このキャンプでは、新日鐵住金の広畑工場、西はりま天文台、Spring8、キッコーマンの研究所見学をし、身近な科学技術に関する理解を深めてきました。
まず、新日鐵住金の広畑工場では、タイヤのリサイクルや、鉄を加工する工程の説明を受けました。
工場内では作業着とヘルメットを装着して見学をし、本格的な製鉄所の見学をすることができました。
次に、西はりま天文台です。ここでは研究者の方が日本国内最大級の望遠鏡「なゆた」について説明して下さりました。ここでは、望遠鏡「なゆた」を用いて木星やそれらの衛星など多くの星をみせてもらいました。
翌日、大型放射工施設Spring8とX線自由電子レーザー施設SACLAの研究所見学をさせてもらいました。高校ではみることができない実験施設の見学をさせて頂き、研究者の方から施設の説明を受けることで、高度な科学技術の存在を知ることができ勉強になりました。
お昼からは、キッコーマン高砂工場の見学をし、「しょうゆの製造工程」の説明を受けました。工場は残念ながら年末だったため休止中でしたが、しょうゆの製法を丁寧に教えて頂きました。
この1泊2日のサイエンスキャンプは物理・化学・生物・地学の4分野の研究所見学をすることができ、生徒にとっては、学校生活では体験することができない勉強をすることができました。
そして生徒たちはこの学習内容を詳しくポスターにまとめて発表会をします。どんなポスターができるか楽しみですね。