2013年11月03日

数学・理科甲子園2013(2013.10.26(土)甲南大学にて)

今年は兵庫県内から62チームが参加しました。
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チーム名η(ギリシャ文字のエータ)は2年生のキャプテンが選手の人数8にちなんでつけたものです。

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予選@個人戦(3人それぞれが筆記問題を解く)です。

多項式x(x2+2x−5)9の展開式について係数の総和を求める問題では、解き終わった後も考え続け、教員のところへ自分の考えを言いに来る生徒もいました。わからない問題を粘り強く考え、他者との議論を通して、答にたどり着いた経験をした人は、xに1を代入すればよいという方法を暗記だけしている人より、確実に思考力が鍛えられ、数学を楽しめていると思います。

化学反応式
〔 〕NH4ClO4 → 〔 〕Cl2  + 〔 〕N2 + 〔 〕O2 + 〔 〕H2O
の係数を求める問題は、この化学反応を初めて見た人でも、算数的要素だけで解けます。題材は初見かもしれませんが、そこで使う論理はもうすでに習っていることもあるので、見たことない問題にもひるまず、挑戦してほしいです。

上記の問題と合わせて、数学4問、理科4問の計8問を25分間で解かなくてはなりません。時間的には相当厳しいと思いますが、その問題をきっかけに、それぞれの分野への興味をもってもらえれば幸いです。

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予選A団体戦(3人で5択の問題に答える)です。

ベンゼン(構造は示されている)の水素原子4個を塩素原子4個に置き換えた化合物は塩素原子の位置により何種類が考えられるかを問う問題も、まだ化学の授業としては習っていなくても、数学的に考えれば解ける問題でした。この問題は出場した3名も控えにいたキャプテンも正解していました。予選Aは数学4問、理科4問を1問ごとに制限時間2〜4分で解かなくてはならず、予選@同様、時間的にはかなりきついです。気になった問題は解答が配られてもすぐに見ずに、自力でどこまで考えられるか、挑戦してほしいです。時間はかかったが、自分で解いた感動を味わった人は、考える事が楽しくなります。困難なことでもやってみようと思える精神力が鍛えられます。

予選の結果は62チーム中26位で、上位16チームが進める本選には出場できませんでしたが、リベンジマッチ(3人で3択問題に答え、間違えたチームから脱落)では、2年生が知識問題で大活躍したこともあり、2013!は一の位から0が何個連続するかという問題で脱落(控えにいたキャプテンは正解)したものの、46チーム中7チームまで残ることができました。予選敗退後も問題を解く意欲は衰えていませんでした。
本選数学分野で出題されたa2+b2=c2, a<b<c<500を満たす自然数a,b,cをできるだけ多く探す問題ではキャプテンがいいところまでいっていました。

ボランティアの1年生2人には朝早くから会場準備や問題配布などで大変お世話になりました。ありがとうございました。手(チョキ)
ここで出会った問題を契機に、数学・理科の面白さをあらためて認識し、それぞれの分野を深めていってください。るんるん
posted by 三田祥雲館 at 21:23 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール