の大きなトラッとショベルカーに感動しました。また、現地の高校生との交流が特に楽しかったです。学部見学では電気自動車のモーターの興味を持ちました。
降りる停留所がわからなくて困っているとまったく知らない人が教えてくれました。こちらの人の親切さが心にしみました。

A.I.
ボーキサイト鉱山の見学が一番楽しかったです。これからの人生でも二度と見られないかもしれないと思い、この研修に参加して本当に良かったと思いました。
今はだいぶなれてきて、自分でも英会話能力が上達しているなと思います。英語が少し好きになりました。

K.S.
In the beginning, I couldn’t understand English at all. Now, I can understand English much better. I’m very happy and having a good time in Australia.
ホストファミリーはとても優しく面倒を見てくれて、とても楽しい毎日を送っている。たまに日本の食べ物を食べたいと思うことがあるが、こっちの食べ物はおいしい。
この海外研修に参加しなければ永遠に見ることができなかったり、聞くことができないであろうことがたくさんあって、来てよかったと思う。

R.K.
とにかく楽しい。ホストファミリーがいろんなところに連れて行ってくれるのが特に楽しい。

K.K.
はじめは大学の広さに驚いた。パースモダンの生徒たちと一緒に勉強したり、ボーキサイト鉱山で大きなパワーショベルなどを見ることができた。大変貴重な経験だ。
パースでサブウェイに入ってサンドイッチを注文したが、当然全部英語で一苦労だった。毎日が新鮮で飽きず、2週間では足りないぐらいだ。
日本に戻った後も何かに繋がるような研修にしたい。

これ以上補足しなくてもいいですよね。よい学校で、よい仲間と、よい題材で勉強する。帰ればよい家族がいる。本当にありがたく、幸せなことです。
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Super Science Boyたちの浜辺の湾ショット

ガイダンス部長のつぶやき in Perth
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これ、もらっちゃいました、研修生に。みんなで放課後に私がほしいと言っていたUWAのピンバッジを買いに行って、プレゼントしてくれました。今朝一番のサプライズで、心の底からうれしいと思っています。研修生の成長を間近で見られるだけで役得なのに、こんなことまでしてもらって・・・。教員になって本当によかったなと、しみじみ思いました。ありがとう。大事にします。
何のプレゼントか?ですか?恥ずかしいから、内緒です。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 19:37 | 兵庫 ☀ | Comment(2) | 海外研修

オープンハイスクール

7月31日(水)オープンハイスクールぴかぴか(新しい)1日目の午前の部がありました。
午前は篠山、神戸市の中学生、保護者の方、先生がこられました。約270名の皆さんに参加いただきました。ありがとうございました。
内容は、まず本校の紹介。カリキュラム、国際交流、SHH、探究活動、進路指導などについて説明がありました。
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その後体験授業がありました。授業の内容は国語、社会、数学、英語、理科、情報の体験授業がありました。
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体験授業の後は、自由に校舎見学や、部活動見学ができます。今年は、生徒会の生徒による質問会があります。本校生徒の生の声が聞けますので、何でも聞いてください。黒ハート

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今日もこれから午後の部が1部、2部とあり、明日もあります。手(グー)
三田祥雲館高校をじっくり目と見てください。
posted by 三田祥雲館 at 12:34 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | お知らせ

男子サッカー部日誌(7月20日)

7月20日(土)丹有地区リーグ戦
祥雲館VS篠山産業 午後2時30分キックオフ

この日も日差しが強く気温が高い中での試合となりました。
試合が始まると、前半からどんどんシュートを打っていきます!
そして、前半23分3年生SM先輩がシュートを決め先制点を奪います!
その後も26分に2年生KW君、35分にまたまた2年生KW君がシュートを決め、3ー0で前半終了。

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後半に入り暑さが厳しくなりますが、攻撃は止まりません!
後半5分に2年生KW君、14分に2年生FH君、23分2年生NJ君、29分3年生YA先輩がシュートを決めます!☆
こうして4ー0で後半終了。
結果7ー0で勝つことができました!わーい(嬉しい顔)

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ぴかぴか(新しい)本日のMVPぴかぴか(新しい)

2年生KW君
見事にハットトリック達成です手(チョキ)
3年生SM先輩
積極的なプレーを見せてくれました手(チョキ)
posted by 三田祥雲館 at 08:54 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | 男子サッカー部日誌

2013年07月30日

No.9 Interesting Things Are Everywhere 2 SSH科学研修

【SSH科学研修】
こちらは資源・エネルギーの研究中。Alcoaという世界中で操業している鉱山開発会社が経営するボーキサイト鉱山、アルミナ精製工場を見学に行きます。パースからほぼ真南に1時間半。見渡す限り牛、馬、羊・・・、牧場や原野が広がる地域にやってきました。目指すはPinjara(アボリジニの言葉で「低湿地」とか)にある鉱山(Mine)と精製所(Refinery)です。
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どこまで行けばいいのだろう・・・。と、突然、長〜〜〜いベルトコンベアが登場。聞けばボーキサイト採掘場から精製所をつなぐ25キロを超えるのだとか。三田から神戸までがちょうどそれくらいでしょうか。3本のコンベアをつないでボーキサイトを運搬します。
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いよいよ採掘場へ。世界一大きなパワーショベル(excavator)は1回に25トンをすくい、200トン積載可能のトラックに。もう、話の桁が違いすぎてよくわからなくなりました。ずいぶん荒っぽく、雑にやってるんだろうと思ったら・・・
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パワーショベルの先にはGPSが付いていて、どの深さにどんな成分組成のボーキサイトがどれくらい埋まっていて、どの深さまで掘ればいいか、数十センチ単位でコックピットの画面に表示されているのです。

機械の整備も欠かせません。適切にメンテナンスされなければコストがかさみますし、何より危険です。巨大なダンプのタイヤ1本400万円。そのほかにも、世界一大きなブルドーザー(しかも無人遠隔操作)なども使うため、採掘サイトの決定ひとつにも、燃料の量、精製所との距離などが緻密に計算されて決定されます。

そして、Alcoaがもっとも気を使うのが環境への配慮。以前のブログで、オーストラリアの検疫が世界でもっとも厳しいとお伝えしましたが、それは国内とて同じこと。特にWAは厳しく、水道供給局、環境保存局などの多くの部局が査察に入ります。Alcoaが開発する土地は政府の土地で、1年ごとに厳しい審査の結果使用許可が出されます。許可がなければ開発できない。少なくともあと50年は資源が埋蔵しているこの地で、持続可能性に配慮しながら採掘に取り組んでいます。

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採掘後は、植生を完全に元も状態に復元します。もともとあった植物種を100%元に戻すことが義務付けられています。この写真は20年前から復元されている土地です。原生林と見分けが付きません。

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原生林で立ち枯れ(Dieback)について話を聞く研修生たち。

さて、いよいよ、精製工場に行きましょう。次の写真は・・・とここで撮影禁止。Industrial Secret(産業機密/企業秘密)。残念ながらお見せできません。続きはAlcoaのサイトでどうぞ。

精製所内では、採掘されたボーキサイトが運び込まれるところ、不純物が取り除かれるプラント、アルミナ(アルミニュームの一歩手前の白い粉)に精製されるところなどを詳しく見学し、説明を受けました。WAでは電力供給量の関係でアルミナまでしか精製できないとか。「電気の缶詰」といわれるアルミニウム、いまは電力の安いインドネシアなどで精製されるケースも多い。ボーキサイトを掘ってから清涼飲料水の缶になって皆さんの手元に届くまで6〜8週間。長いのか、早いのか・・・。

そして、地質学、地盤工学、電子工学、機械工学、情報工学(GPS)、工業化学、農学、生物学、輸送工学、経営学、経済学などなどなどなど、鉱山資源開発がひろく自然科学とのつながりが強いことはもとより、その他の分野とも密接に関連していることが良くわかりました。どんな分野からでもアプローチできる・・・。わが国の将来を担う研修生にとって、進路を考える観点観点からも学ぶことの多い研修となりました。

また、開発には、自然に対する責任、社会に対する責任など、倫理やモラルが伴うことも痛感しました。資源小国日本をささえる科学者・技術者のタマゴにとって、資源採掘の現場を観察できたことの意味は大きかったようです。

帰り道、Golden Wattle(ゴールデン・ワトル)の黄色い花が咲いていました。これを見ると春を感じるのがオーストラリア。アカシア属のこの花は国花に制定され、黄色はナショナルカラーに。サッカー同国代表のユニフォームの色のモチーフにもなっています。(写真がぶれてすいません。結構なスピードのバス車内からとったものでして)。やはりここでも、「はーるよ来い」。
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ガイダンス部長のつぶやき in Perth
先日、Peter先生の授業が少しのびた。次にその教室を使う予定の人が抗議に来た、私に。「私はここの教師ではないから、私に言うな」といっても、なかなか引き下がらない。「もー、自分で言ってくれよ」と言って、Peter先生に直接交渉してもらった。
今日、「これから建築学の授業がここであるのですが・・・」とたずねられた。「んー、こまったね、でも、No one comes here but you. You might be wrong.(でもあなた以外、来ないよ。お間違えかも・・・)」と言って、事務所に確認に行ってもらった。
こういうことがちょくちょくおきる。私は悪くない。私に言わないでくれ。
ついでにパース市民よ、私に道を聞き過ぎだ。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 22:17 | 兵庫 ☀ | Comment(2) | 海外研修

No.8 Interesting Things Are Everywhere 1 文化・語学研修編

as well as ~という表現を覚えていますか?「A as well as B」で、「AもBと同様に」という意味だったかな?ということで今日の研修は「フィールドワーク as well as テキストブック」と題し、テキストの外に飛び出して「オーストラリア」に学びます。

【文化・語学研修】
今日の午後はKings ParkでWild Flowersを観察しながら、WAの植生を学習します。

ところで人間は水のないところでは暮らせません。逆に言うと、水の得られるところなら地球上のほとんどの場所に人間が暮らしており、地理学的にはエクメーネ(Ökumene=ドイツ語)と呼びます。一説には地球上の88%がエクメーネだといわれており、夏の乾燥が強いとはいえParthにも古くから先住民(indigenous people)であるアボリジニ(aborigines)が暮らしていました。

(この表現が正しいかどうか・・・。そもそもaboriginesという語自体が「先住の民族」という一般名詞だったりするので、上の文章は『先住民である先住民が暮らしていました。』となるのです。政府関係者と話すとき、彼らは必ずindigenous peopleを使いますが、本ブログでは便宜上「アボリジニ」と標記します。悪しからず。)

パース周辺は地下水が豊富で、それがアボリジニの居住を可能にしました。彼らは定住生活を送らなかったといいますから、食料や水を求めて移動していたのでしょう。キングスパークはそんな時代からの原生林を残しながら、一部を手入れの行き届いた植物園に整備し、観光客のみならず地元のパースっ子たちの憩いの場となっています。

その広さは4平方キロを超え、これだけの自然を残した公園が人口150万人を超えるthe Capital City(州都)の中心から徒歩でも20分の距離にあるとは・・・。キングスパークのすぐ北側には政府の主要機関の入るビルが建つが、違和感なく程よいコントラストで馴染んでいる。人口と自然、歴史と現在、忙しさと静寂とがこれ以上ないバランスで共存する不思議な魅力が、私を(研修生も)魅了します。


ツアーガイドのAnnaさんの案内でBush Walkが始まります。小雨、霧雨、何のその、いやいや、地中海性気候の冬ですもの、少々の雨は覚悟の上です。CELT帰着後に聞くと「傘を差すほどでもないですよ。きもちいい、きもちいい。」君たちもパースっ子になってきたね。いいよ。(ご安心ください。風邪を引いているのは引率のT教諭だけです。私も含め他34名は皆元気です。)降雨季の園内は緑に満たされ、ところどころに花が咲いています。
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コーンフラワー:花房がとうもろこしみたいです。
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カンガルー・ポー:カンガルーの手(paw)のようなのでこの名前です。WAの州花。
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ミントの香りがするPeppermint Tree。
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ちなみにユーカリの葉をこすると・・・ヴィックス・ヴェポラップのにおい。鼻づまりやせきが止まらない夜、胸に塗ってもらったスースーするあの薬です。ユーカリの成分だったのですね。

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こちらは英語の教科書でおなじみのBaobab tree(バオバブの木)。私にとっては星の王子様の木。星を爆発させるほどのパワーがありそうな気もする。

40000年前からこの地に暮らすアボリジニは、こんな木々の薬効も有効に使っていたとか。また、肉をとった後のカンガルーは防寒・雨よけに最適とか。
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雨でぬれた歩道。気をつけて、気をつけて。
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みんなで記念撮影。
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冬来たりなば、春遠からじ。冬のパースにも、花の季節のさきがけか・・・。

午後は2クラス合同で映画鑑賞となりました。「SAPPHIRE(サファイア)」という映画で、アボリジニの女の子4人がグループを組んで歌を歌い、ベトナム戦争当時のサイゴンで米軍を慰問して歩くという、実話に基づくお話。英語で映画なんか見られるの・・・?ご心配なく、字幕が出ます・・・英語で。ますます不安ですか?

そんなことはありません。だって、映画に引き込まれて、研修生の目から光るものがポロポロ・・・。

涙の前で野暮なのを承知で一言。面白い、興味深い、もっと味わいたいと思ったことに集中することが言語習得の一番の道なのです。もちろん教室も大事。でも、教室の外、テキストの外にも・・・。(私は野暮を嫌う江戸っ子の末裔なのに、つい一言多いんですよね。)

その2(SSH科学研修編)に続く。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 21:07 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | 海外研修

男子サッカー部日誌(7月19日)

7月19日・23日に祥雲館にて、三田学園BとのB戦「教育リーグ」が行われました!

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短い時間ではありましたが、お互いのチームにとってより良い試合となりました(^○^)

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暑い日が続きますが、熱中症等に十分注意し夏を乗り越えていきましょう!
posted by 三田祥雲館 at 09:52 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | 男子サッカー部日誌

2013年07月29日

NO.7 やるのはあなた〜主体性って何なんだ?

1 自己選択・自己責任に基づき主体的に生きる態度を育成し、積極的に地域社会に学ぶことを通じて規範意識や倫理観・正義感・人権を尊重する心を培い、調和のとれた人格の育成を目指します。

2 基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り、個性や創造性を伸ばし、自ら学び、考え、行動できる能力を培い、地域で、そして世界で活躍する人材の育成を目指します。

突然失礼しました。本校の教育目標です。「主体的に生き」て、「自ら」「行動でき」て、しかも、「世界で活躍する人材」を「育成」することが、本校のミッションなのです。本日のブログは、そんな観点でお読みいただけたら幸いです。

【文化・語学研修】
先週の金曜日は、カバシャム野生動物公園に行って、かわいいコアラをなでたり、ウォンバットと写真を撮ったり、おっかなびっくり大きなへびに触ったりして楽しいときを過ごしました。あぁ、オーストラリア、楽しかった・・・では済まないのが、CELTのプログラムです。

朝一番の授業で「先週の金曜日はちょっと雨が降って残念だったけど、カバシャム楽しかった?」と尋ねる先生に、「Yes.」。「じゃ、動物の名前、覚えてますか?いくついえるかな?」といって、ホワイトボードに絵を描いたり、「starting with W(Wから始まる動物ですよ」とヒントを与える先生に、「Kangaroo」「Koala」「Wombat」と調子よく答える研修生たち。12、3種類のオーストラリア区固有種(詳しくは昨年度ブログ参照)がホワイトボードにリストアップされました。先生の「どれが好き?」との答えに、圧倒的支持を得るのは「コアラ」。「コアラ触りました。かわいかった〜」と答える研修生たち。このあとに待つ、課題も知らないで・・・。

「では、自分の好きな動物を選んでください。一番好きなのでいいですよ。できれば、他の人と重ならないように・・・。」ここで研修生の表情は「???。」先生はおもむろに「来週の月曜日、そう、皆さんがCELTで勉強する最後の日ですね。その日に皆さんに選んだ動物についてプレゼンテーションしてもらいます。プレゼンテーションってことは、oral(口頭)発表ですよ。」と伝えます。一瞬不安になる研修生たちに、「大丈夫。調べる時間はたくさん取れるし、一緒にがんばりましょう。」と先生が励まします。

そう、だから今日の朝はコンピューターが完備された情報教室での授業だったのです。そういうことだったのか。気を取り直してパソコンなら・・・と画面に向かいます。が・・・当然全部英語。でも、先生方がこの距離で寄り添うから大丈夫です。アニマル・プレゼン(presentation on animals)は過去に先輩たちも乗り越えてきたCELTの卒業検定、できなきゃ居残りも・・・?旅程どおりに帰国できますようにと祈りつつ、調査活動を見守ります。
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情報教室が使えない間も、充実した学習が続きます。まずこちらは「Running Dictation」。教室の外に貼られた張り紙に書いてある文章を一生懸命覚え、室内に走って帰ってグループ・メイトに伝え、書き留めてもらいます。何度も何度も出ては入り、入っては駆け出してきて必死に文章を覚えます。
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秘訣は丸暗記に頼らないこと。内容を噛み砕いて自分の心の中でイメージ化し、グループ・メイトの前で再文章化するのです。が、なかなか・・・。出てきては口の中でぶつぶつ、もごもご言って、走り去るの繰り返し。書き留めるほうも、聞き取り力や正確なスペリングが求められ、楽しい中にも総合的な英語力が試される優れたアクティビティなのです。

次のアクティビティは「pronunciation domino」です。正方形のカードの各辺に単語が印刷されており、同じ発音を持つカードをつなげていくゲームです。はじめはおとなしく、「えーっと、これはアイって発音するから、これと一緒かな?」などと悠長にやっていますが、だんだん他グループとの競争を意識して、大きな声に出して発音し、グループの結束も強まります。
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午前中の授業は、ここまで。なかなか盛りだくさんで、疲れた頭を昼食でリフレッシュします。で、午後は・・・。

「Seven Wonders of Australia(オーストラリアの七不思議)」をテーマに、オーストラリアの豊かな自然を紹介した新聞の旅行広告記事から、ある地の魅力をアピールしたり、プロモーションするための英語表現を学びます。その中では、adjective(形容詞)とnoun(名詞)の関係を学習するなど、文法も興味を持って楽しく学べる仕掛けがあります。
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学習の締めくくりとして、スモールプレゼン大会をやったり、日本の都市をひとつ選んで紹介エッセー(記事)を書いてくる宿題が出たり。興味を高め、学習を深め、自分たちで取り組む課題が課される。すばらしい学習サイクルです。宿題などは、Homestay Familyとの夕食時の話のきっかけとしても使える仕掛けです。「実はCELTで宿題が出て・・・手伝ってください。」「With pleasure(喜んで)。」そんな会話が目に浮かぶようです。
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あなたが動かなければ、誰も動かない。プレゼンも、発音ゲームも、伝言ゲームも、宿題手伝ってのお願いも。

【SSH科学研修】
午前中は英語の授業、題材は先週木曜日の「Geothermal Energy(地熱エネルギー)」の続きです。位置エネルギー(潜在的エネルギー=potential energy)や運動エネルギー(kinetic energy)などの基本用語の復習から始まり、evaporation(蒸散)、saline(塩)、desalination(脱塩、淡水化)など、難しい用語の習得に進みます。

そして話は佳境に入り、海水淡水化システムに関する2つの方式(method)の比較になりました。「distillationはコストがかかるし、carbon emission(炭素排出量)が多い。今多くの国でreverse osmosis(逆浸透圧法)が使われています。でも、熱せられた地下水のエネルギーを使えたらどうなるだろう。考え方は3つあるよ。ひとつはsustainability(持続可能性)。いくら良い方法でも、ずっと続かなければ使えない。次はrenewability(更新可能性)。地下の熱水は、使用後に地下に返してやれば、また熱水のエネルギーとして使えますよね。最後はeconomic viability(経済的実現可能性)で、いくら自然に優しくても採算が取れなければ続けることはできない。S(sustainability)・R(renewwability)・EV(
economic viability)の中でよいバランスを取れるエネルギーが、本当の次世代型エネルギーなんだ。」

もう完全に、英語学習の域を超えています。難しい単語も辞書を使ったり、Peter先生の説明を真剣に聞いたりして乗り越えていきます。眼差しは真剣。そんな彼らに、「学ぶということは、知識を習得するのがスタート。でも、それだけじゃない。それを使って、何が正しいかを自分で決める。そして行動する。それが学ぶということ。君たちはまだ高校生だから、できるだけ多くのことを知ること。それが大事だ。そして忘れないこと。忘れないための秘訣は、常に自分の関心のある事柄に心を向けておくこと。いいね。わすれないでね。」とPeter先生。最後の授業と錯覚するような熱い語りかけに、研修生の表情がいつになく引き締まります。理系の彼らに地理を教える引率者、生徒の表情を見て、「私の授業でも、こんな表情させたいな」と少しうらやましくなってしました。
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午後は教室を飛び出て、工学部のFaculty Tour(学部見学)に出発です。SSH科学研修にはUWA工学部も全面的に協力していただいています。

「Nice to see you again. Well, we have a special guest, Yusuke(ユースケ). YusukeはUWA工学部の日本人のPh.D(博士研究員)で、地盤工学を研究しています。これからの時間は、私がYusukeにインタビューする形で進めますね。」工学部側の本研修の総合コーディネーター・Rob先生が進めます。この1年間、本研修プログラムの策定に私と一緒に取り組み、誰より研修生の顔を見るのを楽しみにしていたRob先生が、少しでも興味を持って聞きやすくなるよう工夫してくれたのです。途中で日本語が入るものの、使用言語は基本的に英語。Rob先生とYusukeさんの流暢なやり取りが始まります。
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Yusukeさんの学歴や研究のバックグラウンドなどが紹介され、実際の研究活動に話が及ぶと、身を乗り出すように話に聞き入る研修生たち。なぜWAに来たのか、英語はどうやって身に付けたのかなど、年齢が近いだけに研修生に与えるインパクトが違います。この分野で世界的にレベルの高い研究をしているUWAでどうしても学びたかったのだとか。しかし、英語が苦手だったYusukeさん。彼が選んだ道は、そう、われらが学ぶCELTで学ぶこと。自分たちが学んでいるCELTでこんなにすごい人が学んでいたのかぁ、と感慨深そうに話に聞き入る研修生でした。

講義が終わり、研究室や工房(workshop)見学に出発です。教室を出て廊下を歩きながら、「Yusukeさん、かっこいいよな。おれも、ああなりたい。」「英語で研究っていうのがいいよな。俺も来ようかな。」などと口々に言い合う研修生たち。お、刺激受けたな、いいよ。

ではここからは、写真を紹介しながら、一緒にFaculty Tourへの誘いです。

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Yusukeさんの専門領域である地盤工学の実験室。この機械が高速回転して遠心力で高圧を作りだし、海底の圧力環境を再現して、海底油田開発に使う部品の強度を検査したりする。UWAは現在2基を保有し、3基目を建造中。日本にもあるが、ひとつの大学に3基は世界でも少ない。

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UWA Tunnelと呼ばれる施設で、強力な扇風機(タービン)で強風を起こし、構造物の強度を測定する。25年前までは建築物の強度検査にも使われたが、現在はパイプラインの強度検査にのみに使用。安全ゴーグルをかけ中に入ってスイッチ・オン。風上に向かって斜めに立ったり、髪の毛が逆立ったり。最高風速は時速約19キロ。(「寒い」というのが引率者の感想。「え、そこですか?」と全員に突っ込まれました。)

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学部生だけでレーシングカーを作る研究工房。2007年にはレースで世界一位に。また、速さだけでなく、自分たちで創意工夫した部品がその斬新さで表彰されたりもしている。最高時速は100キロに達するが、問題はトップスピードよりacceleration(加速性能)で、カーブ後にどれくらい加速できるかが勝負の分かれ目。学部のイメージカラーのひとつ黄色の車体には、スポンサー企業のステッカーがたくさん貼られていた。

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古くなったレースカーを電気自動車に改造する工房。リモコン操作が可能で、付属のセンサーで自動的に障害物をよけることもできる。約80キロでの倉庫が可能。4本のタイヤそれぞれに独立モーターをつけて走行性を高めた次回作を作成中。

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こちらはNanofabrication Facility(ナノテク加工施設)。UWAの研究者はもとより、この施設を利用しにオーストラリア中から研究者が集まる。黄色い光の部屋は通称「Yellow Room」。そのまま。高感度のカメラに使用する基盤を作っており、紫外線が大敵のため、特殊な黄色のライトで照明。

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こちらは超高感度部品を作成する部屋。室内の空気の成分が厳格に管理されているほか、手前の機会には特別な気体がパイプで送られ、特殊なマイクロチップ(ナノチップ)を製作する環境を作り出す。数年前には暗闇でも完全カラー撮影ができるディバイスを発明し、米軍に採用された。

ところでさっきからアインシュタインによく似た老紳士が廊下を行ったり、来たりされています。「Rob、だれ?」「え、知らないの?あの人がNassibian博士だよ。」「だれ?」「この研究所の看板見ただろ。この研究所の名前になっている有名な先生だよ。写真とってもらったら?」そう、この研究所の正式名称はNassibian Nanofabrication Facility。写真、残念。

日本にいてもなかなかできない経験に、一同興奮気味。やはり君たち、SSH生だね。生き生きしているよ。そして口々に「こんな経験、この研修に来ないとできなかったね。」という研修生。皆、本当にいい笑顔です。I’m really pleased to hear it(それを聞いたら私も満足)。

Rob先生にも訳して伝えると、満面の笑みを浮かべました。「大変だったけど、やってよかったな。ありがとう。I’m so happy to work with you(一緒に仕事できて、うれしいよ)。」というと、「おんなじ気持ちだよ。キャリア教育の観点からも、良かったと思うよ。Naokiの専門だろ。でも、the programme has just begun(でも、まだプログラムは始まったばかり)。まだやることはたくさん残ってるよ。」Rob先生とTourにも同行してくださったYusukeさんにお礼を言って別れを告げます。

「どうだった?」CELTへの帰り道、こう問いかけました。「知らないことばっかりでした。」「知ることができて、良かった。」「進路に役立ちますよねぇ。」と研修生が口々に答えます。工学部にもいろんな専攻がある。外国で学ぶという選択肢もある。「生き方は知ってることからしか選べないって去年の講演会で聞いたでしょ。良かったね。何事も興味を持って自分から、だよ。」画竜点睛を欠くのはいけないと思って言った一言が、実は蛇足だったりするのが私の悪い癖です。一瞬、また言い過ぎたかな、と思ったが、私の言葉に大きくうなずく研修生に、成長を見た引率者でありました。

ガイダンス部長のつぶやき in Perth
毎晩、ブログを書いていて抱く、漠然とした不安。文章の長さと読んでいただける率は、反比例するのではないか。反比例するだろう。反比例するはずだ。反比例するに違いない。いや、明らかに反比例しかしない。
ネットって、不思議な感覚に陥るものですね。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 23:31 | 兵庫 ☔ | Comment(10) | 海外研修

女子サッカー部通信「走れ、祥雲館!」 活動報告(7月)

7/15(祝) vs北摂三田 宝塚東
 新チーム2回目の試合も豪雨の中の試合でした。
 北摂三田戦は、前半は雨のグラウンドに対応できず押し込まれる展開でしたが、ハーフタイムに雨のグラウンドでのチームとしての攻め方・守り方を決めると、後半はほぼ五分五分の試合展開になりました。ただ、技術面・体力面等で相手のほうが上回っており、悔しい結果となりました。
 宝塚東とは新チーム2試合目でしたが、集中力を欠いている時間が多く自分たちのミスが目立ちました。失点も多く、改善していく点が多く見つかりました。

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7/20(土) vs北摂三田 三田西陵
 この日は新チーム初の晴天での試合でした。
 北摂三田には前回負けているのでリベンジのつもりでしたが、今回も負けてしまいました。ただ、前回よりも良い動きができていたように思います。
 三田西陵とは新チーム初試合でした。結果は勝つことができましたが、内容はイマイチでした。プレッシャーのない状況でのミスが目立ち、自分たちで自分たちの流れを悪くしてしまうシーンが多々ありました。練習中から緊張感をもってやっていかいと今回のようなプレーが出てしまうので、今後の練習に活かしていきたいと思います。

