2013年08月03日

No.14 歴史を真正面から捉える

8月2日(金)、S.S.BoysがPerth Mod.で勉強しているころ、文化・語学研修生たちも校外研修に出かけておりました。

目的地はFremantle(フリマントル)という港町です。Perth市内からは電車で28分、バスだと40分ぐらいかかるでしょうか。今日はCELTからの貸し切りバスで20分ほどの小旅行です。

地元ではFreoとの愛称でも呼ばれる町は、州都Perthの外港としてインド洋への出入り口として古くから栄えました。日本では南極観測船「しらせ」の南極に向かう前の最終寄港地としても知られており、食料や水を調達して最終準備を整え、空路Perthまでやってきた観測隊が乗り込みます。寄航時にはお祭りのような騒ぎで、地元WA在住の邦人に日本食が振舞われたり、日本文化を紹介する文化イベントが開催されたりします。

WAにとっては、州内最大の商業工であり、貿易の拠点として重要な位置を占めています。日本はWAから食糧、農産品、鉱産資源など多くを輸入しており、私たちにとっても欠くことのできない重要港湾です。

今はオランダを初めとするヨーロッパ諸国からthe Tall Shipsと呼ばれる数隻の歴史的な帆船が訪れ、見学客でにぎわっています。100年以上前に建造されえた古い船を見ると、「出島にもこんな船が出入りしていたのかな?こんな小さな船で波立つ大洋を越えてきてたのかな?」と、日本の歴史とも重ね合わせてしまい、不思議な感覚に陥ります。やっぱり私は、日本人なんだなぁ。
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ちなみに、Freoについては昨年度ブログに詳しく書きましたので、ご参照ください。http://shoun-hs.seesaa.net/article/283584163.html
http://shoun-hs.seesaa.net/article/283070643.html

また、WAやPerthの歴史や地理は
昨年のhttp://shoun-hs.seesaa.net/article/284248405.html
一昨年のhttp://shoun-hs.seesaa.net/article/216322963.html等をご覧ください。

オーストラリアの歴史には別の側面があります。流刑地として開発された歴史です。Fremantleにも重装備刑務所が作られ、殺人や強盗などの重罪を犯した受刑者が収容されていました。
1888年に設置されたこの刑務所は、1991年にその役目を終え、現在では刑務所博物館として一般公開されています。今日の校外研修の最大の目的は、この施設の見学です。
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トイレのない独房には、その代わりにバケツがひとつ置かれているのみ。博物館にするとき一番困ったのが、そのにおいだったそうで、全部取れるまでに2年もかかったそうです。その劣悪な環境の中、自らの犯した刑の重さを省みたのでしょう。
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しかし、中には脱獄を図る受刑者もいて、その失敗の代償は鞭打ちです。9尾の鞭には金属の鋲が打ってあり、磔にされた受刑者を決められた回数打ち付けます。その様子は他の受刑者の脱獄を防ぐため、見せしめとして全ての受刑者に見学させます。
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もちろん処刑場もあり、実際に44名の受刑者が露と消えました。いまだに重々しい雰囲気をたたえる刑場も公開されています。

この刑務所は、この地に上陸した受刑者の最初の仕事として建造されました。つまり、自分が繋がれる牢屋を自分でつくったということです。

このツアーで最も印象的なのは、この刑務所ツアーのガイドとして元気で丁寧な案内をしてくださったSarahさんです。歴史には明るく輝く側面もある。そして、光があれば影があり、この刑務所博物館も影の部分のひとつかもしれません。しかし、それを隠すことなく未来への道標として真正面から捉えて語るその姿に、考えさせられることが多いツアーとなりました。

午後はCELTに帰って勉強です。こちらは、同じくオーストラリアの歴史を語るときに欠かせないアボリジニの文化の学習です。アボリジニが使ったと言われる絵文字を組み合わせ、自分たちの物語をつくるという何ともユニークな学習です。
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他国の歴史に合わせ鏡のように重ねることで見えてくる自国の歴史があります。そんなことを目の前で体験できた貴重な一日となりました。


ここからは、研修生の声、の続きです。

A.F.
オーストラリアの人々はとてもやさしくて親切で、安心しました。日本と比べると、文化が異なる点も多く、日々おどろかされています。おみやげをわたした時すごく喜んでくれたり、感情豊かでYesかNoかはっきりしている点です。
S.O.
ホームステイでは、ルネイさん(Mother)、ハナちゃん、ホリーちゃん(Sisters)、ハリー君(Brother)と一緒に仲良く、楽しく生活することができています。子どもたちはとてもかわいくて、すごく癒されます。ルネイさんはとても頼もしくて、初めての海外暮らしでもとても頼ることができ、安心します。毎日元気を出させてくれて、ご飯も作ってくれる子どもたち、ルネイさんにとても感謝しています。でも、なかなか英語で気持ちを伝えるのは難しいので、毎朝晩、皿洗いをして、少しでも手伝いをすることができて感謝の気持ちが伝わればいいなぁと思っています。英語で、言葉で、この気持ちがきちんと伝えられればもっといいのになぁと思います。この経験を通して僕はもっと英語を話せるようになりたいと思いました。

