



本校で2回目の冬を過ごしています。齢のせいか、朝の寒さが身体にこたえるようになりました。出勤時、自宅を出るときには夜明けの雰囲気を感じ、学校に着けば、ご覧のとおり学校から東に見えるマンションの合間から朝日を浴びて、さわやかな気持ちで学び舎に入っています。校長室に入るや否や、全開にした窓から心地よい空気が「待ってました」と言わんばかりに一気に入り込み、気持ちが引き締まります。校内を回るとこの時期霜が降りている箇所が随所にありますが、そんな中、部活動での早朝練習や図書館、教室での早朝学習に勤しむ生徒がいます。決して気負うことなく、こつこつと「練習」「準備」に打ち込む姿に感心するばかりです。




3年次にとって、本校での学校生活もわずかになり、授業も大詰めとなっています。その一つ、「中国語講座」では、今年度から本校講師としてお越しいただいている先生のご紹介で、馬頭琴奏者として活躍されている春蘭さんをお招きし、出身地である内モンゴル自治区の文化や生活習慣を紹介していただいた後、モンゴルの伝統的な楽器とも言われる馬頭琴による演奏で大陸に広がる草原の雰囲気を味わいました。




大学入学共通テストまで1か月を切りました。本番1か月前の12月17日(土)、18日(日)の両日、本校で祥雲館プレ共通テストを開催しました。大講義棟を会場とし、単に問題を解くだけでなく当日の気温や会場での過ごし方など、入試本番の状況がイメージできるように工夫して実施しました。年明け1月の共通テスト後には、私立大学の一般入試や国公立大学の二次試験等も始まります。これから大学受験に臨む3年次生、健康に留意して実力が発揮できるよう精一杯支援していきます。