

私たちは測光観測から学校名がつけられた小惑星sandashounkanの自転周期を33.6時間と割り出したことを発表します。名前が付けられてから3年弱かかりましたが、当時の先輩たちの悲願であった、sandashounkanの観測ができて大変うれしいです。世界各地に設置されたインターネット望遠鏡を用い、地球の夜を追いかけるようにして長時間の観測を行ったのが自慢です。全国のどの学校、グループにも負けない研究ができたと思っています。頑張って発表してきます。

※測光観測とは小惑星の写真から明るさを求めることです。

sandashounkanの測光観測を行った結果をグラフにしたもの(ライトカーブ)です。このライトカーブが一周期(33.6時間)の変化を示しています。またライトカーブの振幅(山と谷の差)が大きいことから小惑星の形が扁平な形をしていることがわかります。