S.H.
今日、いつも乗っているPerth駅まで行くと、いつもの電車が一週間止まるように書いてありました。先生の宿泊先のホテルの公衆電話でかけても、英語が話せず切られました。どうしようかとさまよっていると、日本人の人たち二人が日本語で話していたので、声をかけてみると、先生のところまで電話をかけてくれました。その人たちにはとても感謝しています。

M.N.
私はオーストラリアは2回目ですが、ユニークなものばかりに囲まれ、毎日驚いています。例えば
 家族内だけでなく、冗談が多い。水の値段が高い。食事の量が多い。
どれも日本ではない経験だし、とてもいい刺激になっています。しかし、このオーストラリアで学んだことは、圧倒的に英語力が足りない、ということです。速い英語は聞きとれないし、あまり自分の言いたいことが伝わらないし・・・。日本に帰ったら一層、英語の勉強をがんばりたいな、と思いました。

M.S
まず思うことは、本当に楽しいってことです。会う人会う人とても優しくて良い人ばかりで、とても住みやすい町田と思います。私のホストファミリーはインドネシア系とマレーシア系の人なので、食事もアジア系の味付けで、主食も米なので、特に日本に帰りたいと言うこともありません。むしろここに永住したいです。私のホストファミリーは日曜に教会に行くのですが、そこではいろいろな国の人がいて、たくさんの人が友達になってくれます。笑顔のあふれる優しい街パースみたいなところに、将来住みたいと思いました。

ガイダンス部長のつぶやき in Perth
気候もよく、過ごしやすい。冬なのに寒くないし。時間ものんびり流れ、気のいい人々が気軽に挨拶を交わして微笑み会っている。いらいらすることが・・・ほとんどないが、たまにある。
タクシーに乗って行く先を告げ、「Are you sure where to go?(行く先、わかった?)」と確認する。「Yes, I know.」というから、黙って乗ってたんだ。しばらくして、「Please tell me the address.(もう一回、住所教えて。)Do you know the way?(道、知ってる?)」ときた。
「You said you were sure!(わかってるって言ったじゃないか。)道なんか、知らないよ。I'm not a driver!(俺が運転してるわけじゃないんだ。)無線でオペレーターに確認してくれよ。」いかん、つい声を荒げてしまった。気まずい沈黙が、目的地まで続く。
彼には悪気があったわけじゃない。ちょっとおおらかなAussie気質なのだ。降り際、料金を支払ってさっきからの沈黙を埋め合わせるように、「Thank you. Have a lovely day(ありがとう。素敵な一日をね)。」と言ってみる。すると、「Cheers, mate(チアーズ、マイ=友よ、ありがと)」とチャーミングなAussie Englishで返事が返ってきた。彼の満面の笑みは今日の空のように晴れ上がっていた。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 22:04 | 兵庫 ☀ | Comment(2) | 海外研修

2013 長崎しおかぜ総文祭〜プレゼン(天文部)

こんにちは天文部です 
昨日に続き、いよいよ私たちの出番となりました。

地学部門 「べイリービーズから求めた太陽半径」
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はじめます!

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ここからが重要なところです。
べイリービーズ観測時において、月探査機「かぐや」によってもたらされた
月の地形データ、赤経赤緯、太陽までの距離を元に太陽半径を求めます。

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・太陽は真円(球)なんですか?
・ベイリービーズにおける太陽辺縁部をどう考えるか?
などいろいろな質問、課題をありがとうございました。

休憩時間に島原城を訪ねました。

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島原城天守閣(耐震工事中でした)

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島原城由来

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島原といえばこの方

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城下町を望む(対岸にはくまモンの里が見えます?)

明日は雲仙にて「平成の噴火災害」の巡検の後、表彰式、閉会式となります。
いい結果が報告できますように!

posted by 三田祥雲館 at 14:48 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール

男子サッカー部日誌(7月26日)

7月26日(金) 淡路カップ2日目

この日は、慣れない淡路の暑さを痛感する中での試合となりました。

第1試合
祥雲館VS関西学院 午前11時45分キックオフ

前半、どうにかパスを回してシュートを打ちますがなかなか決まらず0ー0で前半終了。
後半、先制点を取りたいところでしたが22分、相手チームにシュートを打たれてしまいます。

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結果、0ー1で負けてしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)

第2試合
祥雲館VS武庫荘総合 午後3時30分キックオフ

前半、うまくボールを回していき、いきなり前半30秒2年生KT君がシュート!
その後追加点はならず、1ー0で前半終了!
後半、この流れを止めず失点を抑えながら後18分、2年生ST君のアシストで1年生HY君がシュート!こうして、1ー0で後半終了!
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結果、2ー0で勝つことができました!わーい(嬉しい顔)

ぴかぴか(新しい)本日のMVPぴかぴか(新しい)

3年生SH先輩
何度もゴールを守ってくれました!手(チョキ)

2年生KT君
ゲームの流れをつくってくれました!手(チョキ)
posted by 三田祥雲館 at 06:29 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 男子サッカー部日誌