2013年08月02日

No.13 Super Science Boys @ Perth Mod.

SSH科学研修は朝からPerth Modern School(略してPerth Mod. パース・モッドゥ=PMS)を訪問し、バディたちと一緒に理科の授業に参加します。早速教室へ・・・。

PMSは州内で唯一、生徒全員が学力試験に合格して入学してくるいわば「talented(gifted) students=才能あふれる生徒たち」が学ぶ学校です。しかも、平均して学力が高いだけでなく、その中でも何かに秀でた生徒が多く在籍します。アートだったり、サイエンスだったり、外国語だったりと得意分野は多様ですが、互いに切磋琢磨して、高めあう気風にあふれる雰囲気が、校内を歩いているとよく伝わってきます(私も教員ですので、これはわかります)。また、生徒さんたちは廊下の地べたなどには座らず、かばんを教室の机の上に置くこともしません。たいへんしつけの行き届いたすばらしい生徒さんたちばかりです。

今、PMSのYear10の理科では「Human Health」を題材にして、各分野から人間の健康について研究しています。今日参加するのは「Chemistry(化学)」と「生物(Biology)」のクラスで、実験が中心です。

「化学」の授業では「Vitamin C(ビタミンC)」が人間の体に与える影響を学びました。その後、さまざまなメーカーのオレンジジュースを試薬に入れ、どれが一番Vitamin Cの含有量が多いかを測定する実験を行いました。

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手順書をよく確認して

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ビーカーの中でジュースと試薬をよく混ぜて

安全用のゴーグルも貸していただいて着用し、日豪協力体制で実験が進みます。そして答えは・・・正解。担当のAlex先生のもほめられ、上機嫌です。

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右側の女性は、西オーストラリア州教育省のKarren Philp課長です。本SSH科学研修をWA側で支えてくださった祥雲館の応援者であり、最大の功績者のお一人です。今日は祥雲生とPMS生のセッションがあるということで、光栄にもわざわざ視察に来てくださいました。協力しながら楽しそうに活動する生徒たちを見ながら目を細める彼女は、元英語の先生で、生徒と接するのが大好きなのです。

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こちらは「生物」の授業で、接触性感染、非接触性感染、飛沫感染、動物を介した感染など、人間の病気がどのように感染していくかを話し合ってから、実験に移りました。そして試料は・・・自分たちです。耳垢や鼻○ソ(お食事中の方、失礼)を寒天培地に取り、微生物やウィルスがいるかを検査します。もちろんサンプルは、日豪仲良く供出します。ただ、まさかの試料採取に研修生たちは相当引いていましたが。
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実験が終わり、後片付けをします。結果は次回、私たちの帰国後ですので、感染の有無はわかりません(研修生は皆、相当元気なので、大丈夫でしょう)。今日のまとめとして、プリントを読んだり先生の話を聞いたりして「フムフム」とうなずいています。もちろん全部英語です。
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読者の皆様、本当にわかっているのかとお疑いですか?実はここまで綴った実験の内容は全部研修生に聞いたものです。そして疑い深い引率者はそれを担当の先生方やPMSの生徒さんたちに確認しました。その結果、研修生の説明は「正解」。大丈夫、研修生たち全部理解しています。題材は彼らが高い関心を持つ科学で、それを知識的なベースにして交流が深まるのは何とも理想的な光景でした。

近い将来、高校時代から交友関係を築いてきた兵庫県・WAの新進気鋭の科学者・技術者が手を携え、新しい未来を切り拓く・・・引率者・WA教育省、PMS、UWAの関係者が期待をこめて、心の中で声援を送ります。

3時間目はPMSで日本語を教えるYumiko Shaw先生のお取り計らいで、Year8(中学3年生相当)の「日本語」の授業に参加です。PMS生人2と祥雲生1人でグループを組み、インタビュー形式で授業が進みます。「あなたの、しゅみは、なんですか」とたどたどしい日本語で聞くPMS。彼らは日本語を学習し始めて1年と少し。たどたどしいとはいいながら、Native Speakerの祥雲生に必死に質問してます。祥雲生が「わたしの、しゅみは、○○でぇす。」と答えますが、ちょっと待った。君たちまで日本語がおかしくなって、たどたどしいよ。そしてさらに、「あ、あかん」というべきところで思わず、「No,no」と言ってしまう研修生が後を絶ちません。日本語、わすれた?
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下の写真はPMS生と研修生のやり取りの一コマ。中央にいらっしゃるのが、WA教育相の藤光由子先生。本研修のWA側の仕掛け人の中心人物で、私と一年以上にわたってプログラムを考えてくださった大功労者です。もともとは(現在でも)日本語教育のプロフェッショナルで、ここでもPMS生と研修生の間に入り、きめ細かな指導を展開される姿はさすがです。
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さて、午前中のPMSでの研修は修了です。バディ生徒たちともしばしのお別れです。連絡先を交換したり、再開を約束しあったりして、名残はつきません。あ、気が付きました?なぜ「しばし」か?そう、彼らは帰国後もonlineで共同研究をすする予定なのです。I hope see you soon, guys.
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帰りの車を待つ間、柱にしがみつき「帰りたくな〜い」と絶叫。そういえば先週はPMS生が同じことを言ってたっけ。あれから一週間、早いものです。
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午後はSPICEで天体写真の画像処理の実習です。画像編集ソフトを使って、解像度や明度を変えたり、フィルターを通して写した写真をレイヤーとして重ねて着色したりします。担当のPaul先生は、「着色は、星の年齢や周りのガスの様子や宇宙塵がわかるから大事。でも、そこを越えると、科学ではなく芸術的な分野に入る。それも悪くはないが、是非科学の心を持ち続けてください。」とチャーミングなオーストラリアアクセントでメッセージをくださいました。
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ガイダンス部長のつぶやき in Perth
あと4日で帰国か。このくらいになると大事無く日本に帰れる安堵感と裏腹に、毎年ちょっと寂しくなる。私自身にとっても、この街で知り合い、一緒に仕事している友人たちとの別れの時期なのだ。やるせない。
帰り道、そんなセンティメントを抑えながら、うちの子どもたちへのお土産を考えながらパースの駅前を歩いていた。
すると、元気に談笑する若者の声。よく見ると・・・さっき別れたばかりのPMS生と研修生が仲良くアイスを食べている。聞けばメールで待ち合わせ。
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それにしても「あなたからの、エアメ〜ル・・・」(サーカス・アメリカンフィーリング)は遠くなりにけり。私たちのころと、別れの感慨も変わってきたのかな。pen-pal(ペンフレンド)の時代とのギャップを痛感する引率者でありました。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 22:57 | 兵庫 ☁ | Comment(2) | 海外研修

2013 長崎しおかぜ総文祭〜初日(天文部)

こんにちは天文部です 
8月2日〜4日開催の2013 長崎しおかぜ総文祭(自然科学部門)に参加するために長崎県島原市 島原文化会館にやってきました。

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後ろに見えるのが、島原城天守閣です。

私たちの出番は明日ですので、今日は会場のレポートをします。

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開会式に続き、
「地震・火山研究の最前線」地震火山観測研究センター所長 清水 洋先生の記念講演
を聴かせてもらいました。

続いて各部門発表
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生物部門「淡路島におけるアカテガニの放仔行動」洲本高校&津名高校

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化学部門「鉄の不動態形成の条件を探る」川西北陵高校

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ポスター発表「凍らせたジュースの融けはじめは何故甘いのか」宝塚北高校

私たち祥雲館天文部は明日午前の発表です。
ガンバリます。
posted by 三田祥雲館 at 22:43 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール

吹奏楽コンクール地区大会に出場しました♪ (吹奏楽部)

こんにちは♪ 吹奏楽部です。
7月26日(金)に西宮市民会館アミティホールにて、第60回兵庫県吹奏楽コンクール西阪神地区大会に出場してきました。
報告が遅れましたが、なんと金賞をいただき、さらに県大会出場が決定しました!!
いつも温かい応援・ご支援をいただいております皆様方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

休む間もなく、8月9日に行われる県大会に向けて厳しい練習の日々が再び始まっています。
地区大会にも増してよりよい演奏を目指していきますので、みなさま応援よろしくおねがいします♪
posted by 三田祥雲館 at 05:39 | 兵庫 ☀ | Comment(2) | クラブ情報(文化部)