2014年07月30日

2014海外研修 26

7月29日(6日目)
今日は時間通りに無事にCELTに元気に集合できました。さすが祥雲生。今日も元気に登校してきました。
SSH科学研修団は、本日は一日金曜日に訪問する予定のPerth Modern High Schoolの生徒8名と一緒に勉強をします。Perth Modernの生徒は日本語を学んでいる10年生(高校1年)、11年生(高校2年生)です。それぞれバディを決めて、相手の国の言葉でそれぞれ自己紹介をしています。
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ちゃんとそれぞれに名前や好きなもの、何を勉強しているかなどと質問をしていました。

アイスブレイクが終わると、早速の講義です。講師は西オーストラリア大学の工学部の学生や院生たちです。自分たちが学んでいることをわかりやすくプレゼンをしてくれました。

最初の内容は、Mining(鉱物の採掘)についてです。
昨日ALCOAのボーキサイト鉱山を訪れているので、英語だけで行われるプレゼンも理解しやすかったようです。
昨日のボーキサイト鉱山では、表層4メートルしか採掘していなかったのですが、鉄鉱石や他のレアメタル、金などは地下に穴を掘って採掘していきます。
その採掘方法として、爆破のシュミレーションをゲームの形で学びました。
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集合写真の後ろにあるのがMining Gameで使ったパネルです。ダイナマイトをどの順番にどの番号に入れて、とチーフ役の生徒の指示に従って作業をしていきます。Perth Modernの生徒と協同で作業を進めました。

Mining Gameの次は、コンピュータルームに移動して、Chemical Processing Engineering Student Clubの学生による化学反応のシミレーションソフトを用いた学習です。
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H2とCO2とCOを原材料にCH3OHを精製するシミュレーションです。有機化学の分野なので、この4月から化学を勉強し始めたばかりの2年次生には少し難しかったかもしれません。バディと共に、皆それぞれ工夫をこらして温度、量、圧力を変化させて最も効率よく精製できるかを競いました。

午前中の活動が終わると、お昼ごはんです。自分でランチを用意してきた生徒も中にはいました。今日は天気が非常によかったので、外で気持ちよくお昼をいただきました。

昼食後は、UWAの工学部見学ツアーです。
UWAの工学部は本当に様々な学科があって、非常に面白い内容ばかりでした。

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海洋調査をしている海洋科学のお話では、様々な海に関するデータを収集する機械やその調査方法について説明を聞きました。動力を一切使わずに、グライダーのような羽を付けた調査機を使って調査していました。回収された調査機にサメの歯によって傷つけられた跡があるものもありました。
地球上の70%は海ですが、海の内部の多くは秘密のベールに包まれたままです。
以下のアドレスでその調査結果を知ることができるようです。このサイトは全世界の学者が利用しているサイトで、様々な海のデータが集められており、共有されています。ぜひ一度ご覧おきください。
http://imos.aodn.org.au/webportal


海洋科学の次は、レーシングカー作りです。
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大学チームでマシンを開発し、実際のレースでよい成績を収めています。今年度作られた車体は、これまでのものとは全く違って新しい工夫が数多くなされていました。乗ってみた感想は、「思いのほか座面が低く、寝そべっているように感じました。」というものでした。

この次には、残念ながら写真を残すことができなかったのですが、200Gもの重力を作り出すことができる実験室を見学できました。
なぜ200Gもの力が必要なのか。その理屈を理解できれば立派な理系人となることでしょうね。1kgのものが200倍にもなるのですから… 実際の大きさで実験できないものであっても、この実験装置を使えば、ニサイズにしても同じ結果が得られることになりますね。
本当に「なるほどな」と思える説明ばかりでした。

実験器具に続いては、またも実験装置です。
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写真にもありますようにWind Tunnelです。すなわち「風のトンネル」ですね。人工的な風を起こすことによって、建築物の風の影響を研究したり、石油をたくさん運搬するタンカーの風の影響など、なくてはならない風洞実験をしたりすることができる装置でした。説明ではこの実験施設では風を利用しながら、土の中のパイプラインに影響を与える力についても研究できるとのことでした。

ツアーはまだまだ続きます。

次は天然資源を研究している院生によるワークショップです。
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写真の中央にあるのは、海に流れ出した石油を想定したものです。さて、手元にある道具で、どのように石油を回収すればよいのでしょうか。
3チームに分かれて実際にやってみました。Perth Modernの生徒の一人が「燃やしてしまえば早いよ」と答えましたが、それだと温室効果ガスが多く発生して地球環境に大変な影響を与えてしまいます。
さて、皆さんはどのように回収するべきだと思われますか?
祥雲生もバディたちと真剣に取り組んでいました。

万が一、石油を採掘しているときに事故が起きて石油が海に流れ出してしまったら。。。
想像すると背筋が寒くなるようなお話でした。

さて次には、「石油や天然ガスを採掘する際に使われる足場をどのような構造にすれば一番強いか。」という課題に取り組みました。
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各班とも構造がそれぞれ違うものを作りました。一番強度が高かったチームには、拍手とチョコレートが与えられました。
非常に熱心に取り組んで、見ていてとてもたくましく思いました。

そして、最後にはUWAの現役の学生、院生にお話を聞くことができました。
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愛知県出身のSさんは、神戸大学へ入学後、神戸大学の院へと進学し、そこで「海外で研究しておいで」と大学の恩師に進められ、初めてのオーストラリアに。その後、帰国して修士を終了。そして、もう一度博士課程を修了するために、オーストラリアに再度留学。そしてつい先日博士課程の論文を作り上げたところだということでした。
他に1名の日本人女性と1名の日本語のものすごく上手なマレーシアの男性とお話することができました。
「大学生活について」「大学院進学を決めた理由」「オーストラリアで学ぶための費用はいくらか」などと積極的に質問をしていました。

本日の活動については、以上ですべて終了です。
本当に様々な内容があり、情報量がとてつもなく大量となりましたが、元々理系の引率者Iにしてみますと、夢のような垂涎ものの内容ばかりでした。
この若さで、このような経験ができるなんて…

今日も宿題がでています。
「昨日の宿題は3時間半もかかった。」といった生徒もいましたが、今日もあるのです。
しっかりと今日あった出来事をまとめてくださいね。

さて明日は7日目。あっという間に研修も半分終わりました。生徒たちは新しい経験を積み重ねつつあります。
非常に頼もしく思います。
午前中は授業です。明後日のパース天文台での実習に備えて、SciTechでの実践が用意されています。
集中してしっかりと取り組みましょう。
posted by 三田祥雲館 at 01:23 | 兵庫 ☀ | Comment(1) | 海外研修
この記事へのコメント
毎日、きめ細やかに研修の様子を伝えていただきありがとうございます。
ハプニングがあっても安全に過ごす事が出来るのは、引率していただいている先生方、研修に関わっていただいている皆様のお陰と存じます。
Posted by 12回生の保護者 K.Nの母 at 2014年07月30日 09:52
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