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【夏休みの予定】
 8/3(土) 練習試合(vs三田西陵 啓明学院 @三田祥雲館 PM)
 8/7(水)〜9(金) 中学生合同練習会(AM)
 8/10(土) OG戦(予定)
 8/15(木) 練習試合(vs神戸FC @神戸総合運動公園)
 8/17(土)〜19(月) 合宿(豊岡市)
 8/21(水)、22(木) 練習試合(vs広島県立廿日市高校 @三田祥雲館)
 8/23(金) 練習試合(予定)
 8/25(日) 神戸親和女子大学主催8人制大会(@神戸親和女子大学)
 8/28(水) 練習試合(vs県立西宮 @西宮市民グラウンド)
 8/31(土) 丹有杯(予定 @三田祥雲館)
posted by 三田祥雲館 at 11:18 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 女子サッカー部通信

2013年07月28日

No.6 Sunday Breakfast

うららかな朝です。昨日までは荒天で波しぶきを上げていたスワン川も、いつもの穏やかな顔に戻りました。引率者もいつもより少し寝坊して、遅めの朝食です。
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大好きなスイカをほおばりながら、考えるでもなく、研修が始まってらの3、4日のことをが頭に浮かんできます。

「今日は日曜日。研修生たちはHomestay Familyとどんな時間を過ごしているのだろう。」

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こんなことがありました。7月26日、CELTでの研修2日目、自力登校初日のことです。

朝、2人の男子研修生がHomestay Fatherと共にCELTに登校しました。昨日もご挨拶したFatherでしたので、「どうしてまたいらしたのですか?」とたずねる引率者。

「いやぁ、知らない街でバスに乗ったり電車に乗ったり、不安なものだよ。いくら説明されたって、わからないかもしれないだろ。日本人は奥ゆかしいから、あまり何度も聞くと迷惑になると思ってしつこく質問してこない。だから、こうやって一緒に来て道案内するのが一番いいんだよ。」と答え、片目をつぶってみせるFather。
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「いやぁ、ご親切にどうも。」「自分の子どもや孫のためなら、大変だって思わないだろ。それと一緒さ。もう40年も前になるけど、パラグアイに住んでたときは、バスの乗り方もわからなくて心細かったよ。そんな思い、させられないだろ。だから今でも、スペイン語しゃべれるよ。あと、ドイツ語とフランス語と。私も若いときは世界中を旅して回ったものさ。」私が「Muchas Gracias(どうもありがとう)」とお礼を言うと、「De nada(どういたしました)」といって、帰っていかれました。

そして下校の時間になり研修生と雑談していると、またそのFatherが現れました。帰り道も同じようにしてくださるとのこと、本当にありがたいことです。
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こんなこともありました。7月25日、Homestay Familyと始めて対面したときのことです。

「Thank you very much for coming to collect my students. で、明日は・・・」と続けようとする私の言葉を、「No worries.ちょっと、水、持ってない?この子、のど渇いてるのよ。」サングラスを頭に載せた気風のいいMotherがさえぎります。Motherというより、「おかあちゃん」という感じです。

見るとおかあちゃんの横で、小学校の制服を着たかわいらしい男の子が、カラのペットボトルをくわえて立っています。完全に迫力負けした引率者はあわてて「Y,y,y,yes, I have water.えーっと、彼のボトルに、入れたらいいですか?」といって、水を移しながら、「水、持ってて良かったぁ。ないなんていったら、首絞められそうだもんな。」とは心の中のつぶやき。間をつなぐように、「How old are you, boy?」と聞く私に男の子はモジモジ。そりゃ、急に知らないおじさんに話しかけられたら、そうなります。

と、次の瞬間、「48歳?37歳?聞かれてるんだから、さっと答えなさいよ。」と男の子をたしなめます。ごめん、いらんことを聞いたせいで、この子が怒られちゃった。男の子が「I’m 6・・・.」というが早いか、「Thank you for water.助かったわ。じゃ、生徒、連れて行くわよ。」
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聞けばこのおかあちゃん、13歳(M)、11歳(F)、6歳(M)の2男1女の母親だとか。急に3人のお兄ちゃんになってうれしそうな研修生2人を見送ります。でも、大丈夫かな。明日は研修生たちが自力で登校だぞ。バスの乗り方、ちゃんと教えてくれるのだろうか。「男でしょ、自分たちでがんばりなさいよ。」とか言われそうだな。ま、そうなったら、がんばれ。

次の朝、おかあちゃんの姿がありました。「連れてきてくれたんですか?」「そう。心配でしょ。英語にもまだなれてないし、いくら説明したって、私が親なら心配だわ。週末には一緒にバスに乗って、練習よ。」いやぁ、ちょっとでも疑ってすいませんでした。心の中でお詫びしながら話を聞き、こういうおかあちゃんならいい子に育つと確信した引率者なのでした。

Homestay Familyは文化的背景も家族構成もばらばら。しかし、研修生への愛情は、どの家族にも共通しているようです。こんなHomestay Familyとなら、楽しい日曜日に違いありません。

                  ☆    ☆    ☆

それにしても冬にスイカか、季節感、ないな。日本の21倍の広さのオーストラリアは、北の端が熱帯にかかります。WAだけでも日本の7倍。冬でも、スイカがとれるのです。

あ、いかん。好物を食べながら文句を言ったら、ばちがあたるな。緊張と疲れで神経がとがっているようです。反省。おいしいから、いいか。

日本もいい、オーストラリアもいい。口の中に広がるスイカの甘さに、両方のよさが染み出してきました。

週末だもの。私も少し、楽しもう。

PS 写真は撮りためたものを順不同で貼り付けました。悪しからず。

ガイダンス部長のつぶやき in Perth
以前、オーストラリア人、イギリス人、アメリカ人から日本人の居眠りをからかわれたことがあった。電車でも会議でも、良く寝るよね。しかも降りる駅に来ると目が覚めるでしょ。ヘンだよ、と。
それ以来、パースに来るたびに本当に居眠りしないんだな、あんたたちは、と目を皿のようにして観察している。
そして今日、電車のっていたら・・・、あ、いた。いるじゃないか。結構ぐっすりだぞ。今度私をからかった彼らに会ったら、言ってやろう。
降りがけにチラッと覗くと、彼は日本語の本を持っていた。そして、ふっと目を覚ますと、「あ、ヤバイ、降りなきゃ」と日本語でつぶやいて足早に立ち去った。日本人だった。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 19:20 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | 海外研修

2013年07月27日

No.5 本邦初のSSH科学研修

Homestay Familyと終日過ごす最初の週末。天気が悪くちょっと残念な感じもしますが、長旅の疲れを癒すにはちょうどいいかななどと思いながら、ここ数日のことを振り返っています。

ということで、昨日7月26日(金)のSSH科学研修のご報告です。

【SSH科学研修】
集合はCELTのFoyer(玄関ロビー広場?とでも訳しましょか)に8:45 sharp!!という約束でしたが…8:30全員集合完了。Fantastic!

今日は一日Main Campusにある工学部棟・物理学部棟での実習です。と、その前に、今日の午前中、一緒に勉強するPerth Modern School(PMS)の生徒の皆さんとの顔合わせ。(PMSについてはhttp://www.perthmodern.wa.edu.au/を参照してください。)州内トップクラスの優秀な生徒を集めて質の高い教育を提供するPMSから、科学と日本語を同時に専攻する9人の生徒たちがやってきます。

UWAの学生団体が今日のために開発した「資源エネルギー」に関する体験プログラムを、祥雲生とPMS生が1対1の2人グループで学習していきます。「学生団体」とはいってもサークルのようなものではなく、研究や社会貢献を行う準公式の組織体です。

はじめのプログラムはThe Society of Petroleum Engineers(SPE)による「油田・天然ガス田開発」に関する講義とアクティビティです。まずは講義をしっかり聴き、振り返りテストで理解度を測定します。「どれが正しいのかな」と相談する各グループに1人ずつSPEの学生スタッフが入って、講義でわからなかったところを懇切に説明してくれます。学生スタッフが答えを間違えたりもして、会場が笑いに包まれ、なごむ場面も。
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講義が終わると、アクティビティです。2つのプロジェクト課題が与えられ、グループで協力して課題解決を図ります。

1つは「石油流出による海洋汚染を食い止めろ」。水を張った水槽に着色したサラダオイルを流して石油流出に見立て、協力して除去を試みます。与えられた道具は3連に結んだ輪ゴム、脱脂綿、キッチンペーパー、そしてその辺からとってきた「草(芝生)」。輪ゴムで表面の油を端に寄せてキッチンペーパーに吸わせたり、草を油の真っ只中に突っ込んで付着させたりと創意工夫を重ね、アイディアを出し合って格闘しています。
実は、輪ゴムは「オイルフェンス」、キッチンペーパーや脱脂綿は油の吸着剤というように、流出事故対策に実際に使われるものを模しているのです。じゃ、「草」は?沿岸部の流出事故では、特殊な植生を使って処理する方法があるそうで、そのことに気付かせる仕掛けだったのです。(ただ、生徒は誰も気付かず、答え合わせのビデオを見て驚いていましたが。)
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もうひとつは「海底油田開発のための強固なプラットフォーム建設」。ストローを鉄筋に見立て、粘土を使って組み合わせながら構造物の強度について体験的に学習できるアクティビティーです。強度を高めるには2本のストローを束にして・・・と、ここで「筋交い」を入れることに気が付いたのは、祥雲生でした。地震国・日本ではみんなが知っているこの知恵をPMSの生徒たちと共有していきます。
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協働作業の副次的効果として、講義のときは硬かった双方の生徒の表情にも、笑顔がのぞくようになりました。

