2012年10月01日

10月 全校集会(後期始業式)

台風一過の今日、祥雲館では、後期始業式が行われました。

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校歌斉唱の後、学校長講話が行われました。(詳細は後ほど)

表彰伝達
「水泳部 個人 県ジュニア大会 2位」
「陸上競技部 個人 近畿ユース大会3位」

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学校長講話(詳細)
 10月となり、爽やかな風が心地よい季節となりました。今日は、新しい学期が始まる節目の日です。後期も、校訓の自律を実践し、充実した生活を過ごしてください。中国の三国時代の武将、呂蒙(りょもう)が言ったとされる言葉「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし(しわかれてみっかなれば、すなわちさらにかつもくしてあいたいすべし)」があります。日々鍛錬する人が居れば、その人は3日も経つと見違える程成長しているもので、次に会ったときにはよく目を凝らして見直さなければならない、という意味です。諸君の年代は、身体能力は言うに及ばず、精神的にも日々成長するものです。この秋の、諸君の成長を楽しみにしています。
 私は9月13日に、文部科学省に行き、三田祥雲館のSSH事業の中間報告をしてきました。生徒諸君が探究Tに始まりゼミUで論文を仕上げるまで、意欲的・主体的に、討論や観察・実験などの学習・研究活動に取組んでいること。その結果、文部科学大臣表彰や2年連続でポスター発表賞を受賞するなど大きな成果を挙げていること。そして、卒業した諸君の先輩が、進路目標を達成して、大学で活躍していることを報告してきました。評価委員の方々からは、魅力的なプログラムで、探究やゼミなど特徴的な取組みをよくやっていると、ほめていただきました。また、1年次では、みんなで取組んでいるのがいい、とも言っていただきました。祥雲館の探究活動を、諸君の取組みを評価していただき、とても嬉しかったです。これからも創造性を発揮して、主体的に探究活動に取組んでください。
 さて、先月の休日の朝、テレビのスイッチを入れると「ホリデーインタビュー」という番組を放送していました。「“聞く力”は生きる力」というタイトルで、作家の阿川佐和子さんがインタビューを受け、人の話を『聞く』ことの大切さを語り、『聞く力』は「今の時代を生き抜く力」に通じるというものでした。とても印象に残ったので紹介します。
 印象に残った一つ目は、「携帯やメールは、自分で勝手にスッチオフができ、聞くのにエネルギーを費やしていない」というものです。携帯電話やメールはとても便利なもので、自分が連絡したい相手に、好きなときに会話をしたりメッセージを送ったりできますが、一方で、自分勝手な情報伝達に陥りやすい。また、身振りや表情などの言語によらないコミュニケーション、ノンバーバルコミュニケーションが伴わないので、顔を合わせて話をすればどうということのない内容でも、誤解を生じたり感情的になったりすることもあります。メールよりは、電話。そして、顔を合わせて、「相手の気持ちを推し測り」ながら、会話を楽しむのが一番。そうすると、人間関係も円滑にいくこと請け合いです。
 次に印象に残ったことは、「人は皆、自分と同じ顔で、喜んだり悲しんだりさびしがったりするとは限らない。私が『楽しくなさそう』に見える人だって、心の中で跳び上がるほど楽しいと思っているかもしれない。だから、勝手に決め付けるのはよそう。」というものです。阿川さんがある人をインタビューしたときに、テンションが上がらず、盛り上がらない、ゲストはこういうインタビューが嫌いなんだと思っていたら、そのゲストが最後に「アガワさん、この対談、何年やってるんですか。もっともっと、たくさんやったほうがいいですよ。だって非常に話しやすかったもん」と言われて、椅子から転げ落ちそうになったそうです。諸君も、自分の物差しだけで人を測らず、しっかりと目の前の人を等身大で理解するように努めてください。そのためには、会話をすること。よくその人の話を聞くことです。
 先入観にとらわれて人のことを勝手に決め付けず、相手の気持ちを推し測りながら、聞き上手になって、人とコミュニケーションをとってください。聞き上手の秘訣は、相づちを打ったり、オウム返しに質問したりして、相手が話したくなるような聞き手になることだと、阿川さんは言っています。コミュニケーションをしっかりとれば、相手の意外な面を発見することもでき、人間関係は良好になり、楽しく日々が過ごせるでしょう。いじめなどが起きることも無いと思います。
posted by 三田祥雲館 at 16:53 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 日記
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