2014年07月02日

太陽面を通過する国際宇宙ステーション(天文部)

 7月1日に珍しい現象を捉えることができました。今年の5月まで、若田光一さんが船長を務めていた国際宇宙ステーション(ISS)が太陽面を通過している写真です。90分で地球を一周するISSが三田上空を通過するのは珍しいことではありませんが、ISSが日中に太陽面を通過する様子を三田から、しかも学校から観測できるのは、何年かに一度の大変、珍しいことです。
梅雨とは思えない青空が広がったこの日、午前9時26分にこの様子を20p反射望遠鏡につけたビデオで撮影しました。ビデオから取り出した静止画を重ね合わせたのがこの写真です。一つ一つは1/30秒毎のISSの軌跡です。21個の影が映っていますから、約2/3秒で太陽面を駆け抜けたことになります。地上からISSまでは撮影時で約500kmの距離がありましたが、ISSの太陽電池パネルがはっきりと確認でき、思っていた以上にハッキリと映せました。ちなみに太陽電池パネルを含めたISSの大きさはサッカーのピッチと同程度の面積です。
 昨日まで、雲が覆っていた空にヤキモキしていましたが、天気にも恵まれ本当にラッキーで、いい7月のスタートが切れました!

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ISSが太陽面を横切っていく軌跡。太陽面の左には大きな黒点群が映っています。

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一つの影を拡大してみると、太陽電池パネルの形が確認できます。(右の実物写真と比べてください。写真はNASAのホームページより)
posted by 三田祥雲館 at 11:49 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール