2012年08月02日

2年次探究基礎「環境と人間」講座ビオトープ班の活動報告

2年次探究基礎「環境と人間」講座ビオトープ班の活動報告です。

祥雲館に「メダカの学校」を作りたい! 「環境と人間」講座ビオトープ班の生徒たち5人は長い間手入れされずに放置されてきた本校里山駐車場の隅にあるビオトープ整備に取り組み始めました。
これまで、キリンビアパークのビオトープを見学してお話を伺ったり、人と自然の博物館の田中哲夫先生にご指導をいただいたりして勉強してきたことを踏まえて実際の整備作業に着手しました。

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  刈り取る前のビオトープ

(1) 7月25日(水) 
  1回目の刈り取り作業中!
20120802_03.JPGこれまでの学習から、今回ビオトープ一面に茂っている蒲(がま)を除去する活動を行いました。根から抜いてしまうと底の粘土層に穴が開いて水が地面に染み込み、水位が下がる恐れがあるとご指摘いただいたので、根元に近いところからハサミで刈り取ることにしました。園芸実習の授業で使う、長い柄付きの剪定バサミをお借りして手作業で少しずつ刈り取っていきます。5人揃える時間の都合で日中の作業になったため、気温も湿度も非常に高い中で行いました。底には思った以上に泥土が溜まっており、長靴がとられて思うように作業が進みません。おまけにトノサマガエルが大量に出現し、カエルが苦手なHさんは顔が引きつり気味。さらには刈り取った蒲を退けると筆者の目の前を泳ぐ体長1m以上あるヘビ!! メダカ以外にもたくさんの生き物が生息しているんですね。(正直焦りました!)

 こうしてみんな汗だくになり1時間半以上作業した結果、全体の6割強ほど刈り取ることができました。暑さで意識が朦朧(もうろう)としていた6人でしたが、作業後の冷たいスポーツドリンクでようやく生き返りました。

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 蒲の旺盛な生命力 

(2)7月31日(月)

蒲刈り取り作業第2弾を実施しました。先週刈り取った2日後にはもう切り口から新たな芽が伸びてきており、蒲の恐るべき生命力を目の当たりにしたからです。

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  2回目の作業中!

好天続きで水が減っているため、前回刈り取れなかった範囲も作業ができました。今回は「蒲を刈り取ると蒸散による水の減少を抑えられるか?」という実験も併せて行ったため、化学実験室でメスシリンダーに計量した水と蒲の葉を入れたりしなければならず、思いのほか時間がかかってしまいました。途中、生徒の一人が転んで池にハマッてしまうというアクシデントがありましたが、それにもめげず今回も1時間半以上刈り取りました。2回とも過酷な作業だったにもかかわらず、長時間にわたって積極的に作業する生徒たちの取り組み姿勢に感心させられました。しかも驚くべきことに、班員のうち新生徒会で役員を務める生徒たちはこの作業のあと、夜から「祥雲文化セミナー」の運営スタッフとしてさらに活躍したようです。彼女たちの意欲と行動力には本当に脱帽です。

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ビフォー                           アフター(こんなに刈り取りました)
posted by 三田祥雲館 at 10:09 | 兵庫 ☀ | Comment(1) | 祥雲の舎窓〜探究学習
この記事へのコメント
担当のT先生、6名の受講生のみなさん、本当にお疲れ様でした。しかも、炎天下を2日間も。

開校以来どんどん荒れていく池に、「何とか活用したいね」といいつつ、誰も何もせずここまで来ました。でも、やらなければ何もできないという当たり前のことをブログを読んで深く考えさせられました。

探究基礎の発表、楽しみにしています。そしてビフォア・アフターの写真を見て、11年目の祥雲館が生徒の力で、足元から動く予感がしてとワクワクしました。
Posted by N.Miyashita@Perth at 2012年08月02日 22:33
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