まず、5月1日(火)3,4限には県立人と自然の博物館研究員で兵庫県立大学助教でいらっしゃる小舘誓治先生にお越しいただき、講義とフィールドワークを実施していただきました。3限は、本校から見える里山の風景写真を題材に基本講義、4限は実際に本校里山に入ってフィールドワークを行いました。特にフィールドワークでは枝の節の数から松の樹齢を推定したり、広葉樹の「ひこ生え」と「針葉樹(松)の芽生え」を見比べたり、落ち葉を拾って樹種を教えていただいたりしました。初めて本校の里山に入った生徒も多く、熱心にお話に聴き入っていました。



さらに5月18日(金)5,6限には全国森林インストラクターひょうごの会から一樹 洋彦先生、南 憲治先生、乾 慎一 先生にお越しいただき本校の里山を明るく美しくするための「さとやま整備体験」を実施しました。
生徒たちはノコギリや剪定バサミを使って、強風で倒れた木をノコギリで短く切って運び出したり、伸び過ぎて日光を遮っている樹や笹を伐採したりしました。慣れない作業で思いのほか体力を使う活動でしたが、みんな初めての体験がとても楽しそうでした。男子が25人中6人と少ないので心配しましたが、そんな担当教師の心配を他所に女子生徒のみなさんも男子顔負けなほど元気にノコギリで樹を切っていました。



次回は6月5日(火)3,4限にさとやま整備体験の第2回目を行う予定です