ところで、なぜ「油田・天然ガス田」開発の学習なのか。2012年の統計では、オーストラリアは対日本の液化天然ガス(LNG)の最大の輸出国(largest supplier)になりました。そしてここ西オーストラリア州(WA)の北西沿岸海底油・ガス田(the North-West Shelf)が国内最大規模のものなのです。LNGは都市ガスのほか、火力発電の燃料としても多く消費されており、原発政策の先行きが不透明な現状にあって、その安定供給が最重要課題となっています。それを友好国・日豪の若者が共に学ぶ姿に、心強さを感じる引率者でありました。

次は、The Australasian Institute of Mining and Metallurgy(AusIMM)という団体による鉱産資源開発についての模擬体験「Mining Games」です。ちなみにMetallurgy(メタラジー)は冶金とか金属精錬という意味ですので、鉱産資源採掘から精製までを総合的に研究している学生団体ということになります。掘って出ないものはないといわれるほど資源に恵まれたWAで学ぶには、またとないテーマです。

講義も早々に、模擬体験へ。(ところで、学生さんたちはなかなかのスピードでプレゼンしていきます。研修生の理解を助けるために今日は引率者が同時通訳的に訳していきますが、頭がクラクラしてきました。)

今日のGameは「Gold Panning」。深めの皿の上に金を含んだ砂を載せ、水の中でゆすったりくるくる回したりする、あれです。金に見立てた直径7ミリほどの金属5枚を、砂の中から文字通り「洗い出す」のですが・・・これが難しい。砂と一緒に水の中に沈めてしまう者続出、本当の金なら大損ですね。あとで探すの、たいへんだろうなぁ、と何ともいたたまれない気持ちでいっぱいです。
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などと考えながら振り向くと、アクティビティーの合間に和気藹々と交流を深める双方の生徒たち。若いって、いいなぁ。
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最後はChemical and Process Engineering Clubという工業化学を専攻する団体によるHYSYS DEMO。これだけだと何のことかわかりませんが、要は石油精製に伴う化学反応をパソコン上で模擬実験しようというもの。2人ペアで1台のパソコンをシェアしてバーチャル実験を行います。有機化学、まだ学習してないだろうし、わかるかなぁ。と不安に思っていると、ここでも学生スタッフが化学式からソフトの使い方まで、親切丁寧に教えてくれます。そして、化学式は万国共通か・・・。理系科目が苦手だった私には手も足も出ませんが、「まぁ、ぼちぼちわかりましたよ」と研修生。さすがです。
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ここで、最後にSSH科学研修のUWA工学部側の担当者Rob Blandford先生から課題が課されました。内容は、海底資源開発に関するさまざまな課題を、日豪の生徒が協力して考えるというもの。今日と来週の金曜日の2回しか会えない生徒たちですが、工学部によってデータベースが作られて、インターネット(online)で情報を交換し合います。大学が専門分野の知識を提供した後課題を課し、双方の高校生が共に取り組む。国境を越えた高大連携、科学技術をベースにした日豪の先進校同士の協同学習、研究交流・・この研修が本邦初の試みなのです。

お待ちかねの交流ランチ。CELTの手配でサンドイッチやフルーツが用意され、一緒に楽しく食事です。「はい、祥雲生もPMS生も一緒に座ること。Please be seated together with SSH students and PMS students! Especially with your buddy student.」と言おうと思って室内を見渡すと・・・仲良く同じ席に付き、食事もそこそこに写真を取ったり、連絡先を交換したり、わいわいおしゃべりをして笑いあったり。はい、私が野暮でございました。
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PMSのAnt先生が「PMS students, let’s head off for school! (帰るよ)」と声をかけると、「No~. I don’t want to go back.(え〜、帰るのいや〜)」と生徒たち。複雑な表情のAnt先生に、「わかりますよ、同じ教師として。ここにいさせてやりたいけど、午後の授業もあるからねぇ」といってお互い苦笑い。See you next Friday, PMS students and Ant-sensei.

午後は「天文学」の講義とインターネット望遠鏡の実習です。UWAがWA教育省とタッグを組んで、州内の小中高生に質の高い科学教育を提供するために物理学部に設置した「SPICE」というセンターのPaul先生の講義です。天体検索ソフトStellariumの操作操作実習、屋上の望遠鏡見学などなど、盛りだくさんの内容です。
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この望遠鏡、インターネットで遠隔操作して自分が観測したい天体に関して、離れたところからでも画像やデータの取得が可能なのです。研修生には帰国後もずっと使用できるユーザーIDが交付されます。Paul先生に小惑星Sandashounkanの話をし、ちょっと暗すぎて観測できませんかねぇと言うと、「No problem.この望遠鏡は19等星までいけるから。日本からでも、観測できるようになるね。」と一緒にうれしがってくれました。
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さて、密度の高い一日が終わりました。「何言っているか、わかってきた?」とある研修生に聞くと、「まぁまぁですかね。だんだん聞きとれる語数が増えてきたような気がします。」との答えが引率者の一抹の不安をぬぐってくれます。教員として生徒を育てているつもりが、私が育てられているのかなぁ。「負うた子に教えられ」とはよく言ったものです。生徒と一緒に私も成長できる海外研修。たまりません。

ガイダンス部長のつぶやき in Perth
パースの名所、スワン川沿いのホテルに滞在中。さぞ景色も良かろうと窓を開けると、方向が悪く見えるのは駐車場と工事現場。ため息をついてカーテンを閉めながら、パース市内の建設工事の多さを思い出す。WAは資源に支えられて景気がいいんです。高給を求めて国内他州からの移住も多いらしい。うらやましいなと思いつつ、日本唯一の資源・優秀な人材の育成の大切さに思いをいたしておりました。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 13:47 | 兵庫 ☔ | Comment(1) | 海外研修

2013年07月26日

No.4 8時45分だよ、全員・集合!!


7月26日(金)のご報告

「みんな、迷わずにくるのか・・・。」毎年不安になる瞬間です。やっぱり昨夜はよくは眠れず、3〜4時間で目が覚めてしまいました。良く眠れないのは年齢なのかもしれませんが。

「なに不安がってるんですか。」とばかり、笑顔の研修生が登校を開始します。最初の生徒は8:20。授業開始25分前の余裕です。そして、おはようの挨拶もそこそこに、それぞれのHomestay Familyの自慢が始まります。家が広いとか、優しいとか、幼くかわいいHomestay Brothersと遊んだとか・・・。みな生き生きしています。その中で一番の自慢合戦は「ごはん」。ラザニア、タイ風カレー、パスタ・・・etc。そして、食卓では趣味の話をしたよ、とか、食後に東日本大震災の話題になって原発の是非について話し合ったとか。

実は毎年出発以来、機内食→機内食→機内食→ホテルの朝食→UWAの学食と出来合いの食事が続き、若い体はなんともなくても、心の中には寂しさを募らせている研修生が少なくないのです。そして、ステイ初日のHomestay Familyとの「あたたかな食事」に張り詰めていた気持ちが鎮撫されるようです。「家族のありがたみを・・・」という言葉は、飲み込みましょう。いうだけ野暮というものです。

ところで昨年度までの過去4回、登校初日に遅れた祥雲生は一人もいません。今年はというと・・・記念すべき第1号は今年も生まれませんでした。えらい。すごい。安心した。It’s amazing and I’m really proud of you all. 引率者もそろそろ日英チャンポンになって来ましたが、若く適応力の高い彼らは倍ぐらいのスピードでAussie化しているように見えるのは、私だけではないはずです。

ということで、SSH科学研修、文化語学研修とも、定刻どおりに全員そろって授業開始です!!(喝采)

【文化・語学研修】
午前中は教室での英語研修。到着2日目が一番つらいのは引率者も経験済み。眠く疲れた頭をフル回転させて課題に取り組みます。

一つ目のテーマは「How big is Australia?」。オーストラリアはとにかくデカイ。面積は日本の21倍にも及び、この西オーストラリア州だけでも7倍の広さを持ち、一説には世界で2番目に広大な面積を有する地方自治体なのだとか。そんなオーストラリアの地理を英語で学びます。

Morning Tea Breakをはさんで「Language in Australia」が次のテーマとなりました。アボリジニの言葉に始まり、オーストラリア特有の英語やスラングを学習していきます。「エイ」が「アイ」に発音が変わるオーストラリア方言は有名ですが、G’day, Mate(ゲダイ、マイ=よお)やCheers(チァズ=どうも)などはおおらかでフレンドリーなAussie気質に触れられるようで、引率者も好きなフレーズです。特にCheers!は私も多用しています。

そして昼食。愛情こもったHomestay Familyお手製のお弁当を顔をほころばせてほおばります。中にはHomestay Motherと一緒にサンドイッチを作った男子研修生もいたとか・・・。いいことです。

午後はお待ちかねの「カバシャム野生動物園」への全校遠足。実は毎年、祥雲館の研修に合わせて遠足の日が設定されて、全校挙げての大レクリエーション大会になるのです。ウォンバットに触れたり、オポッサムを抱いたり、ヘビ(たぶんPython=ニシキヘビ)を握ったりと大興奮。また、オーストラリアならではの羊の毛刈りショーやカンガルー・フィーディングで盛り上がりました。(オーストラリアの生態系については、昨年度の海外研修のブログhttp://shoun-hs.seesaa.net/article/283387007.htmlをご参照ください。)

では、写真です。
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心残りは天候です。今日のパースは昨日と打って変わってStormy Weather. 嵐のような風と瞬間豪雨が来たと思ったら10分後には晴天、というのを繰り返す一日でした。

SSH研修は、別便で明日レポートします。ま、盛りだくさんだったのですから・・・。

研修生たち、とにかく週末は楽しく過ごしてください。そして、月曜日にきらきらの笑顔を見せてくださいね。Have a lovely weekend with your homestay families!! 日本の皆さんも、Have a fantastic weekend!!

