


その後、有馬高校や三田小学校周辺の三田城跡を散策、金心寺に向かいました。みなさんは「三田」の地名の由来を知っていますか?昭和7年、文部省が弥勒仏の修理をおこなった際、その胎内から「当地を松山の庄と云う。之を金心寺『三福田』により『三田』と改む」という文字が発見されました。三田とは恩に報いる、御恩の心を表す「恩田」、心から感謝して敬う心を表す「敬田」、慈悲の心を表す「慈田」の三つを示します。この地を争いのない理想郷とすべく、定彗上人(じょうえしょうにん、藤原鎌足の子、実は天皇の皇子)がこの寺を創建されたそうです。この日は住職さんがおられなかったので、録音されたお話を聞きました。わざわざお寺を開け、有難いお話の録音までしてくださり、どうもありがとうございました。



この日のまち歩きでも、あらためて、自分たちの町の歴史について知ることができました。事前に調べていたこともありましたが、実際、現地で史跡に触れることで知識もより深まりました。また、学校で習った人物とこの町の先人とのつながりを知ることで、歴史への興味・関心も高まり、その成果が今後の学習にもつながると思います。今度は自分たちが町の歴史を紹介できるように頑張ります。荒木さんをはじめ観光協会のみなさん、地域のみなさん、どうもありがとうございました!