
11/25(水)午前、SS探究Tでの研究成果を披露する「プレ探究発表会」を実施しました。この発表会は、関西学院大学フェローの高畑由紀夫先生を講師にお招きし、SDGsの17ゴールの中から6ゴールを選び、各ゴールにまつわるテーマについて調査研究を行い、発表後、大学の先生から指導助言をいただくものです。今年度は、新型コロナ感染症の影響を受け、実質的な研究期間は6月中旬からの4か月でした。しかしながら、生徒は先生方の指導を受けながらICT機器を効果的に活用しポスター発表できるところまで進めてきました。
本番での発表に先立ち、前週の11/18(水)の授業「講座内発表会」で「ゴール」ごとで予選を行いましたが、どの発表もデータをもとに資料が作成され、中には原稿なしで自分のことばで発表していたチームもありました。昨年度より短期間で準備を進めてきましたが、生徒の真摯な取り組みに感心させられ、われわれ指導者側にとって、来年度の授業改善につながるヒントを得ることができました。
チームごとに、発表を聴いた生徒から質問を受け付けました。調査した様子や結果のエビデンス(根拠)など想定外の鋭い質問に対して、発表生徒が落ち着いて回答するなど、生徒相互で質の高いやりとりがなされ、予定の時間を超過するほど有意義な時間を過ごしました。
この発表会を終えて、これから「SS探究U」での課題研究に向けて準備を進めていきます。2年後の「祥雲探究祭」では19回生がどのようなテーマでどのような研究が展開できるか、とても楽しみです。元気がありパワーを感じ意欲的な生徒のこれからに期待したいと思います。