梅雨とは思えない青空が広がったこの日、午前9時26分にこの様子を20p反射望遠鏡につけたビデオで撮影しました。ビデオから取り出した静止画を重ね合わせたのがこの写真です。一つ一つは1/30秒毎のISSの軌跡です。21個の影が映っていますから、約2/3秒で太陽面を駆け抜けたことになります。地上からISSまでは撮影時で約500kmの距離がありましたが、ISSの太陽電池パネルがはっきりと確認でき、思っていた以上にハッキリと映せました。ちなみに太陽電池パネルを含めたISSの大きさはサッカーのピッチと同程度の面積です。
昨日まで、雲が覆っていた空にヤキモキしていましたが、天気にも恵まれ本当にラッキーで、いい7月のスタートが切れました!

ISSが太陽面を横切っていく軌跡。太陽面の左には大きな黒点群が映っています。


一つの影を拡大してみると、太陽電池パネルの形が確認できます。(右の実物写真と比べてください。写真はNASAのホームページより)