2012年07月12日

2年次探究基礎「環境と人間講座」の活動報告(7月11日)

今日は前期期末考査の最終日。5日に及ぶ考査がようやく終了し、生徒たちはホッと一息・・・入れるまもなく、放課後「環境と人間講座」の“森の癒し班”は森の癒し成分「フィトンチッド」なるものを抽出する実験を行いました。今回の実験はガイダンス部SSHセクションで化学ご担当の長尾先生に全面的にご指導いただきました。本当にありがとうございました。

学校近隣の里山からヒノキの葉を集め、@ミキサーで粉砕して、A過熱しながら蒸留、Bさらにジエチルエーテルを使った抽出とまるで化学の授業のよう。1年生の理科総合でやった蒸留実験を思い出しながら3時間半もかけて3回に及ぶ蒸留と抽出の実験を行いました。途中、粉砕したヒノキや蒸留されて出てきた水が強烈な「ヒノキ臭」で、思わず顔を背ける場面も。癒しの香りにはちょっと程遠いような・・・という生徒たちの一致した意見でした。でも精油ってそれだけで嗅ぐとどれもかなり強いにおいがしますよね。
文系講座の生徒なのでリービッヒ冷却管や分液ロートなどの実験器具も普段使うことがなく、慣れない手つきでの実験でした。しかし回を重ねるごとに上手になり、蒸留も抽出もとても手際よく進められるようになりました。

20120711_01.jpg   20120711_03.jpg
   @ミキサーで粉砕         B抽出実験中

20120711_02.jpg
   A蒸留実験中

 明日になればエーテルが自然に揮発してお目当てのフィトンチッドが抽出できている。(ハズ・・・)
文系の講座なのですが、環境について学んでいくとこのように理系分野にもまたがる幅広い学習が必要になるのですね。SSHの成果が理系だけでなくこのような文系の生徒たちにもよい形で還元され、科学分野にも興味関心を広げてくれていることを嬉しく思いました。詳細はガイダンス通信にも掲載させていただきます。
 
探究基礎 「環境と人間講座」担当
posted by 三田祥雲館 at 08:08 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | 祥雲の舎窓〜探究学習
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