昨年は1日の開催で、番組を作る時間が短かったですが、今年は2回に分けて、第1回目に番組を作り、第2回目が明石天文科学館での上映という風に日程をゆったりと確保しました。
8月4日に第1回目を、校内の情報教室2で開きました。講師は昨年度と同じく、明石市立天文科学館学芸員 井上 毅さんです。生徒は県下7校から19名が集まりました。「コミュニケーション力の育成」もこの研修の大きな目的ですので、学校の枠を超えて4人ずつ5班を作り班ごとでプラネタリウム番組を作ることにしました。
午前中は井上さんによる講義でプラネタリウムの歴史、またプラネタリウム番組の内容をどう構成すればいいかを話してくださいました。講話だけではなく人が面白さを感じるのはどういうとき?という議論を班で行ったり、発声練習など活動も随所にあって楽しく学ぶことができました。
昼食は班ごとで食べながら、番組の内容について意見を交換していきました。午後はそのまま班ごとの協議時間で、インターネットや星図ソフトを用いながら番組内容を検討しました。その結果、『南極から見える星空』、『星の一生』、『冬の星座』など様々な切り口のテーマが上がってきました。
プラネタリムでの発表まで、班員は顔を合わすことがないので、番組内容だけでなく、プレゼンテーションの役割分担、さらには予行演習までしっかりと行いました。第2回目は明石天文科学館で25日(月)に行います。どんなプログラムになるか今から楽しみです。

午前中は講義だけでなく、班内で議論し、それを発表するなど活動もありました。

プラネタリウム解説のため必要な発声練習も行いました。

パソコンを利用して番組内容を考えています。

番組内容を考えた後は、プロジェクタで星空を投影し予行演習を行い、井上さんからアドバイスを受けました。