2017年08月03日

学び、そして伝える(総文2日目午後)

午後からは巡検研修でした。
参加者が12のコースに分かれて巡検を行います。
私たちは地学フィールドワーク(石巻・女川沿岸部)コースに参加しました。
このコースには生徒・教員120名が参加しました。
まず、津波により400名余りの犠牲者が出た石巻市南浜地区に行きました。
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この写真を観ると広い野原に見えるかもしれません。
しかし、ここは震災前は4000名以上の人が暮らす住宅街でした。
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これは”南浜つなぐ館”にある、元の南浜市街の模型です。
津波によって街は完全に破壊され、6年が経過し、草むらが街を覆っています。

説明してくださっているのはみらいサポート石巻のボランティアの方です。
短いブログにはうまく書き切れませんが
津波によって平和な暮らしが一瞬にして消えてしまった様子を
詳細に語って下さいました。
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あと2,3年でここは「石巻南浜津波復興祈念公園」として生まれ変わるそうです。
このタイミングで生々しい震災の後を見学させて頂けたのは貴重な体験だったかもしれません。

さらにバスで女川に移動しました。
女川は住民の1割近くの方が亡くなってしまったそうです。
街は完全に埋めて高台にゼロから街を作っているところでした。
TVでは伝わってこない深刻さがありました。
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この写真の真ん中にあるコンクリートの塊は元交番だった建物です。
津波によって海水に浮き上がり引波によってひっくり返されたのだそうです。
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これが元の姿です。

被災地を歩いて回り、直接住民の方から話が聞けたのは
本当に貴重な経験でした。
ガイドの先生が最後に語って下さった言葉「今、高校生の皆さんは小学校の時にTVで津波の様子を見ました。後世に直接語ることができる最後の世代なのですよ。」は胸に響きました。
ややもすると遠くで起こった出来事、と考えてしまいがちですが
これからの人生でいつ、どんな被災者になるかは分かりません。今もいろんな災害が起こっていますが
「積極的に知り、学び、そして伝えていかないといけない」と強く感じました。

女川での研修の後バスで杜の都、仙台に移動しました。
仙台と言えば「牛タン」
みんなで仙台の味を楽しみました。
IMG_0924.JPG
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明日はいよいよ記念講演、閉会式で審査結果の発表があります。
posted by 三田祥雲館 at 22:17 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | スーパーサイエンスハイスクール
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