ガイダンス部長のつぶやき in Perth
オーストラリアの検疫は世界有数の厳しさらしく、Perth空港到着時には緊張する。無事通過できるか。もちろん研修団全員、食品や薬品、木製品などを持っていれば正直に申告している。毎年、係官の横に立ち通訳を買って出る。もちろん係官のためでなく、研修生のため。今年はなぜか心に余裕があり、係官と雑談した。
私:「みんな正直に申告してますからね、大丈夫。」
係官:「日本の学生はいつだって大丈夫。ホストファミリーへのお土産にお箸を持ってきたり、みんなに食べてもらいたいと思って日本の食材をほんの少しもってるだけだから。本当に優しいわね、日本の若者は。だから日本が好きなの。」
じゃ、なんであの子のスーツケース開けて調べたの?お役目とはいえ、ご苦労様です。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 21:30 | 兵庫 ☔ | Comment(2) | 海外研修

野球部日誌 ★野球部10回生卒部式★

7月21日(日)本校食堂にて、10回生の卒部式を行いました。保護者会の方が用意してくれた1年間の映像を見ながら食事をしたり、3年生からのメッセージをいただいたりしました。また、卒部生から保護者への感謝の言葉と記念品の贈呈では、常に支えてくれている保護者の有難さを、改めて感じることができました。これから、3年生は進学という大きな目標に向かって努力していくと思いますが、野球部で培った精神力で必ず達成してくれるものと信じています。
新チームは、スタートしたばかりですが先輩方に少しでも近づき、そして追い越せるよう努力していきますので、これからもご声援よろしくお願いします。

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posted by 三田祥雲館 at 06:29 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | 野球部日誌

No.3 さぁて、いよいよ、大学です

No.1の大学速報の続報です。

「腹が減っては何とやら。」で、眠い目をこすりながら朝食です。それにしても、「せんせい〜、調子が悪くて、食べられませ〜ん。」とか、「朝はいつも食べられないんです。」とか言う研修生が一人もいない。朝ごはんを食べるなど当たり前のようですが、長年教員をしていると、これがどんなにすごいことかわかります。いつも規則正しい生活をしている証で、引率者は3人とも研修生たちのご家庭の教育力に敬服です。
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8時20分、SSH号、文化語学号に分乗し、西オーストラリア州立大学(The University of Western Australia, UWA)英語研修センター(The Centre for English Language Teaching)
に向かいます。緊張の面持ちなのか、眠いのか。ま、みんな顔色もいいし、いざ出発だ。
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到着すると、早速、入校式とオリエンテーション。この研修全体のプログラムを一手に引き受けて組み上げ(put together)たMatthew先生(特別プログラム担当マネージャー)のご挨拶のあと、各クラスを担当する先生方からのレクチャーです。バスの乗り方から昼食のカフェテリアの使い方、CELTでの一日の時間の過ごし方、本校専用に作成されたテキストの概要まで丁寧な説明で安心できます。最重要ポイントは引率者からの日本語解説も交えて、きっちり確認していきます。
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その後、キャンパス・ツアーに出発です。CELTのあるNedlands Campusのあとは、Main Campusも巡ります。教室の確認をしたり、構内にあるさまざまな建物を見たり、時にはキャンパスに棲みつくクジャクに遭遇したりと大興奮です。とくにSSH研修はMain Campusにある工学部での授業も多いため、広大な敷地の中で自分たちの位置を確かめながら慎重に道順を覚えていきます。それにしても、美しくてひろい。ふだんからあの校舎で学ぶ祥雲生からため息が漏れるぐらい素敵なキャンパスなのですから・・・。
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カフェテリアで昼食をとり・・・うわ、お昼のリラックスムードの写真を撮るのを忘れた。すいません。フライドポテトに夢中でした。お昼の風景は、明日以降にまた・・・。

で、午後1時、本格的に授業が始まりました。

【SSH科学研修】
Peter先生は、これまで大学で理科や数学を教えてきました。同時に留学生への英語指導の資格も持ち、その経験も豊富です。まさに本校SSH研修にふさわしい、サイエンスを英語で教えることのできる先生です。

今日のテーマは「Geothermal Energy(地熱)」。当然英語で。energy、geothermal、fossil fuelなどなどのボキャブラリーの習得から始まり、熱交換装置(heat exchanger)の仕組みなど先端技術にまで話が及びます。

ところでPeter先生の授業は本当にエネルギッシュ(energetic)で、テーマにぴったり。位置エネルギー(潜在的エネルギー=potential energy)や運動エネルギー(kinetic energy)などの物理法則はみずからいすから飛び降りての実演です(一つ椅子の座面を壊しました)。また、VTRを使って視覚的イメージをつかみながらリスニング力も同時に鍛えて行きます。
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一番上:椅子から飛び降りる(落下する)Peter先生

実はこれ、州内の高校生が先端科学技術を学習することを目的にUWAが開発したテキストを、CELTが外国の高校生向けに語学習得の観点を踏まえて再編集したまったくのオリジナル。Matthew先生(もともとは英語教育の専門家)とTecla先生(CELTのベテラン英語Teaching Staff)がCELTの威信をかけてつくりあげたものなのです。つまり、このテキストでこの授業を受けるのは、日本どころか、世界で研修生が始めてということになります。(ちなみに、テキストには「ここで教師は椅子から飛び降りる」とはかかれていないようです、悪しからず・・・。)

授業の最後にはMatthew先生が来室し、明日以降の連絡です。明日は工学部での授業を、西オーストラリアの伝統ある公立高校で、高い能力を持つ生徒たちが学ぶPerth Modern School(PMS)の生徒さんたちと一緒に受けます。ちなみにPMSは過去にオーストラリア連邦の首相を2人も輩出したことのある優秀な学校です。

そして、PMSの生徒たちと2人2組でMatthew先生から課されるプロジェクトをこなします。実際にPMSの生徒に会うのは明日を含めて2回だけになる予定ですが、インターネットを通じて協働作業を進め、任務を完遂することになっています。ちなみに、PMSの生徒は日本語で、研修生たちは英語でやり取りを進めていきます。
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【文化・語学研修】
文化・語学研修は24人の参加者を、性別、学年をバランスよくミックスして2クラスに再編成し、Heila先生、Laura先生、Louise先生による完全少人数制で指導を進めます。あれ、数が合いませんね。そうです。2クラスに3人という手厚い教員配置で、必要に応じてTeam Teachingをしたり、個別指導をしたりしてきめ細かなサポートが展開されるのです。Native Speakerによる複数指導はなかなかないですよ。しかも3人とも指導経験豊富なベテランで、何と贅沢な。祥雲生になりたいなぁ、と思ってしまった引率者です。
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文化・語学研修の今日のテーマはズバリ「How to Live with an Australian Family」です。食事の習慣、家の構造、お風呂の入り方、オーストラリアの人々の一般的な価値観などを英語で学びます。それにしてもさすがはベテランの先生たち、発問の仕方や生徒との授業中のコミュニケーションのとり方など参考になることばかりで、引率者にとっても良い研修です。いやぁ、うまい。

本題に入る前の英語の耳慣らし、口慣らしのアクティビティーにもプロの技が光ります。「あなたたちは何を『する』のが好きですか。これを『する』のがすき、と思う動詞を3つ書いてください。」「書けたら隣の人の動詞を見て、聞きたいこと、質問を考えてね。」動詞が鍵を握る英語ならではの発問です。生徒の様子を見て、「ちょっと難しいですか?えーっと、○○さんはswimが好きと書いているので、たとえば ”Where do you usually swim?”とか”Who do you swim with?”とかね。どうですか?思いつきますか?」とヒントを与えながら、生徒が持っている力を引き出していきます。すると、研修生たちができるようになっていくから不思議です。さすがです。
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4:00からHomestay Familyの皆さんと「ごた〜いめ〜ん」です。平日の4時などという出にくい時間のお迎えに、心からの感謝を伝え、研修生たちを乗せた車に手を振ります。といっても皆さんバラバラの時間に、思い思いの方向からやってくるので、一組消え、二組消えで、最後のペアがいなくなったのが5時近くになりました。
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あたらしい家族に照れながらごあいさつ。急にかわいい妹・弟ができてうれしそう・・・

大学からの帰り道、半円の鮮明な虹を見ました。しかも、すぐそばにもう1本の虹が同時に現れ、珍しいDouble Rainbowとなりました。今年の研修も、いいことがありそうだ。
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いまごろ(今はこちらの夜11時を少し回ったところです。)は、みな夢の中かな。では私もそろそろ・・・って眠れるかな?長旅で疲れてはいますが、明日は自力登校初日です。ドキドキしますが、彼らを信頼して、全力で眠りにつく努力をします。おやすみなさい。


ガイダンス部長のつぶやき in Perth
ホテルまでの帰り道、南十字星を見た。役得だと思って、年甲斐もなくうきうきした。その直後、「沖縄からでも見えますよ」といわれた。そうなんだ・・・。聞かなきゃ良かった。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 00:38 | 兵庫 ☔ | Comment(2) | 海外研修

