4月25日〜4月26日 和歌山ビッグホエールで開催される
【RoboCupJunior JAPAN OPEN 2020 和歌山】
の出場権をかけた阪神ブロック大会にteam.祥雲 3チームが参加しました。
WorldLeagueOpen 2チーム
【team祥雲 A Edition】(太治野・藤本・山崎)【team祥雲 S Edition】(角谷・若森・鹿野)WorldLeagueLightWeight 1チーム
【team祥雲L Edition】(松浦・岡本・郡塚) 神戸ノード・尼崎ノード予選を勝ち進み地区ブロック本選大会を迎えました。今シーズンは参加数も多く、ライトウエイトリーグは11チームの対戦となります。


開会式ブロック長挨拶 調整
まずは、
WorldLeagueLightWeight(ライトウエイトリーグ)から報告します。
ライトウエイトリーグは2組によるリーグ戦を行い、上位4チームによる決勝トーナメントの組み合わせを決定します。ハーフ4分、退場30秒、プッシング・ダブルディフェンスを取らないルールで試合が行われました。
WL D組5チーム
【R storm】 【Ace Bloom】
【双炎】 【Creative Bump】
【Ryu】
WL E組6チーム
【無双】 【DRC】
【sirius】 【team.祥雲L Edition】
【I-orism】 【ぱやや~ん】予選リーグ


WL予選リーグ戦結果 D組1位【Creative Bump】三田学園物理部チーム
D組2位【双炎】尼崎双星高校
E組1位
【team祥雲 L Edition】三田祥雲館高校
E組2位【ぱやや~ん】一般グループ
以上4チームによる決勝トーナメントに移ります。
準決勝戦vs【双炎】(尼崎双星高校)

世界大会出場の実績のある阪神ブロックを代表するチーム。俊敏に動き回る機体に揺さぶられますが、3軸キッカー機のパス出し、4軸機の押し込みの戦術が功を奏して、
「7-2」で勝つことが出来ました。
決勝戦vs【ぱやや~ん】(一般グループ)

昨年の阪神ブロックWL覇者【攻殻機動隊】のメンバーを含むチーム。本大会では最も俊敏に動き回る3軸機に苦戦し、予選リーグにおいて唯一「5-5」引き分けとなっていました。相手4軸機の白線の外に出る反則「アウト・オブ・バウンズ」による30秒間退場の間に得点を重ね
「6−2」で勝つことが出来ました。
次に、
WorldLeagueOpenを報告します。
オープンリーグは、5チームの予定でしたが、
【KCCT SUNRISE】 棄権ということで、4チームのリーグ戦となりました。ハーフ5分、退場30秒、プッシング・ダブルディフェンスを取るルールで試合が行われました。

【team.祥雲 A Edition】 【双龍】
【team.祥雲 S Edition】 【HUGE】リーグ戦第1試合【team.祥雲 A Edition】vs【HUGE】

ドリブラーFW機とキッカーDF機の2台編成の【team.祥雲 A Edition】ですが、前半DF機のミラー不調による運動量低下、FW機も相手機体に押し込まれる状況が続き、0-5で折り返す。
後半、相手FW機コンパスが不調、得点を重ね
「6-6」で引き分る。
リーグ戦第2試合【team.祥雲 S Edition】vs【双龍】


【双龍】
尼崎双星チームの十八番「ダブルFW」の戦術で、敵陣に迫っていきます。【team.祥雲】キッカー機でカウンターを仕掛け前線を押し戻す。一進一退の攻防を繰り広げ、
「6-6」で引き分ける。
【team.祥雲】両チームとも大丈夫か?
WOリーグ戦結果 第1位
【team.祥雲 A Edition】2勝1引き分け 第2位【HUGE】1勝1敗1引き分け
第3位
【team.祥雲 S Edition】1勝1敗1引き分け上位3チームによる決勝トーナメントに移ります。
決勝トーナメント準決勝【team.祥雲 S Edition】vs【HUGE】中学生2名の【HUGE】ですが、OPENリーグ参加2シーズン、LightWeightリーグまで含めると、【team.祥雲】メンバーよりも遥かに経験を積んでいます。機体の仕上がりはトップレベルです。


コンパスの不調が解決できていないのか、試合時間が経過すると動作が不安定になります。【team.祥雲】は
キッカー機能を十分に活かし得点を重ね、「8-3」で勝ち、決勝戦に進みます。
決勝戦【team.祥雲 A Edition】vs【team.祥雲 S Edition】【team.祥雲】同士の対決となりました。毎日のように対戦を行い相手のロボットの動きの特徴やコンディションすら分かっています。【A Edition】はドリブラーを利用する戦術を選択したことが両チームの違いとなります。
「果たしてドリブラーは有効であるのか?」「ドリブラー」とはボールにバックスピンをかけ機体に密着させてドリブルをする機能で、ボールを捕まえることを禁止したこの競技で唯一認められたドリブルの方法です。但し、装置を作ることが難しく、操作を誤るとバックスピンのためにオウンゴールにつながることがある戦術です。


実力が伯仲しているチーム同士ではボールを機体前方で挟み込む「スタック」と呼ばれる状態になりやすく、ボールを審判により中立点に戻されてしまうのですが、
ドリブル機能を活かしてボールを移動させ相手を抜き、点を重ねた結果12-3で【team.祥雲 A Edition】が勝ちました。
成績発表WorldLeagueLightWeight優勝 【team祥雲L Edition】(松浦・岡本・郡塚)
WorldLeagueOpen優勝 【team.祥雲 A Edition】(太治野・藤本・山崎)
準優勝 【team.祥雲 S Edition】(角谷・若森・鹿野)




大会役員の皆さん、メンター(保護者)の皆さん本当にありがとうございました。
「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2020和歌山」までには、ロボットの精度をもっと上げて、「全国大会【team.祥雲】歴代最高順位4位 」以上を目指して頑張ります。
そして夢の
世界大会【RoboCup 2020 Bordeaux France】(フランス開催)へ行きたいな。
posted by 三田祥雲館 at 18:10
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