
やはり、3年次が欠けると、体育館フロアーも広く感じて寂しいです

まずは、全員で校歌斉唱、2学年ながら大きな歌声が聞こえました

続いて、校長先生の講話

続いて伝達表彰式、吹奏楽部、全国読書体験記コンクールの表彰がありました


最後に生徒指導部長の講話

次に全員が揃うのは、卒業式予行日です。
寒い日が続きますが、体調管理に気をつけて元気に学校生活を送ってください

本日の校長先生の講話の内容は
今日の集会と3月の終業式は、1・2年次だけです。4月に11回生を迎える心の準備をしてください。祥雲館の先輩として、学習、部活動など、学校生活の手本となるよう、まずは自分自身がしっかりと生活してください。 1月中旬のニュースで、大学生の就職内定率71.9%、過去2番目の悪さと、厚生労働省と文部科学省が共同で調査した結果が報道されていました。1966年に調査を始めてから、2011年度に次いで2番目に悪い水準だそうです。今春高校卒業予定者のうち就職希望者が17万人に対し、11月末の就職内定者が12万人、内定率73.1%だそうです。昨年よりも改善しているとのことですが、厳しい状況にあります。諸君が、大学などを卒業するときには求人状況が良くなっていることを願っていますが、まずは、各人が企業の求める人材になっていることが必要です。 「ユニクロ」を経営している会社は、2012年採用の8割を外国人にすると報じられています。また、武田薬品工業は、2013年入社の新卒採用から、英語力を測る学力テスト「TOEIC」で730点取得を義務付けることを発表しています。現在、多くの日本の企業が海外に工場や事業所を展開しており、英語が話せる人材が求められています。また、面接をすると、積極的に発言するのは海外からの留学生だといわれています。 日本経済団体連合会が企業会員に新卒採用で重視した点をアンケート調査したところ、コミュニケーション能力が8割を超えていました。次いで、主体性、協調性、チャレンジ精神、誠実性の順でした。 今日の全校集会で諸君に話すことを考えていたときに、ある卒業生が本校の先生に、メールを送ってくれました。その一部分を紹介します。 先日、大学学部内の一回生を対象にしたプレゼン大会(祥雲館で言う探究基礎発表会)で優勝しました。優勝したことより、なにより嬉しかったことがあります。それは、外部審査員をはじめ、先生、友達にプレゼン力や構成を誉められたことです。これは祥雲館での学びの成果だと感じています。祥雲館の生徒は、探究の授業価値を理解できてない人が多いのではないでしょうか? 祥雲館で培ったコミュニケーション力や思考力、行動力は高校や大学生活だけでなく社会にも通じる力だと肌で感じられました。 生徒会での経験も今の私の力になっていると考えています。今回のプレゼンだけでなく、学校生活に取り組む姿勢が、大学の先生やキャンパス内の学生自治会を運営する先輩方に評価されているようです。学生自治会に誘われたり、先生方が授業や授業外でも親しくしてくださったりと、充実した大学生活を送ることができています。 コミュニケーション能力をはじめとした企業の求める力、社会人として必要な力は、一朝一夕に身につくものではありません。日々の生活の中で知識や技能を身につけたり、物の見方や考え方を錬磨したりしていかねばなりません。学習、学校行事、部活動など、学校生活だけでなく日々の生活すべてに、前向きに、積極的に取組んで、いろいろな事を学んでください。諸君が社会人となり活躍するときの力とかならずなるでしょう。 |