2013年07月25日

No.2 西オーストラリア州海外研修 SSH科学研修 文化語学研修が始まりました

さて、時間は戻って、海外研修出発当日のご報告です。

 7月24日(水)、朝から雨模様の三田を後に、関西国際空港に向かったのは朝6時。正確には、研修生の協力で予定10分前の5時50分に出発しました。多数のご家族、本校教職員の見送りに手を振る研修生の表情は、笑顔の中に出立(しゅったつ)の高揚感が満ちています。さて今日から2週間、どんな経験をして、どんな成長を遂げるのか・・・引率者の毎年の楽しみで、ワクワクがとまりません。

 今年は、SSH科学研修が始めて西オーストラリア州(the Western Australia, WA)での開催となり、同日程の文化語学研修とあわせて総勢32名+3名の引率者で大変な大所帯です。ただし、同日程といってもSSH科学研修と文化語学研修はまったくの別メニューが準備されています。(研修詳細は後日、徐々に)

 香港で乗り換えです。温帯冬季少雨気候(Cw)に属する香港の夏は雨季。天気は雨で、香港国際空港に向けて高度が下がると、不安定な気流が機体を大きく揺らします。それにしてもこの機長、うまい。この荒天でこの滑らかなランディングです。飛行機マニアの引率者にはたまりません。

 到着した香港空港はスポーク路線で世界中とつながり、世界中の人々が文字通り行き交うMulticulturalで巨大なハブ空港です。でも移動は動く歩道で楽チン楽チン。2時間近い待ち時間も、さまざまなショップを見て回るだけで飽きません。

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上:動く歩道でご機嫌の研修生たち   下:颯爽と飛行機からおりる眠そうな研修生たち
 
 あらら、ここで小トラブル。荒天の影響で出発が50分近くのDELAYが発生し、機内でおとなしく(居眠りをしながら)待機です。

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上:香港−パースはエアバス330型機で(うれしい)   下:待ち時間も楽しい楽しい

 ということで、パース到着も、ホテル到着も遅れ、もうすっかり深夜の投宿です。ということで、明日に備えて早く寝ることです。研修生諸君もへとへとのようで、「早く寝なさいよ、静かにね」という注意は必要ないようです。Have a good sleep and see you tomorrow morning at 7:00!(これ以降の時刻表示はすべて、現地パース時間=日本−1時間となります。)

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上下とも:パース空港に到着 入国審査前の研修生たち

 さて話しは今朝に戻って、関空到着直前のバス車内での、引率者からの出発前最後のお説教として、期待をこめ、3つの願いを語りました。

1つは、自分のことは自分でする、何かあったら自分から言う。ありきたりですが自立心を養ってほしいと思ったからです。ついつい先回りして世話を焼きすぎてしまうのは私の教員としての未熟さの表れですが、自戒の念もこめてそう話しました。
 
2つ目。高校生が2週間家庭を離れて暮らすのは、日本国内でもなかなかできる経験ではない。しかも、よそ様の家庭にお世話になるのです。ぜひ2週間のうち1度でいいから日本の親や家族のことを思い起こし、ありがたみをかみ締めてほしい、と伝えました。「え?1つ目の話と喰い違っていないか?」と思われますか?

引率者は「自立」とは、家族を含む自分の周囲の人たちと適切な距離をもって接し、自分の役割を自分で決めることのできる力だと考えています。程よい距離の中で、自分のことは自分でしたり、他人の力になったりもするし、逆に甘えたり、依存したっていいんです。なんでも自分でできたっていうだけでは本当の「自立」ではない。矛盾するようですが、「自立」って他者がいてはじめてできるものなんですよね。だから海外研修を、今までどっぷり甘えて浸かった家族のことを少し遠くから眺める機会にしてほしいのです。そのとき、本当に親のありがたみもわかるのでは、と。そしてそれがわかったときが彼らのTake-offなのだと思うのです。
 
最後は、とにかく健康に留意すること。「命あっての物種」という言葉の通り、健康でなければ充実した活動ができません。3つ目にして、最大のお願いであり、私たち引率者の最重要任務でもあります。
 
これから楽しい海外なのに、抹香くさい話で嫌がるかな?と思いながら研修生の表情を見ると・・・それまで友達とのおしゃべりに笑いあっていた表情が一変、シュッと真剣な眼差しに変わったではありませんか。口元も引き締まって。よしよし、君たち、見込みがあるよ。じゃ、2週間、みっちり・・・。(それにしても、ひさしぶりに教師らしいこと言ってしまって、なにやら照れくさい気持ちでいっぱいです。)

地中海性気候(Cs)のパースは冬の今が降雨季となり、やはり今日も雨降り模様。なんか今日は雨に付きまとわれています。気温10度。快適。明日からのAussie Lifeを夢見ながら、おやすみなさい。

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空港からホテルに向かうSSH研修のバス車内

ガイダンス部長のつぶやきin Perth
Perthのからすの鳴き方が変だ。「ぎゃー、びゃー」という声を発している。カラスの鳴き声は学習による伝播なのか。それとも調子が出ないのだろうか。そうならば龍角散をどうぞ。
N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 22:31 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | 海外研修

No.1 西オーストラリア州 海外研修 

昨夜、無事パースに到着しました。

生徒は少し疲れていますが元気です。今朝は6:30に起床し7:00から朝食を食べ、ホテルから西オーストラリア州立大学の語学センター(CELT)に向かいました。まず、オーストラリア人の先生4人の案内でキャンパスツアーに出かけました。
PETERはSSHプログラム担当、HEILAとLAURAとLOUISEは文化言語コース担当です。文化語学コースは2クラスに3人の教員を配置し、英語力の強化を図ります。また、PETERは理科や数学を大学で教えると共に、外国人に英語を教える免許を持つ、まさに今回のSSHプログラムにふさわしい先生です。たった今、午後からの授業が始まったところです。
また後ほど詳しく報告します。
posted by 三田祥雲館 at 15:27 | 兵庫 ☀ | Comment(2) | 海外研修

「天文高校生集まれ」に参加しました。(天文部)

7月15日大阪教育大学で行われた「天文高校生集まれ」に行って来ました!
祥雲館高校を含め、大阪、兵庫はもちろん、東は愛知、西は鳥取から100名を超えるたくさんの高校生があつまり、今までの研究成果を発表しました!私たちは小惑星2012DA14についてポスターを製作してポスターセッションをしました。他校の生徒と交流し、刺激を受けることができました。大変でしたが、また来年もいい成果を発表できるように頑張りたいと思いまするんるん

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posted by 三田祥雲館 at 08:22 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール

2013年07月24日

全校集会

7月19日(金)夏休み前に全校集会がありましたぴかぴか(新しい)
校長先生のお話がありました。

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表彰伝達ぴかぴか(新しい)
放送部
第60回NHK杯高校放送コンテスト
秋口さん  県予選
谷掛君   県予選、県決勝進出
出口さん  県予選、県準決勝進出

天文部
日本地球惑星科学連合2013年大会 努力賞 「2テーマ」

水泳部
正阿彌さん  丹有 女子総合3位
羽田さん   県 女子200m個人メドレー7位、女子400m個人メドレー5位
なお、羽田さんは丹有大会で、女子100m自由形、200m自由形、400m自由形のすべてで大会新記録を出しています。県大会では、先ほど表彰していただきました女子200m個人メドレーと400m個人メドレーで良い記録を出し、近畿大会への出場を決めています。

陸上競技部
文山君   近畿 男子200m 8位
藤野さん  県  女子走り幅跳び 2位、近畿 女子走り幅跳び 2位 
なお、藤野さんは、今表彰されました近畿大会2位の結果により、7月30日から大分県で行われるインターハイに出場します。
また、陸上競技部は、先日行われました第81回 兵庫陸上競技選手権大会で、男子4×100mリレーにおいて、42秒97の記録で兵庫県5位になり、近畿選手権大会への出場を決めています。リレーのメンバーは、神君、文山君、森岡君、橋本君です。
なお藤野さんは、この選手権大会でも兵庫県2位の成績をあげ、近畿選手権大会への出場を決めています。

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全国近畿大会出場者の壮行会ぴかぴか(新しい)
全国・・・天文部。陸上競技部 藤野さん走り幅跳び。
近畿・・・女子バレー部。陸上競技部 文山君他、4×100mリレー。
     水泳部 羽田さん200m個人メドレー・400m個人メドレー。

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新生徒会認証式ぴかぴか(新しい)
新しい生徒会の認証式がありました。

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ALTの先生、離任の挨拶ぴかぴか(新しい)

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2年間お世話になりましたALTの先生が離任されます。とても日本語がうまくなられました!英語もたくさん教えてもらいました。ありがとうございました黒ハート
posted by 三田祥雲館 at 14:09 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | お知らせ

避難訓練

7月19日(金)に避難訓練がありました。手(グー)
ちょっとしたハプニングもありましたが、生徒たちは迅速に行動していました。
そのときの様子です。

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最後に講話がありました。ぴかぴか(新しい)
posted by 三田祥雲館 at 13:55 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | お知らせ

「祥雲祭を終えて・・」(茶道部)

お久しぶりです。茶道部です!

