2011年07月30日

【Let's Study about Perth!〜歴史・文化編】

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話はわれわれ研修団が深夜に到着し、某ホテルに投宿した翌朝のフロントでの出来事に戻ります。前夜の就寝前、朝食は8:00集合!Sharp(厳守)!という指示をしていた手前、引率者が遅刻するわけにも行かず、眠い目をこすりながら7時半頃からロビーで待機していました。

生徒たちがぼちぼち集まり始めたのが集合時間の10分前ぐらいでしょうか。2人の引率者を含め、全員の部屋が2階でしたので、「上の階から降りてくる」ことになるのですが、様子がおかしい。前夜使っていない階段を使ってぞろぞろとやってくるのです。

やっぱり女の子が多いだけあるな。旅の疲れと寝不足による美容と健康へのダメージを相殺しようと階段を使うのか。この年齢からのそういう心がけが大事だよな。長時間のフライトで困憊した頭でそう考えながら妙に納得し、ひとりでニヤッとしていると、「先生、ここ何階なんですか?」ん?何のこと?「エレベーター、変な階で止まったんですけど。」あ、しまった。説明不足だった。日本の1階はこちらではG階。英語ではGround Floor、地上階と訳せばいいのでしょうか。その上が1階、2階、3階となっているので、日本とは1フロアずつの誤差が生じるのです。私たちの部屋のフロアは日本では3階にあたるフロア。集合は1階のフロント前と信じ込んだ生徒たちが、エレベーターに乗り込むなり1階のボタンを押したことは想像に難くありません。

「あ、ごめん、ごめん、言い忘れてたね。」といって説明しながら、自分の早とちりにまたニンマリ。「先生、何笑ってるんですか?」といぶかる生徒に、「いや、別に、何でも…」と、直前に考えていたことを言うわけにもいかず、もごもごと口ごもる引率者なのでした。ということで、ここはオーストラリア。長くイギリス領だったので、アメリカナイズされた日本とは大きなことから小さなことまで、いろいろ違っているのです。エレベーター自体だってオールトラリアではliftと呼ばれるのです。さて、2度目の、そして最後の週末の今日は、そんな歴史や文化のお話を一席…

オーストラリアはイギリス(The United Kingdom=U.K.)の植民地として、主に19世紀以降に開発された若い国です。パース市も1829年以降に首府として建設(入植は1826年)されたとされています。すでにブログでもご紹介した通り、それ以前にもアボリジニがこの地に豊かな文化を築き暮らしていたのですが、都市として発達は19世紀を待たなくてはなりません。オーストラリアがイギリスから独立したのは1901年といいますから、日本が八幡製鉄所を操業し富国強兵に走り出したちょうどそのころですね。そのオーストラリア、1931年にイギリス連邦(Commonwealth of NationsとかBritish Commonwealthと呼ばれる、緩やかな国家連合体。)が発足するとその原加盟国となりました。紺地に南十字星を白く染め抜き、左下に6州1準州を意味する七稜(7つのとんがり)の星を配したオーストラリアの国旗の左上には、現在もユニオンジャックが健在です。イギリスが元気だった1960年代ぐらいまでは経済的にも結びつきが強かった英連邦ですが、現在は加盟国のそれぞれが位置する地域にある国々との結びつきを強めています。オーストラリアについても、CELTの先生が授業の中で“Australia
is one of Asian Pacific nations today.”とおっしゃったとおり、経済的にも、移民受け入れの面でも強くアジアの国と結びついているのです。ちなみに、現在のオーストラリアとの貿易取引額は1位中国、2位日本となっており、日豪は互いにとってかけがえのない経済パートナーであることは西豪州政府職員のTamas氏がご講演で語られたとおりです(詳しくは7月28日付けの当ブログを参照)。

私たち日本人は、イギリスも、アメリカも、NZもオーストラリアもカナダも、英語を話している国は何でも同じと考え勝ち。学校では、アイルランドからのALTに思いっきりオーストラリアの質問をぶつけ、困惑される姿も時折見かけます。英語文化圏も多様なのです。世界は、小さくなったといわれますが、なかなかどうして。英語だって、それぞれの地域で少しずつ異なっているのです。CELTの先生が話すのは完璧なBR
ITISH ENGLISH。Rが強いアメリカ英語とは明らか違う響きです。あすはパースの街に出て、歴史的な建物を撮影します。N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 20:45 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修
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