本年度は昨年度と同様に、三田市史編さん担当の方と地域のボランティアの方、神戸大学と連携して4月から「三田と水と生活」というテーマで研究を進めてきました。講義の中で、ボランティアの方に昔の水に関する道具を実際に見せていただいたり、水害についての実体験をお話していただいたりしました。
また、5月には上内神にフィールドワークに出掛け、地域の水がどこから流れてきて、どのように利用されているか、どのような工夫がされているかを実際に現地で調査しました。
6月には神戸大学の方に講義に来ていただき、高校生が大学教授の授業を受ける貴重な経験となりました。
これらの活動の成果をパワーポイントでまとめ、6班にわかれて研究発表会でプレゼンテーションをしました。
発表は「水害」、「昔と今の水の利用」、「ダムと浄水場」という3つのテーマで行われ、各班とも研究の成果を一生懸命発表してくれました。
発表の後には、神戸大学の方からアドバイスをいただき、とても有意義な研究発表会となりました。
今回の発表で、生徒たちは「水の大切さ」や「節水」についてとても関心が高まったと言っています。そういったことも含めて、この半期間の活動をぜひ、今後の生活に生かしていってほしいと思います。