



この頃、時が過ぎるのが早く感じます。10月23日(金)には昨年より12日早い、「木枯らし1号」が近畿地方に吹きました。秋からいよいよ冬に向かって日中の気温も徐々に低くなる季節となりました。
10月24日(土)、1年次対象の「自然科学の誘い」の授業で「プログラミング」を学習しました。「自然科学の誘い」は、1年次の選択履修で実施している学校設定科目です。今日は、生徒が実習用のロボットに自分が作成したフローチャートを読み込ませ、走らせる実習をしました。
担当の先生の指導に基づき、「小型ロボット」が軽快に走るようフローチャートを生徒各自が考え、出来上がったデータを機械に読み込ませた後、ライントレーサーの上で実走させました。私は育友会主催の進路講演会が終わったあと、授業教室に行ったのですが、写真のとおり「小型ロボット」を走らせてどちらが相手の機械に早くたどり着くか、スピードと精度を競うトーナメント「試合」を行っている最中でした。
生徒は、自分たちで設定してライントレーサーの上で競争する「小型ロボット」を見ながら、とても楽しんでいる様子でした。そして、この競争で「優勝」した生徒が、先生からインタビューを求められ、フローチャート作成上の工夫について、説明していました。
プログラミングでは、様々な動きをフローチャートの作成を通して思考することにより論理的思考力を身につけることができ、小学生からこの授業が取り入れられています。生徒の中には、その時の経験を活かしてスピーディーに精度の高い設定に取り組めた人もいたようでした。