報告が遅くなりましたが、茶道部では祥雲祭での「お茶会」を大成功のうちに終えることができました!
お越しいただいた皆様ありがとうございました。

そして3年生は、ついに引退となります。今までお世話になったたくさんの方々、本当にありがとうございました。
これからも茶道部は、ぴかぴか(新しい)ヤマトナデシコぴかぴか(新しい)を目指し、楽しくお稽古に励んでいきまするんるん

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posted by 三田祥雲館 at 10:02 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | クラブ情報(文化部)

「出張 星空教室 ゆりのき台小学校」(天文部)

私達天文部は、今月の13日土曜日にゆりのき台小学校にて「出張 星空教室」を行いました。今回の星空教室はボランティアグループ「ゆりのき子どもネットワーク」が主催する”体育館に泊まろう”という行事の一環として行われました。

晴れていれば月や土星を望遠鏡で観望してもらう予定でしたが、あいにく、天気は良いとはいえず、急遽、体育館にて星空教室を行うことにしました。プラネタリウムソフトを使って7月の星空の案内を行ったあと、秋から冬にかけ明るくなるアイソン彗星の解説や星空クイズで楽しみました。望遠鏡は使えず本当に残念でしたが、集まった50名程の小学生のみなさんは楽しんでくれたようで、ほっとしました。前日まで模試やテストで忙しく、充分に準備できていない状態での変更でしたが、ベテランの2・3年生と、天文部の新勢力である1年生が力を合わせてなんとか無事に星空教室を終えることができました。

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今回、お招き頂きましたゆりのき子どもネットワークの皆様、星空教室を聞いてくださった小学生のみなさん、保護者の方々どうもありがとうございました。みなさんが書いてくださった「はやぶさ2」へのメッセージはJAXAに無事届けましたので「はやぶさ2」の打ち上げを楽しみに待っていてください。

今回は望遠鏡で観望できず残念でしたが、よろしかったらまた星空教室の方にご参加下さい。この次は秋に開催予定ですので学校ブログや小学校に配布させていただいているポスターをご覧ください。今後とも、天文部をよろしくお願いします。
posted by 三田祥雲館 at 09:56 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール

2013年07月23日

野球部日誌 ★第95回全国高等学校野球選手権記念兵庫大会2回戦★

VS 淡路高校戦
7月14日(日)に淡路佐野野球場にて第95回全国高等学校野球選手権記念兵庫大会2回戦、三田祥雲館高校対淡路高校の試合が行われました。
1回、2回にO君(ゆりのき台中)とS君(けやき台中)のヒット、3回にT君(藍中)の二塁打、4回にN君(ゆりのき台中)のヒットと、各回でチャンスをつくりますが得点に繋がりません。4点ビハインドの7回、S君(けやき台中)の二塁打で出塁すると、O君(富士中)のヒットで1点返します。そして、9回ノーアウトからM君(ゆりのき台中)の三塁打で再び得点のチャンスをつくりますが得点に結びつけることができず、結果5対1で負けてしまいました。

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淡路という遠方での試合にも関わらず、たくさんのご声援ありがとうございました。この大会をもって3年生は引退することになりますが、今後とも三田祥雲館野球部の応援をよろしくお願いします。


posted by 三田祥雲館 at 08:53 | 兵庫 ☁ | Comment(2) | 野球部日誌

2013 西オーストラリア州 海外研修 第3回事前研修(7月18日)

週末をはさんでいよいよ西オーストラリア州へ旅立つ日が近づいてきました!

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今回の研修ではALTの先生に協力していただいて実践的な英会話を学びました。
シミュレーション画像を利用してチケットカウンター、機内、入国審査、税関、ホテル、ファーストフード店、お土産屋さんなどでぜひとも知っておきたい表現を練習しました。

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また後半では結団式で発表する英語での決意表明の準備を行いました。どんなスピーチが聞けるのか楽しみです。
posted by 三田祥雲館 at 08:50 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

2013年07月22日

近畿総合体育大会について(女子バレーボール部)

近畿総合体育大会についてお伝えします。

<開会式>
日にち:7月20日(土)
時間:16:30〜
場所:グリンアリーナ

<試合>
日にち:7月21日(日)
時間:9:30〜
場所:流通科学大学
対戦相手:
第1試合→好文学園(大阪)
第4試合→奈良女子(奈良)
第6試合

いよいよ3年生にとって、最後の大会になる近畿大会がスタートします。今まで練習してきたことが、存分に発揮できるように、精一杯頑張りたいと思います。そのためには、残された時間を無駄なく利用し、出場で満足するのではなく、1勝出来るように、26人全員が一丸となって戦いたいと思います。今まで関わってくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、コートを走り回ります。応援よろしくお願いいたします。
posted by 三田祥雲館 at 08:39 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | クラブ情報(運動部)

2013 西オーストラリア州 海外研修 第2回事前研修(7月11日)

今年も西オーストラリア州海外研修に参加する生徒が事前研修を受けて準備を始めています。第2回は西オーストラリア州政府代表部神戸事務所所長の平田典子氏を講師に迎え、兵庫県と西オーストラリア州との関係や研修先であるパースの様子についてお話を聞かせていただきました。

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日本との関係は古くは明治時代にまで遡り、南洋真珠の採取が行われていたそうです。また兵庫県とパースは1981年に姉妹州県となり民間レベルでの交流のモデルとなっているとのことでした。

後半は平田氏のリクエストにより生徒一人ひとりが今回の研修に参加する動機や目的について発表しました。

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研修の最後にはお待ちかね、ホームスティ先の家族の発表もありみんなの気持ちは一気に西オーストラリアへ向かった様子でした。
posted by 三田祥雲館 at 08:36 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

2013年07月17日

OCU Project ~ Sanda, Hyogo WIKIPEDIA ~

調べものをする時に何かと役立つWikipedia ウィキペディア、みなさんも利用したことがあると思います。 ウィキペディアは2001年1月にスタートしその年の5月には日本語版が始まり、現在285もの言語で運営されています。

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さて三田市に派遣が決まったALTが一番初めにすること、それは英語版のWikipediaを開いてCity of Sanda の情報を得ることだそうです。ところがこれまでの英語版の三田市のページは’History’ 一項目のみでほとんど情報がないという状態でALTは不安な想いのままやってきたのだとか。

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そこで今回3年次のOCUのグループプロジェクトとして英語版Wikipediaの三田市のページの編集を行うことにしました。Matt先生指導のもと編集のルールを学び、細かい作業を根気強く続けて1グループ2つ以上の項目について書き込みを完成しました!!

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ぜひ英語版WikipediaでSanda, Hyogoのページを開いてみてください。このページの項目2. Geography
〜14. Sister cities までは授業で生徒が作成したものです。

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You did a good job!!

Comments from Matt-sensei

I thought the students worked very hard on the Sanda Wikipedia page. I was very proud and pleased with the result. I hope that many visitors to Sanda find the information they wrote useful. I know that two of Sanda’s newest ALTs have already used the page to learn more about the town they will be living in. I hope the students are proud of their accomplishment and want to keep studying English.
posted by 三田祥雲館 at 07:59 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 祥雲の舎窓〜探究学習

2013年07月16日

Please join us for Shabe Lunch!

5月7日(火)からスタートしたしゃべランチ。お昼休みに人文棟1階A89(コモンルーム)でMatt先生とAnna先生を囲んでお昼ご飯を食べながら英会話を楽しんでいます。

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7月4日(木)まで36回、一日平均4人、のべ156人が参加してくれました!
ほぼ毎日参加した2人はリスニングも上達して自分から質問もどんどんできるようになりましたよ!

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さて、2年間お世話になったAnna先生はこの夏で母国イギリスに帰国することになりました。9月からは新しいALTをお迎えします。ぜひしゃべランチに来てみなさんで祥雲館のことをいろいろ教えてあげてくださいね!

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Comments from Matt-sensei:

This year’s shabe lunch has been great. We’ve met several new faces and welcomed back some familiar ones. I’ve really enjoyed getting to better know the students outside of class. I hope they’ve gained confidence in their English ability and feel comfortable speaking with other people in English. I hope that many of them will return in the Fall to share their stories from the summer. I’m especially excited to see how the student who visit Australia have improved their English. I’m looking forward to hopefully welcoming more new faces in the Fall.
posted by 三田祥雲館 at 08:07 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 国際交流・ESS

2013年07月11日

生徒会役員選挙

7月11日 3時間目ぴかぴか(新しい)

前期期末考査後、3時間目の時間帯に生徒会役員立候補者の立会演説がありました。

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生徒会長、副会長、書記、会計の演説と応援演説、常任委員の承認がありました。
厳粛な中、緊張した面持ちで、立候補者や応援演説者が話していました。

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さて結果は。。。手(グー)
posted by 三田祥雲館 at 17:25 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | お知らせ

2013年07月09日

天文部のたなばた

今年の七夕7月7日はよく晴れた空で、彦星(アルタイル)と織姫星(ベガ)はじめ夏の星座がきれいに見えていました。みなさんは夜空を見上げましたか?天文部では先週一週間、生徒会館に七夕飾りを出して生徒のみなさんに願い事を短冊に書き飾り付けてもらいました。

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「全国大会に行けますように」、「神戸大学現役合格」などの大きな夢に混じって、「欠点を取りませんように」「全科目平均以上」など試験中ならではせっぱ詰まったお願いごとも目立ちました。みんなの願いごとが叶うといいですね。
posted by 三田祥雲館 at 08:00 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール

2013年07月07日

「宇宙の館」〜祥雲祭2013(天文部)

6月21日・22日に行われた祥雲祭で天文部も「宇宙の館」として参加しました。
今年はポスター展示、天体写真の販売、ペットボトルロケット、プラネタリウムを行いました。
ペットボトルロケットは1日目は残念ながら雨のため中止となりましたが、2日目は天気も回復し、ロケットが発射されるたびに歓声をあげる子どもたちの姿を見ることができました。

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プラネタリウムは天文部長年の夢であるドームを購入し、よりパワーアップしたものをたくさんの方に見ていただくことができました。
これから天文部は1・2年生の新体制となってさらにパワーアップしていく予定です!
今後も応援よろしくお願いします!
posted by 三田祥雲館 at 22:00 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール