2012年08月04日

NO.15 We'll be back soon!

Good morning, everybody.

We just arrived at Hong Kong International Airport approximately 15 minutes ahead to the schedule. We are all fine and preparing to jump back into hot, hot Japan.

We will be leaving for Kansai International Airport(KIX) on time. I'll let you informed when we arrive there. The scheduled Arrival time at KiX is 14:50 (in Japan Time). I hope the final flight is confortable.

Anyway, we are coming back and looking forward to seeing you soon. See ya!!

N.Miyashita@Hong Kong

It's been cloudy and foggy in Hong Kong this morning.
posted by 三田祥雲館 at 09:53 | 兵庫 ☀ | Comment(2) | 海外研修

2012年08月02日

NO.14 君は現代の新渡戸稲造になれるか−Who is a next Bridge between Japan and Australia?

「9:45-10-45 11:00-12:30 (lunch break 12:30-13-30)  13:30-15:30」

 CELTの授業はこの時間帯で行われます。え?一度に1時間半も2時間も?ですよね。でも、この時間内にアクティビティあり、会話練習あり、リーディングあり、ビデオ視聴ありとバラエティに富んだレッスンが展開しますから、飽きることはありません。「授業、長くてつかれるでしょ」と問う引率者に、「楽しいですよ」と応える研修生。生徒にそんなことを言わせられるようになりたいものだ・・・おっと、独り言がもれました。失礼。

 ところが今日は、午前中の授業が10:30で終わりました。Staff RoomにもどってきたAnna先生が“This afternoon will be wonderful for students.(今日の午後は楽しいわよ。)”。“Sure. It’ll be fantastic and fruitful.(だよね。すばらしい経験ができると思うよ)”と引率者が応えます。これからバスで地元のWilleton Senior High Schoolを訪問し、日本語を学ぶ生徒たちと交流するのです。

 バスで南に30分ほど。到着したWilleton S.H.Sは学習面でもスポーツでも数々の輝かしい成果を挙げる地元公立高校の雄。生徒の皆さんの落ち着いた様子からもすばらしい学校であることが一目でわかります。この広大な敷地に1800名の生徒が自分たちの興味関心や進路にあわせ、さまざまなコースに分かれて学んでいます。ちなみに、WAのS.H.S.ではYear8(日本の中2相当)からYear12(同高3相当)が在籍します。
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電光掲示板つきの校名版                    広々とした校地

 最初に歓迎式典として、Chris Booth校長先生にご挨拶をいただいたり、英語科のAnnie Girard先生からW.S.H.S.の概要や生徒の様子をお話いただいたりしました。先生方が生徒や学校に愛着と誇りを持って教育活動に尽力されていることが良くわかります。こんな学校で学ぶ生徒さんたちはどんな感じなのだろう・・・引率者も教員として、俄然興味がわいてきました。
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校長先生のご挨拶                        Annie先生の講話 

 ということで早速、授業に。昼食の前に1時間・後に1時間、10年生(高1相当)日本語の授業に参加し、一緒に学びます。昼食前のクラスでは、グループに分かれて自己紹介をしたり、質問シートにしたがって会話を展開したりします。「朝は何時に起きますか。」「朝ごはんは何を食べますか。」「学校にはどうやって行きますか。」というきわめて初歩的な会話から始めますが、答えの中身となると、些細なことでもその相違が互いの興味を引くようです。「え?朝にそんなに食べるの?」とは日本の豊かな食生活へのオーストラリアの生徒たちの素朴な驚き。何気ないやり取りから、互いの生活習慣の違いを話し合える仕掛けが作ってあります。
 
 この授業の担当者のNathan Harvey先生、実は昨年、WAの最優秀日本語教員として表彰された大変優れた先生です。「おめでとうございます」と申し上げると、「いやいや、すいません」といいながら顔の前で手を振り、何度も頭を下げるNathan先生。日本語が流暢になると、動きまで日本人のようになるから不思議です。P1000890.JPG  P1000907.JPG

 昼ご飯を食べて、少し慣れてきた2時間目。お約束の自己紹介の後は、漢字の読みと熟語の意味の学習です。前で先生が掲げるカードの漢字を見ながら、日豪共同でグループで正解を答え、グループ対抗ゲームさながらに授業が進みます。「とも(友)、たち(達)、あわせて、ともだち(友達)」「とも(友)、ひと(人)、あわせて、ゆうじん(友人)」。3種類の文字を持ち、訓読み、音読みの無数の組み合わせがある日本語の複雑さに、あらためて驚いてしまいました。
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 引率者も前でカードを出しながら説明する教師役に抜擢(!?)されてしまいました。今日までの教員生活の中で、日本語とはいえ言語を教えるのは初めてです。まさかこんなところに、こんなフレッシュな経験が待っているとは・・・。「上(うえ)」「下(した)」などのカードを掲げ、「合わせて何と読みますか?」“Right, じょうげ、ですね”。若者の熱気と授業担当のRobbie Poole先生の勢いに押されながら、1ヶ月ぶりの授業です。新米みたいに、変に緊張してしまいました(汗)。
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 次は「Cool English」と「かっこいい日本語」を教えあうという課題。Robbie先生はなかなかのアイデアマンのようです。当初は恥ずかしがってなかなか話を切り出さない両生徒。「What’s up?っていうより、Wass’p?のほうがかっこいいよ。で、I’m fine thank you.なんて答えないで、Cool.のほうが今風。」とW.S.H.S.生。「ハンサムのことをイケメンて言うんだ」と祥雲生が返します。うんうん、その調子。

 さて、他のグループは、と思って見回っていると・・・。“Do you know ‘Stalker’?”「え?あ、日本語でもストーカーって言うけど、一緒?」“A person who follows someone・・・(誰かの後を追いかけていくひとのことだよ。)”「あ、一緒、一緒。」

 ストーカーって、Cool Englishか?日本語でも決していい意味ではないし・・・。

 「『めっちゃ』はやばい。『ほんまにめっちゃすごい』とかいうし。やばいも、やばいくらい使う」
「Meccha?」

 「めっちゃ」はただの関西弁でしょう。「やばい」もかっこいい日本語か?でも、そんなことはお構いなしに日豪共に満足そうに会話が進みます。「『ヘン顔』means a funny face.」と説明し、日豪そろってヘン顔をする生徒たちには、引率者も思わす爆笑してしまいました。そして、祥雲生は英語を、W.S.H.S生は日本語を使ってコミュニケーションするように、というはじめの指示もあらばこそ、両言語入り乱れ、笑いの絶えない交流が展開されます。
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ヘン顔のフォト・ジェニックたち

 Ninja(忍者)とかIchiban(一番)とかがCool Japaneseと思われていた時代は遠い昔になりにけり。ふだんはClassroom Language(教室内だけで使われる学習言語)となっている互いの言葉。しかし、若者同士は英語・日本語を超えた「現代語」での心の通わせあい、時間を忘れて盛り上がっています。その姿を見て、何やら不思議な感覚にとらわれながら、ほんの少しだけ若さへの羨望の念も抱いてしまいました。

 最後には写真を撮ったり、メアドの交換をしたりして尽きない名残を残しつつ、当校を後にしました。新渡戸稲造が日米の架け橋になるといって太平洋を東西につなぐ努力をしました。しぐさもどことなくAUSSIEっぽくなった研修生の中から、太平洋の南北の架け橋として日豪関係の要になる人材が育ってほしいな、と大きな夢を抱き、高揚感を抑えながらバスに揺られた引率者でありました。
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 さて、西オーストラリア州での海外研修もいよいよあと1日となりました。明日はCELTでの卒業検定・プレゼンテーションの後、修了式、Farewell Partyが予定されています。その後、homestay familyにさよならを言って、夜にこちらを出発、土曜日の午後には関西国際空港に到着します。送迎バス利用組みは夕刻、学校に帰着する予定です。プレゼンが上手にでき、Matt先生から修了が認定されれば全員を連れて変える予定ですが、万が一の場合はご了承・・・くださいますか?

 ところで、ブログ「2012海外研修」としてNO.4からNO.14までを現地よりご報告してまいりましたが、Perthからのアップロードは今号をもって一区切りとなります。まだまだお届けしたいのですが、明日の朝宿舎をチェックアウトすると、引率者はネットのつながらない環境におかれてしまうのです。(ちなみに、ネットがつながらないだけでなく、夜8時過ぎまで居るところがないNomadicです。)おそらく、次にブログで行動報告できるのはHong Kong国際空港ではないかと思います(が、確約はできません)。悪しからずご了解下さい。

 毎日書き終えるたびに「下手の長糸、上手の小糸」の言葉が脳裏を横切ります。長々と言葉を羅列したわりにわかりづらく、何を言いたいのか伝わらない文章を反省するばかりです。だらだらと書く、私の悪い癖です。それでも引率者にとっては一日を振り返り、研修生たちの成長や研修の意義を振り返る大切な時間でありました。同時に、親御様のお気持ちがこめられたコメントは、大変示唆に富む内容で、私自身が励まされておりました。もちろん、親御様以外の皆さんにご愛読いただいていたことも承知しています。ここまでお読み下さった皆様、コメントをいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 なお、帰国後、最終日のご報告と研修全体の総括をアップする予定にしています。引き続きお付き合いいただけましたら幸甚です。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 21:41 | 兵庫 ☀ | Comment(14) | 海外研修

2012年08月01日

NO.13 WAという州、UWAという大学。

 このブログ、記事に困ると歴史や地理、経済の話になりがちだ、というのは皆さんもうすうすお気づきのことと思います。その通りです。で今日は、遅ればせながら研究生が学ぶWAとUWAのお話を・・・。

 1901年、オーストラリアはイギリスから独立しました。日本ではこの年に北九州で八幡製鉄所が操業を始められ、重工業を基礎に富国強兵策が本格的になりました。その後、1931年にイギリス連邦(The British Commonwealth)が結成されると、1942年にウェストミンスター憲章を採択、英国王に忠誠を誓う形でそれに加盟しました。国旗の左上にユニオンジャック(英国旗)が染め抜かれているのはご存知のとおりです。

 その広大なオーストラリアの西側1/3を占めるのがWAと略記される西オーストラリア州です。面積は日本の8倍にも上りますが、人口は200万人強で、そのほとんどが州都パースとその近郊に住んでいます。というよりも、内陸は乾燥が強いなど、居住が難しい環境にあるというのが本当のところでしょう。
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 パース郊外にも荒涼とした大地               引率者の知り合いの農場

 WAといえば豊富な天然(鉱産)資源で知られています。日本が年間に消費する鉄鉱石の6割近くが西豪州から輸入されるのを始め、天然ガス(LNG)やレアメタル、レアアースなど、掘って出ないものはないのではないかと思うほど資源に恵まれ、世界各国に輸出しています。そのほかにも飼料などが多く日本に輸出されています。

 そういうわけで各国からの投資も相次ぎ、WAは今、経済ブームに沸き立っています。いたるところで大規模な建設工事が行われています。今年になって日系銀行もパース支店を出店しました。バブル、という人がいますが資源の産出に裏付けられた好景気をバブルと呼んでいいのか、議論の分かれるところです。それにしては対円の為替レートの変動が大きく見えますが、これはたぶん通貨規模の問題に起因するところが大きく、こちらの経済はいたって高め安定だと思われます。
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 パース駅前の再開発工事 去年ここにあった、親切なおじさんのいる案内所はどこに行った?

 さて続いて、研修生が学習するUWAのお話。UWAの正式名称はThe University of Western Australia(西オーストラリア州立大学/西オーストラリア大学)で、1911年に創設された州内で最も歴史のある大学です。本大学は、オーストラリア国内のトップユニバーシティで構成されるGroup of 8(オーストラリア8大学)のメンバーにもなっています。また、大学のエンブレムに“Achieve International Excellence”とある通り、研究成果の面でも世界レベルです。あの胃潰瘍の原因菌と特定されたヘリコバクター・ピロリ菌を発見してノーベル賞を受賞したバリー・マーシャル博士もUWAの研究者です。
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キャンパスのシンボル・時計塔からC.B.D.を望む 

 近年、オーストラリアとニュージーランドの政府が共同して誘致に尽力しているSKA(Square Kilometer Ally;1km四方に展開される電波天体望遠鏡群)の本体がWAの砂漠地帯への設置計画が上がっています。その関係でUWAが研究拠点大学のひとつになっているのです。カーティン大学など州内の他大学と共同で研究しており、UWAは特に画像や数値を解析するcomputer分野を担当しているようです。天文教育に力を入れる本校としても大変興味深い活動をしています。

 そういえば今日、キャンパス近くを歩いてたら、地元の学生に道を聞かれました。いつもと違う建物で授業があり、あわてているようです。ちなみに引率者は、どこの国に行っても、現地語で道を尋ねられることが多くて戸惑います。研修旅行中も、これが初めてではありません。(香港空港では中国語で何か尋ねられ、パースの街中でも何度か・・・。実は関空でも日本語で・・・。)
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 CELTの入り口ゲート                     CELTのあるNEDLAND CANPUSのCAFE

 彼は工学部(Engineering)の1年生でこのあたりには不慣れだということですが、UWAの学生にUWAの道案内をするとは。でも興味が出てきました。聞いてみよ。“What are you going to major?(専攻はどうするの?)”“May be ‘Mining’.(たぶん、鉱産資源工学を。)”“Is it popular here?(人気なの?)”“Yeah, I think so.(はぁ、だと思います。)”

 聞くと彼は、WAの出身とか。何気ないやり取りから、自分の得意分野を自分の暮らすWAのために生かすことで、逆に、WAの恵まれた環境を自分のために生かす、という彼の意思が見え隠れ。キャリア教育や進路指導も担当する引率者としては、短い会話に刺激を受けずにはいられませんでした。兵庫県のため、日本のために世界に伍してやっていける人材になってほしいと強く願っています。

 さて、海外研修もあと2日を残すのみとなりました。教室を覗くと、先日お知らせしたオーストラリア固有の動物についてのプレゼンテーションの準備の真っ最中でした。年次を超えて担当の先生が指定したペアでひとつの動物について調べ、辞書を片手にプレゼン内容を英語で作成していきます。
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 わからなければ先生にチェックを受けながら、より良い原稿を書き上げようと必死です。先生も、語句や語法、統語や文法の訂正だけでなく、内容にも言及していきます。2週間の付き合いで気心も知れて信頼関係が生まれ、先生の指導におのずと熱がこもります。そしてそれに応えるように楽しみながらも懸命に課題に取り組む研修生たち。国境を越えても、人間同士のつながりこそが人間を成長させるのだと実感する瞬間です。さて、金曜日のプレゼンを楽しみにして・・・。
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 この距離で英作文の直接指導・・・恵まれています。

【研修生のメッセージ・最終版】
○バスの乗り方をマスターしました。(K.O.)
○I’m enjoying myself every day. Australian people are very kind to me. I want to study more about different culture.(S.A.)
○違う国の文化を学べたし、本当に楽しい!!(K.S.)
○G’day! I’m in Australiaなう。My host family’s cat is very cute. And my Chinese friends are very interesting. また8/4に〜 See ya!!(M.K.)
○I’m having a good time! 世界観・価値観の違いが凄いある。
○英語で満ちあふれた生活も、何とか慣れ楽しくなってきました。西オーストラリアは寒いですが、人々は暖かい良い場所です。残りの研修も思い切り楽しみます。(S.S.)

「文化の違いに触れることは楽しいし、それを楽しめる人になってほしい。バスの乗り方だって価値観や世界観だって、違いは面白い。違っていることを『いやっ』と思う前に『へぇ』と思えるかどうか。同じhomestayの中国人の留学生と親交を深める。それもいいことだ。世界ってこんなに凄いんだ、と知ることが世界に伍してやっていく第一歩だ。そしていつでも、あなたが心を開く限り、違いを越えて人は暖かい。」

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 21:41 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | 海外研修

2012年07月31日

NO.13 Rainy Tuesday, and Culture of Indigenous People(雨降りの火曜日に先住民の文化を学ぶ)

 昨日までの好天とは打って変わって、朝から降ったり、やんだり。とはいっても、地中海性気候(Cs)は別の区分では亜熱帯冬雨帯と呼ばれることもあり、これがこの時期本来の天気です。日本の梅雨などと違って、ザーっと降ってはパッと晴れあがります。たった10分で土砂降りだったり、カンカン照りだったり忙しい限りです。空気が洗われて、晴れ間の陽光がいつもよりまぶしく輝いて見えるのは気のせいでしょうか・・・。
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  10分前                               10分後

 今日は午後から、市内にあるKing Parkに遠足です。緑豊かなKing Parkは、原生林を残しながら植物園なども併設した約400haという広大な公園です。パース市中心部から約1.5kmといいますから、C.B.D.の一部といいほどの立地です。ここで、先住民アボリジニの文化を学ぼう、というミニ遠足です。ところで、市の中心にこれほどの原生林を持った都市が他にあるでしょうか。パースの環境のよさの証左のひとつです。

 しかし、何も知らなければ学習も深まりません。そんな研修生のために、CELTのテキストにはアボリジニの歴史や文化、神話に関する読み物が用意されています。担当の先生方の語りも交え、楽しく予習をします。PCなども用いながら・・・。
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 基礎知識も学びました。雨も上がりました(Lucky you!)。Anna先生、Anoma先生の引率で現地研修のミニ遠足に出発です。現地ではアボリジニの血を引くクレイグさんの案内で、園内散策が進みます。クレイグさんには去年も一昨年もお世話になっています。
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 クレイグさんによるガイド

 クレイグさんの話からは、ずっと昔から自然の中で、自然のとともに、自然の一部として、自然の魂を感じながら生きてきたアボリジニの世界観が垣間見られます。必要なもの以上は取らない、すべてのものは自然に帰す・・・自然に寄り添うその生き方は、いまさらsustainability(持続可能性)などとあわてている現代人に大きな示唆を与えるものだと考えさせられました。そして、世界の成り立ちという物語を持つことの大切さを知らしめてくださいます。研修生は、何を感じてくれたでしょうか。
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ところで、クレイグさんのガイドと聞いて、引率者は不安になりました。話の内容は本当に意義深いのです。が、クレイグさんの説明にはアボリジニの精霊の名前とか、星の名前とか、聞いたこともない単語が随所に出てくる上、相当早口で説明されるのです。しかも、間をおかずにお話になるので、去年は引率者が通訳を挟む暇もありませんでした。

 でもそこはさすがのベテラン、Anna先生。話の間にすっと滑り込んでわかりやすい英語で言い換えて説明してくださいます。鮮やか。それにしても、英語に英語の通訳を入れて話を聴くとは、なんとも不思議な気持ちです。そして、それをフムフムといいながら聞き取る研修生の姿に何ともいえない感慨を覚えるのでした。P1080794.JPG
 英英通訳をするAnna先生

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 20:37 | 兵庫 | Comment(2) | 海外研修

2012年07月30日

NO.12 Monday again, and Mondays are always・・・.

 毎朝、さわやかな風に吹かれながらバスを待ちます。しかし今朝は皆、心なしか浮かない顔をしています。充実した週末を過ごした月曜の朝ほど憂鬱なのは、どこの国でも変わらないようで・・・。澄んだ空気に降り注ぐ陽光が織り成す光と陰の明瞭なコントラストが、私たちの心を見透かしているようで印象的です。C.B.D.の交通量も普段より多くて、気も進まなければ、バスすらもなかなか進みません。

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 “・・・one hundred and eight, one hundred and nine, one hundred and ten. Dady, how do you count after one hundred and ten?(ひゃくはち、ひゃくきゅう、ひゃくじゅう。お父さん、このあと、どう数えるの?)”算数の復習をする幼い女の子の、舌足らずなかわいらしい声が車中に響きます。そして、ようやくここまで数えられえるようになった娘に目を細めながら続きを教える父親。この父娘のほほえましい会話が一服の清涼剤となり、車内の物憂げな雰囲気が和らぎます。

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 引率者は毎朝同じバスに乗り、馴染みの顔も増えてきました。言葉を交わすわけでもないのに、外国にいる心細さも手伝ってか、知った顔を見ると何だかほっとしたりします。そういえば、去年は毎朝顔を合わせ、会うと会釈をしてくれるようになった中学生ぐらいの男の子がいたなぁ。あの子、今年は会わないけどどうしているだろう。

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 研修生たちも、彼らの日常になりつつある通学途上で何かを感じているのでしょうか。バスに揺られながら車窓をぼんやり眺め、考えるでもなくそんなことを思っているうちにバスはCELTに到着です。さ、研修生に週末の出来事を聞こう。今日一番の楽しみです。

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 “How was your weeke・・・?”聞き終わる前に、「昨日、チョコレート工場に行って、大きなクマの形のチョコを見ました・・・。」「土曜日はフリーで自分たちで街に出かけて、日曜日はKings Parkにピクニックで・・・。」「週末、ビーチがきれいで・・・」「川でカヤックを・・・。」訊かずとも、みな口々に週末の出来事をハイテンションに話し出します。野暮な質問でございました。で、あまりブログに書くとお土産話の楽しみがなくなるといけないのでこのくらいに・・・

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 それにしても、どの研修生の口からも、homestay familyとの会話や行く先々で出会った人々のこと、街の人々の様子など、人間同士のふれあいが語られます。一方で、「お好み焼きを作ってあげたら、すごく喜んでくれました。」「手巻き寿司、しましたよ。homestay sisterが生ものが苦手で・・・。だから野菜巻きも作ったんです。」「餃子が好評でした。そうめんは、ちょっと不人気だったけど。」と、いつも親切にしてくれるhomestay familyに日本食を作って振舞った研修生もいたようです。こうして、家族の一員として受け入れられて、研修生にとってもhomestay familyにとっても、互いが欠くことのできない日常の一部になっていくのです。


 昨日までの非日常が日常になっていく。同時に、短期間の滞在にもかかわらず、日本の日常が今、非日常として遠い日々の記憶のように感じられる。繰り返される日常では気づけなかったことが、非日常を挟み込むことでわかることがある。そして、若い研修生たちが日常を非日常に置き換え、非日常を日常に取り込んでいくスピードは、私の比ではないだろうことは想像に難くありません。異文化という非日常が、彼らの中でいつ、どのように昇華されるのか。逆に、非日常のなかで日常どのように捉えなおすのか。そして、彼らの自身の人生の中でどのような日常を作り上げていくのか。楽しみで仕方がありません。


 もう一週間たってしまったのか、まだ一週間なのか。あと一週間しかないのか、あと一週間もあるのか。思いはそれぞれですが、研修生は全員、WAの人々の温かさとおおらかさに包まれて、全力でAussie Lifeを満喫中です。

 あっっっっ。いま、CELTのStaff Roomで書いているのですが、ここまで書いてカメラを忘れたことに気がつきました。何やってんだ、俺。これじゃ、ただブログでひとりごちただけじゃないか。つまらないですよねぇ。Silly of me!とはこのことです。本当にすいません。ということで、今日は、先週とりためた写真をランダムに貼りました。悪しからず。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 19:18 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

2012年07月29日

No.11 Relaxing Sunday(のんびり日曜日)

 今日こそ研修生に一目も会わない日曜日です。今はパース時間の朝の9時前で、少しのんびりとテレビなど見ながら、ブログを書いています。

 先週、Matt先生に、“Naoki-san(彼はいつも私に「さん」をつけて呼びます), what do you usually do in the evening?”と訊かれました。彼は私と同い年です。“ブログを書いてるよ、研修生の様子をレポートしなくちゃ”と答える私に、“You are THE very Japanese. Japanese teachers work even on weekends, right? ・・・Why don’t you have fun yourself?(まさに日本人、って感じだね。日本の先生たちは週末も働いてるしね・・・。ちょっとは楽しんだら?)”と笑いながらいいます。大阪府立高校でALTをしていたMatt先生は日本の学校や教員の性質を良く知っています。(ちなみに、大阪・なんば周辺については私よりずっと詳しいようです。なんばのおいしいお店を教わりました・・・。)
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 “Thank you, but I’m enjoying my stay in Perth. And it’s a good chance to brush my English up as well.(サンキュー、でも、楽しんでるよ。それに、英語の勉強のいい機会だし。)” と私。“Hard worker”と言いながら微笑えむMatt先生に“You, too.”と返します。

 私は知っています、彼が最近、仕事の夢を見ていることを。北半球が夏休みのこの時期、Matt先生は信じられないほど忙しいのです。Manager of Specialised Programmeという役職の彼は、国も、学校も、学年も、英語力も、期間もすべて違う、世界中からやってくる研修団のカリキュラムをすべて一人で組み、校外学習まで手配しています。そして、研修生といわず引率教員といわず、さまざまな問題を片言の英語で彼に持ち込み、多忙を極めます。その一つ一つに丁寧に、笑顔を絶やさずに対応する彼には頭が下がるばかりです。しかも、到着や帰国が週末になることもしばしばで、出迎えや見送りに土曜も日曜もなく働きまわっています。

 そういうわけで、もちろん日本の高校生についても良く理解してくれていて、研修生たちの生活をきめ細かくサポートしてくれます。心強い限りです。

 さて、前置きが長くなりましたが、そんなMatt先生の庇護の下、Aussie Lifeをエンジョイしている研修生の声を・・・。
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【ちょっと○○sick・・・】
○パースの町はとてもキレイです。ホームステイは楽しいけど、子供たちと遊ぶのはとてもつかれます。日本食が早く食べたいです。(A.N.)
○G’day! I’m enjoying Australian life. But I miss Japanese food very much. See ya.(M.A.)
○I have a good time in Australia!! 建物や街がとてもキレイです♪ホストファミリーがとてもキレイです。でも早く日本のテレビが見たーい!(A.O.)

「コメントを書いてもらったのは渡豪5日目なのですが、和食が恋しくなっている(和食sickな)研修生は少なくありません。昨日フリーマントルで会った研修生も、Udon-noodleとOyako-donを食べてたなぁ。それにしても、和食、中国料理、タイ料理、マレーシア料理などなど・・・近年アジアからの移民が増え、パースの街にはアジア料理の店があふれています。テレビか、こっちでも結構面白いのをやってるのに。スポンジ・ボブとか料理の鉄人とか。
 それはそうと、2つ目の英語でのコメントを書いてくれたのは、本人、親御さんとも英語力を大変心配していた研修生です。案ずるより何とか。まったくNo problemですね。」
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【とにかく、ひたすら楽しい人たち】
○G’day!! I fair dinkum enjoy this stay.(よう。このホームステイをほんとうに楽しんでます。)(T.Y.) 注:fair dinkum=frankly, truelyなどを意味するAussie Slangです。
○All people are kind to me!!!!! G’day!!!!!(Y.Y.)
○G’day. I’m having a good time★ See ya!(M.K.)

「・・・うらやましい・・・」
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 あんまりいっぺんに紹介すると、後で困るのは私なので・・・See you and have a special Sunday. Bye.

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 11:28 | 兵庫 ☁ | Comment(2) | 海外研修

2012年07月28日

NO.10 Weekend, weekend, WEEKEND!!!!

 週末です。日本を発って以来、初めて研修生たちの顔を見ない日がやってきました。引率者もちょっとだけお休みモードです。

 旅行家・兼高かおるさん(古いですか?)が「世界一美しい街、世界一住みたい街」と形容したパースは、世界一孤立した(isolatedな)首府とも言われています。その美しい景観とどことなくのんびりとした時間の流れの中で、みな、思い思いの週末を過ごしているのでしょうか。

 そういえば、週末にFremantleに行く計画を立てている研修生たちが多かったなぁ。パースの街は平日でも見られるし、週末は少し足を伸ばしてFremantleを再訪してみようか。生徒たちに会えるかもしれないし…(何だかんだ言って、結局会いに行く引率者なのです・・・)。

 バスで40分、電車なら20分くらいでFremantleに到着します。先日も書いたとおり、ここは西オーストラリア州(WA)の主要貿易港。見たこともない巨大な船が停泊しています。何を載せて、どこに行くのかなぁ?日本はWAからいろんなものを輸入してますが、アイスクリームの輸入量もすごく多いのです。ファミリーレストランなどで供されるアイスクリームはWA産が多いのだそうです。抹茶アイスも生産しているとか。トリビアです。
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 インド洋に面した海岸の都市ですから、きれいな風景も楽しめます。(写真が下手ですねぇ。)
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 それから、金・土・日にはマーケットが立って賑わい、ストリートパフォーマーがエンターテイメントを披露しています。みんな大変盛り上がっています。
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 あ、いたいた。昼前ごろ、合計6人の研修生に遭遇(まぁ、向こうにとっては遭遇ですが、私は会おうと思って出かけているので遭遇ではありませんが)。homestay familyに行く先を告げて、自分たちだけでやってくるとは、なかなか腕を上げました。それでは週末のサービスに、Little Ladiesをおいしいジェラート屋やギフトショップにご案内させていただきましょうか。
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 研修生と休憩していると、ウェールズ人(イギリス)のご主人と広島出身という日本人の奥様、パース生まれの6歳の双子の男の子というご一家とお会いしました。届いたばかりのスープをテーブルに勢い良くこぼした息子に、「かわいいんだけど、時々すごく頭が痛くなるよ・・・」といいながら目を細める素敵なお父さんに、思わず頬が緩みます。どこの国でも、子どもに手がかかるのは一緒ですね。英語・日本語ごちゃ混ぜのおしゃべりを楽しみました。Nice talking to you and cute boys!

 研修生と別れてパースに戻ると、兼高氏の言葉の正しさを体現するように、市中心部にあるSt. Mary’s Cathedral(聖マリー大聖堂)が快晴の空に美しく映えていたので思わず1ショット。先日のメッセージに研修生の一人が「景色最高!!(S.F.)」と記してくれていましたが、そのとおりです。
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 昨日はみな、動物園に行くんだとか、Kings Parkにいくんだとか、市内に買い物に連れて行ってもらうとか、楽しそうなこといってたなぁ。水不足が心配だ、とはいえ、旅行者にはうれしい好天に恵まれて、楽しい週末を過ごしてくれていることでしょう。I look forward to hearing about the weekend on Monday. Cheers, mate!

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 19:16 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | 海外研修

2012年07月27日

NO.9 Original Wildlife of Australia 〜Caversham Wildlife Park〜

 インドネシアのバリ島とロンボク島にはさまれた「ロンボク海峡」は、最狭部の幅が約18kmと大変狭い海峡です。しかし、近隣海域の他の海峡より水深が深く、大型船にとっては北のフロレス海と南のインド洋をつなぐ主要な航路になっています。石油の9割近くを中東に依存する日本にとってもきわめて重要な海峡であることは言うまでもありません。
 
 閑話休題。オーストラリアには独自の進化を果たしたユニークな動物がたくさんいます。カンガルー(kangaroo)の赤ちゃんがお母さんのおなかの袋から顔を出すかわいらしい姿は良く知られています。同じように、コアラ(koala)やウォンバット(wombat)なども、おなかの袋で子どもを育てる有袋類(marsupial=pouched animal)なのです。カンガルーの類以外は早い時期に袋から出てしまうのであまり知られていませんが。

 それから、哺乳類なのに卵を産む「単孔類(=monotreme)」というのもこの地域独特の動物です。カモノハシ(platypus)が比較的有名ですが、全身を針のような硬い毛で覆われたハリモグラ(echidna)などは卵を孵化させておなかの袋で哺乳するという種類の単孔類です。あとはダチョウに似たエミュー(Emu)などの鳥類もオーストラリア固有のものです。
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 で、ロンボク海峡と何の関係があるか、ですか?何でインドネシアなのかって思いますよね。実は・・・

 生物地理学上、ロンボク海峡を境に以西を東洋区、以東をオーストラリア区と呼んでおり、有袋類や単孔類はオーストラリア区の固有とされているのです。有袋類の一部は小スンダ列島やパプアニューギニアなどにもすんでいます。ちなみに、この境界線は提唱者であるイギリスの博物学者ウォーレスさんの名前をとって「ウォーレス線」と名づけられています。

 再び閑話休題。というややこしい話は終わりにして、ここからは今日のミニ遠足「カヴァシャム・ワイルドライフ・パーク」のレポートを・・・。

 カンガルーにえさをやったり、
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 ウォンバットと写真を撮ったり、
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 コアラをなでたりと大はしゃぎです。なかなか触れませんからねぇ。
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 バスの中だって、ノリノリです。
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 しかし、楽しい中にも学びの仕組みが忍ばせてあるのがCELT流。生徒たちは授業の中で各自が探究主題にする動物を設定しており、目下、研究中なのです。だから、さっきまではしゃいでいても、自分の研究対象の前に来ると「the祥雲生」に早変わり。真剣なまなざしで色や大きさを確認したり、行動を観察したり、当園のガイド・Peterさんに質問したり。研修開始当初は頼りなかった研修生たち(失礼)が、頼もしくなったと実感する瞬間です。

 探究の成果については、次週金曜日に卒業検定としてプレゼンテーションをします。当然、英語で、です。さて、どうなりますか・・・。

 三度の閑話休題。男子サッカー・スペインVS日本戦の勝利、本当にすばらしい。外国にいると日本のそういう活躍が本当に誇らしく思えます。え?遠足とサッカーと何の関係があるか、ですか?ですよね。実は・・・

 このサッカー戦の結果は遠足の帰りがけに同じくCELTに短期研修に来ている韓国の男子高校生から教えてもらったのです。ますます???ですか?

 実は今日の遠足は“Whole School Excursion(学校全体の遠足)”で、世界各地からCELTに留学している学生たちが大型バス3台に分乗して出かけたのです。そのうちの一人であった彼は大阪や和歌山など関西を中心に何度も日本を訪れ、大の日本贔屓。私たちを見て喜びをわかち合おうと話しかけてきたのです。「本当にCongratulations!おめでとう。すごいね。Great.良かったね。」と日本語も英語もまぜこぜで話しかける彼に思わず「Thank you.カムサ・ハムニダ」。

 話しているうちに何だか良くわからなくなってきましたが、これがMulti-Culturalism(多文化主義)の国・オーストラリアの真髄、Multi-NationalなCELTに留学するよさなのです。このとき私たちの隣では、中国人がスペイン人に英語で話しかけていたり、台湾人と韓国人が写真を撮り合っていたり。世界の若者は国境を軽々と飛び越え、新しい価値観・世界観を築いているようです。

 明日は週末。生徒たちはhomestay familyと一日中一緒に過ごします。Have a lovely weekend, guys!! 日本の皆様も良い週末を。

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 21:44 | 兵庫 ☁ | Comment(3) | 海外研修

2012年07月26日

NO.8 Study English or Study in English?(英語を学ぶ? 英語で学ぶ?)

 さて、研修も4日目が終了しました。昨日のミニ遠足から打って変わって、今日は一日中、学校の中で英語で勉強です。変な日本語ですが、ゲームを取り入れたり、オーストラリアの偉人について学んだりと、まさに英語「で」という感じなのです。以下、写真を数枚・・・。
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ホワイトボードの単語を英語で説明し、正解数を競うゲーム
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パズルを使って発音記号を学ぶアクティビティ
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先生が正解をチェック・・・違ったらその場で発音の練習です

 楽しそうでしょ。いや、本当に笑顔が耐えないんですよ、授業中。こんな笑顔、日本の教室ではなかなか見られませんよ。教師として、毎年ちょっとだけCELTの先生方に嫉妬する瞬間です。それにしてもCELTの先生方、教えるのがうまい!だから、私たちが教室の中で見ていても、いやな顔をしません。ふつう、同業者がいたら少し違和感がありますよ。見習いたいものです。

 ちなみに、オーストラリアのお札に印刷されている人物の学習では、先生から日本のお札に関する質問が飛んできました。「福沢諭吉」までは良かったのですが、「その人、どんな人?」には答えに窮していました。んー、帰国したら『学問ノススメ』を読んでみよう。

 と、他愛もないことを書いて文章引き伸ばし作戦をしてみましたが、限界です。一日中授業の日は、ブロガー泣かせです。写真を貼ってもあんまり変わり映えしないし、教室って日本もオーストラリアもほとんど一緒ですし。しかも祥雲生ですから、少々教室がきれいでも驚きませんし。

 ということで、こんな日は生徒に登場してもらおうと、授業の合間にコメントを書いてもらってきました。生徒のコメントに私のコメントをのせてお届けします。

★イニシャルは(名.姓.)です。

【まずは英語がわかるようになってきて楽しくなってきた皆さんから・・・】
○英語はとても難しく最初はうまく会話できなかったけど、次第にできるようになってきて、とても楽しいです。(Y.M.)
○最初はぜんぜん何を言っているかわかりませんでしたが、だんだんわかるようになって良かったです。(K.S.)
○とてもやさしいホストファミリーで、毎日が充実しています。大学もとてもきれいで過ごしやすいです。だんだん英語が聞き取れるようになりました。(O.A.)

「そうそう、はじめは泣き言ってても、わかるようになるんです。そうすると、楽しいの。ファースト・ステップ、クリア。」

そして・・・
○最初は話されてもなんて答えたらいいかわからず恥ずかしがっていました。でも使える表現などをいくつか教えてもらったので、不安が解消されて、今はとても楽しいです。I’m enjoying staying in Australia.(N.Y.)
○使い方がわからなかった英語も実際使ってみてわかるようになりました。Australia is very exciting! (N.F.)
○I’m happy everyday!! ホームステイ1日目は、英語がまだ耳に慣れず、何を言ってるかほとんど聞きとれませんでした。しかし、2日目は自然と耳もなれ、今では毎日ホームステイファミリー、先生たち、友達と楽しく英語で話しています!!(M.Y.)

「おっと、思わず英語が出てしまいましたねぇ。引率者もなるべく英語で話しかけるようにしていますが、日に日に上達するのが実感できます。日本語で聞いても、無意識に『Yes』なんて答えが返ってくることも増えました(笑)。それにしても、!!の乱発がテンションの高さを象徴しているようです。」

そして・・・
○とても充実した日々を送っています。ホストファミリーともがんばって英語でしゃべっています。英語ぺらぺらで帰るかも・・・です。(S.U.)
○ホストマザーと話そうと思うと、日本にいるときより自然に単語が出てきて、文が作れてたくさん話せるようになりました。(Y.W.)

「自信がついてきたのですね。身も心も頭も耳も口も、生徒の順応性は驚くほど高いのです。Oopsなんていう日も近いのでは。」

さらに・・・
○G’day! I’m very fine because my host family is very kind. Studying English is very fun, too.(S.S.)

「全部英語ですよ。しかもG’day(=よう!)なんていうAussie Englishまで出てきています。こっちに住みますか?」

極めつけは・・・
○英語、むずかしいけど楽しい(笑)(Y.N.)

「普段は物静かな彼が、こんなことを考えていたとは。短いですが、勉強することが「楽しい」とは、教師として考えさせられる深い言葉です。私の後学のために、何がどう楽しいか、明日聞いてみようと思います。」

【Homestay Familyに支えられて・・・】
○英語は難しいですが、夕食時にホストファミリーにその日に学んだことを話すことはとても楽しいです。あまり上手く話ができないけれど、ホストファミリーが優しく聞いてくれるので夕食が楽しみです。(N.N.)
○ホストファミリーの子供、かわゆい。めっちゃ優しい。でも、英語分からない。
○G’day! I enjoy my homestay very much. 最初は緊張してたけど、すごく優しく接してくれてとても楽しく過ごしています! See ya!(M.O.)

「学校であったことを家族に話して共有する。うれしいときは一緒に喜び、寂しければ慰めあう。人間が人間らしく、高校生が高校生らしくあるための基本は、どこでもあまり変わらないのかもしれません。言葉がわからなくても、心が通じ合う家族。でもね、みんな、言葉が通じると、心だってもっと深く通じ合うことを忘れないでくださいね。がんばれ、研修生!!」

N.Miyashita@Perth

P.S.「研修生の声」は私が困ったときに不定期的に掲載します(笑)。
posted by 三田祥雲館 at 20:20 | 兵庫 ☁ | Comment(3) | 海外研修

2012年07月25日

NO.7 History and Culture 〜Port, Market, and・・・Prison in Fremantle〜

 フリーマントル(Fremantle)でバスを降りると、時折吹く風が潮の香りを運び、上空にはカモメが飛び交っています。ここはパース中心部から西に約20km、大学からだと12〜13kmにある港町です。
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フリーマントルの歴史ある町並み

 ということで、午前中の授業を終え、午後はフリーマントルへのミニ遠足に出かけました。
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午前中はパソコンを使って探究活動 祥雲生の十八番です

 西オーストラリア州の重要な貿易港となっているフリーマントルは、パースのC.B.D.(=Central Business District/中心業務地区)とバス、鉄道のみならずフェリーやクルーズ船でも結ばれ、州都の外港の役割を果たしています。日本と西豪州の経済関係を語る上でも欠かせない港湾です。
 
 同時に、毎年11月に南極観測船「しらせ」が寄港することでも知られています。空路やってくる観測隊員が乗り込んだり、水や食料、燃料などを積み込んだりする補給・中継港なのです。2009年に就役した2代目「しらせ」もここを訪れ、日本と西豪州の多面的な結びつきを象徴しています。
 
 一方、西豪州に始めてヨーロッパ人が上陸した地でもあり、歴史の深い町でもあります。1830年から31年にかけて建造された、西豪州で一番古い公共施設(刑務所ですが)であるRound Houseは、オーストラリア全体で見てもかなり古い時代のものです。
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Round House
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Round House越しに望むインド洋

 そのほか、町のいたるところに優に100年を超える教会や住居が並んでいます。引率のAnna先生はとても詳しくフリーマントルの歴史や町並みを説明してくださいます。このお店が素敵よとか、ここはアボリジナル・アートが有名でとか、ここから見える海の景色が最高よとか。生徒たちはAnna先生お勧めのキュートなショップで大盛り上がり。「お父さんにはこれで、お母さんにはこのピンクの。いとこには・・・」と日本で待つ皆さんへのお土産を選んでいきます。(皆さん、帰国を楽しみにしていてくださいね。)

 ん?それにしてもAnna先生、詳しすぎないか?聞いてみよう。“By the way, do you live in Fremantle?” “Yes, I do.” I doのほうに力をこめて発音するあたり、何かありそうです。

 すると、“Look at that building at the corner.(あの角の建物を見て。)”指差すほうを見ると、これまた相当古そうな3階建ての建物。薄い黄色の壁に丹塗りのバルコニーがハイライトになり、印象的です。1階はカフェのようです。

 「この建物の3階で、私のお父さんのお父さん、つまり、父方の祖父が生まれて育ったの。私にとって特別な建物だし、特別な町なのよ。」なんと、観光名所にもなっている建物でお爺さまがお生まれになったとは。“You mean you are from Fremantle?(フリーマントル生まれってこと?)” “Yes, exactly. I was born in this lovely city.(そう、そうなの。私はこの美しい町で生まれたのよ。)”

 どおりで、愛情たっぷりの語りぶりです。生粋の「Freoっ子」(この町の愛称はFreo=フリオというのだそうです)に案内していただくとは、本当に光栄な機会となりました。

 さて、最後に研修団がやってきたのは“Fremantle Prison Museum(フリーマントル刑務所博物館)”。このミニ遠足のメイン・テーマです。当館のベテランガイドAmandaさんの案内で刑務所ツアーが始まります。
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正面ゲートの前で記念撮影 このときはまだ・・・

 ここは「刑務所博物館」とは言うものの、1850年代の使用開始から1991年に重警備刑務所としての役割を終えるまでの134年間、9000人に上る囚人を実際に収監していた本物の刑務所・刑執行施設なのです。収監されたのは、主に連続殺人犯などを含む凶悪犯で、実際に44人の死刑も執行されました。
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塀の内側からの風景はなかなか見られません

 死刑もあった、冤罪もあった、暴動も、懲罰も・・・Amandaさんのガイドは続きます。初めははしゃいでいた研修生たちも、説明の内容の生々しさにだんだん重苦しい面持ちに・・・。引率者もAmandaさんの話を要約的に通訳して説明するのですが、正直に言ってつらくなってきました。(しかも、引率者が「脱獄囚の懲罰」再現の実験台にもなり、はりつけの体制で鞭打ちを受けながら通訳するという、喜劇的な場面もあったのです・・・。)
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ベテランガイドのAmandaさん

 ところで、歴史は常に正の側面も負の側面も表裏一体で、きわめて重層的に刻まれます。流刑地として始まったオーストラリアの歴史を、ユーモアを交えながらも真剣に語って下さるAmandaさん。自分が生まれ、愛してやまないこの町の魅力を、異国から来た少年・少女たちに楽しそうに話すAnna先生。内容は対照的でも、自国の、そして自分の文化的背景や歴史について、誇りを持って真正面から語る姿に研修生たちも何かを感じてくれたのではと期待しています。そして、相手の文化を知るというのは、こういうことを学ぶことなのかもしれません。

 翻って、私は自ら語る何かを持ち合わせているのでしょうか。互いに語り合うことが相互理解への第一歩だとすれば、私は何を語ればいいのでしょうか。私自身が自省するとともに、明日以降、研修生たちにも伝えながら、一緒にに考えていくべき大切な事柄に気づかせてもらいました。実に有意義なミニ遠足となりました。

 ところで今日は生徒の活動レポートよりも、引率者が感じたことを拙文につづるだけの、退屈なブログになってしまいました。しかも、長い。研修生の生き生きとした姿を期待していた皆さんには心苦しいばかりです。

 え?刑務所博物館でショックを受けた研修生たちですか?大丈夫です。帰りのバスの中で、ポテトチップをほおばりながらジュースをゴクゴクと飲み、「キャッキャッ」とハイテンションでノリノリでしたから。それにしても、みんな本当に元気です。帰るころにはみな文化も歴史も体得した、本物のAussieになっているかもしれませんよ。

N.Miyahita@Perth

 ちなみに、フリーマントル刑務所は国内の他の刑務所施設とともに、2010年にユネスコ世界遺産に登録されたそうです。
posted by 三田祥雲館 at 20:45 | 兵庫 ☁ | Comment(4) | 海外研修

2012年07月24日

NO.6 Aussie Campus Life〜英語を英語で学ぶには〜

 昨日予告したとおり、今日から自力で、homestayからCELTまで通学して来ます。引率者も生徒もhomestay familiyもCELTの先生方も「ドキドキ、ドキドキ」。昨夜は「大きな期待だけを持って待ちます」などと書きましたが、何度引率しても初日はスリルに満ちています。しかし、そんな不安をよそに、涼しい顔で定刻どおりに全員集合完了!I’m really proud of you!!!

 ということで、8:45に授業が始まりました。こんな感じです。
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 で、わからないことがあると、
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こんな感じで少人数授業のメリットを生かし、わかるまで教えてくれます。
 
 わからない英語を英語で説明されてわかるのかな、と思われるかもしれませんが、そこはプロ。生徒の英語力を的確に見立て、わかりやすい単語や表現を使って理解を助けます。まさに英語を英語で理解するプロセスです。

 そしてお待ちかねのLunch Breakには、
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 そう、homestay mumが愛情こめて作ってくれたお弁当を、おいしそうにほおばります。女の子にはイチゴが添えられたかわいらしいお弁当、男の子には実質重視のボリューム弁当が用意され、本当の娘、息子のように気遣っていただいていることが手に取るようにわかります。
 
 ここだけの話ですが、機内食と大学のCaféという出来合いの料理が立て続けで、昨日は少し弱音を吐いていた研修生が・・・いたんです。でも、昨夜の夕食、今朝の朝食、そしてお弁当と愛情たっぷりの食事をいただいて、勇気百倍。心身ともに英気を養い、午後の授業に臨みます。

 ところで今日は一日中CELTでの授業が組まれており、午前中に3時間15分、午後に2時間という濃厚な学習プログラムです。つまり、学校での学期中の授業と変わらない授業を受けているのです。しかも、全部英語の時間、それも、全部英語で。さすがにちょっと、嫌になっているかな、と教室の様子を覗くと、そこには信じられない姿の研修生が。

 日常生活で使えるフレーズがテーマの授業の一場面です。先生が“Yes. ‘Can I help you set the table?’ is correct. Do you have any other answers?”(「そうですね。『テーブルのセッティングを手伝いましょうか?』が正解ですね。他に、どんな答えがありますか?」と問いかけます。

 日本の生徒はこういうの弱いんだよな、沈黙が続くなぁ、と引率者が思った次の瞬間です。

 “Yes. ‘Can I help you with setting the table?’”と自分の意志で発言する研修生。学校でいつしか習った「help+人+with〜」がふと頭の中でよみがえり、口をついて出てきたのです。こんなやり取りが授業中、いくつも進んでいくのです。昨日から唸りっぱなしの引率者は、またもや「おぉ」。

 オーストラリアの空気には特別な「英語の素」みたいなのが浮遊していて、それを吸いさえすれば自然と英語がペラペラと・・・と思っている人が結構多いものです。しかし、日本できちっと勉強しておくことがどれだけ大切か、研修生たちが身をもって体現してくれています。そして、間違えてもいい、とにかく言いたい!という強い思いも・・・。

 さまざまなアクティビティーに、時折クラスが笑いに包まれながら、長〜い一日が終わりました。Good job, guys!!

N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 19:31 | 兵庫 ☁ | Comment(3) | 海外研修

2012年07月23日

NO.5 期待と不安と眠気を抱え

 大きな期待と少しの不安、そして若干の眠気を抱え、CELTでの研修が始まりました。最初は研修全体のコーディネーター・Matt先生と担任のAnna先生とAnoma先生による入校式です。もちろん全部英語で進みます。クラス分けの発表の後、バスの乗り方から授業の受け方まで、細やかにオリエンテーションが行われます。式の終わりに研修生代表のT.Y.君から流暢な英語で先生方にご挨拶。これには先生方も引率者も思わず「おぉ」と唸ってしまいました。

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 その後、キャンパスツアーに出発!! UWAは1911年の創立。この年は明治44年に当たり、関税自主権が回復した年だ…といったらもっとわかりにくくなりましたか?いずれにしても、歴史の深い荘厳な建物群と豊かな自然が渾然一体となった広大なキャンパスを巡るうちに俄然やる気も奮い立ち、「高校出たら、この大学に入学したいわぁ」との声も。いいよ、その心意気。引率者は心強く思いました。
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 大学の食堂で昼食をとり、午後から授業の開始です。それぞれのクラスに分かれて着席し、担任の先生を待ちます。実はこの「時間通りに先生を待ち、礼儀正しく授業を受ける」という私たちのとっては当たり前ことが、日本の学生の美徳だと評価してくださる当地の先生方は多いのです。そして、祥雲生は特にすばらしいと。異文化の中で自文化を見つめなおすと、些細ではあっても大切にしたい何かに気づき、誇らしくなることがあるものです。
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 さてさて、15:15に授業が終わって教室から出てきた生徒に、かなり早口の英語で、“Take your luggage and I’ll see you outside.(荷物を取ったら、外に出てくださいね。)”と指示を出すMatt先生。するとすかさず“Yes.”と即答し、速やかに外に集まる生徒たち。引率者はまたまた「おぉ」と唸らずにはいられません。なぜかって?
 朝の入校式は、ここだけの話、頼りなかったんですよ。聞き取れたのか、聞き取れなかったのか。わかったのか、わからなかったのか。YesなのかNoなのかさえはっきり言えなかったのですから。それが2時間の授業でこの変化です。いつもながら生徒たちの潜在能力と、それを引き出すCELTの先生方の力量には敬服するばかりです。

 ところで、なんで外に出されたのでしょう。そう、お待ちかねhomestay familyと駐車場でご対面なのです。早く来ないかな、どんな人が来るのかな、どんな家族かな、馴染めるかな…うれしいような、怖いような、緊張の面持ちでそわそわする生徒たち。そんな彼らを安心させるかのように、今日から家族になる皆さんはにこやかに迎えてくださいます。そして「祥雲生なら大歓迎」とばかり、連年本校生を受け入れて下さるご家族が多くいらっしゃることに、感謝の気持ちでいっぱいです。Have a nice evening with your homestay family!!
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 明日は自力でバスや電車を乗り継ぎ、8:45にCELTに集合です。引率者は大きな期待だけを携えて、明朝の登校を待っています。See you!

追伸:全員快調、天気は上々。すばらしい研修の始まり。しかし、聞けば今年の7月は例年になく降水量が少ないとか・・・水不足の西オーストラリア州にあっては気がかりなことです。

N.Miyashita@Preth

posted by 三田祥雲館 at 21:53 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

NO.4 We just arrived in Perth

現地時間23日午前12時40分(日本時間23日午前1時40分)、研修団は無事パースに到着し、初日のホテルに投宿しました。
 南半球のパースは今、真冬です。それでも今日は少し暖かいらしく、気温は13℃。地中海性気候(Cs)に属する当地は降雨季に当たります。着陸直前にも強い雨が降ったようです。
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  パース空港に到着
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  ホテルにチェックイン

 今朝は午前5時45分に集合して出発式を行い、校長先生、教頭先生から激励の言葉をいただきました。その後、日曜の朝にも関わりませず、多くの先生方や保護者の皆さんに見送っていただいて、5時55分に学校を出発しました。

 関西国際空港を定刻に飛び発ち、香港国際空港で飛行機を乗り継ぎます。香港空港へのランディングは、車輪が着地した瞬間がわからないほどスムーズでした。しかし、乗り継ぎ便離陸の直前に天候が悪化して出発が定刻より40分程度遅れ、パース空港には約1時間の延着となりました。途中も気流の乱れがあり、少々揺れの多いフライトになりました。赤道上を通過する航路は、ある程度仕方ありません。それでも研修生はみな元気です。
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  関西国際空港にて
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  香港空港の動く歩道(とてつもなく大きいハブ空港だ!)

 それにしてもフライト時間は計11時間半ほど、学校出発からは合計18時間を超える長旅…が、考えようによっては、たった19時間で言葉も文化も違うオーストラリアに着いてしまうのですね。

 このように考えると、日本とオーストラリア、兵庫県と西オーストラリア州が親密な関係を築き、友好関係を深め、国境を越えてさまざまに協力し合うことは、地理的距離による必然といえるのかもしれません。研修生たちには小さな親善大使として、立派に振舞ってほしいと期待しています。

 明日から西オーストラリア州立大学(UWA)の英語研修センター(Centre for English Language Teaching, CELT)での英語研修と、ホームステイが始まります。異なる文化的な背景を持つ当地の人々との交流の中で、研修生たちは何を感じ、考えてくれるのか。それを楽しみに、現地からブログをお届けします。

 ともあれ、「あーした天気に、なぁれ」。おやすみなさいZZZ。

〈旅客機ファンの引率者のつぶやき…〉関空−香港はボーイング777−300、香港−パースはエアバス330という機材で、どちらも座席幅に余裕があり、快適なときをすごすことができました。
N.Miyashita@Perth

posted by 三田祥雲館 at 02:45 | 兵庫 ☀ | Comment(2) | 海外研修

2012年07月22日

NO.3 Hong Kong Airport

We just arrived at Hong Kong Airport and we are waiting for the next flight. We will be leaving for Perth at 15;05 in the local time (16;05 in Japan). I can use only English on this computer now. Sorry.
posted by 三田祥雲館 at 14:47 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

NO.2 関西国際空港を定刻どおり出発予定

西オーストラリア州海外研修の研修団は全員、無事出国手続きを終え、搭乗までゲート前で待ち合わせているところです。早朝の出発にも関わりませず、多くの皆様にお見送りいただき、ありがとうございました。
定刻どおりの出発が予定されています。
香港でお知らせをアップロードできれば・・・と思っていますが、ネットワークの関係で不可能でしたら、パース到着後に本日の総括も含めて掲載します。
それでは、行ってきます。
N.Miyashita@KIX(関西国際空港)
posted by 三田祥雲館 at 09:19 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

2012 西オーストラリア州海外研修 NO.1

7月22日(日)いよいよ西オーストラリア州海外研修がはじまりました。

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関西国際空港への集合時刻が早朝であるため、本校からの送迎バス利用組は、
午前6時に、三田祥雲館高校を出発しました。

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午前10時頃、関西国際空港を出発する予定です。
以降はぴかぴか(新しい)海外レポートぴかぴか(新しい)となる予定です。 
posted by 三田祥雲館 at 08:03 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

2012年07月20日

西オーストラリア州海外研修 結団式

7月19日の午後、西オーストラリア州海外研修の結団式が行われました。
国際交流協会の役員の方々や保護者の方々にもお越しいただきました。

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最初に、校長先生と国際交流協会会長の藤井様から激励のお言葉をいただきました。

その後、結団式のハイライトである「英語で決意表明」を行いました。
参加者全員が研修にかける意気込みを英語でスピーチしました。
それぞれが自分の強い思いを一生懸命伝えてくれました。

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スピーチの後は、外貨等を受け取り、最終連絡と諸注意を聞いて解散しました。

いよいよ、今週末に出発です。
しっかり体調を整えて、研修に臨んでくださいね。
現地の研修を終えて、一回りも二回りも大きく成長した姿を見るのを楽しみにしています。
Have a great trip!!
posted by 三田祥雲館 at 12:37 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | 海外研修

2012年07月18日

西オーストラリア州海外研修 事前研修(7月17日)

今日は、昨年度の海外研修参加者3名を特別ゲストにお招きしました。
ゲストのみなさんには、現地での研修の様子や、ホストファミリーとの過ごし方、持っていったお土産、楽しかったこと、困ったこと、現地での服装、シャワーの時間(西オーストラリア州は水不足が深刻です!)etc. 体験談を話してもらいました。
「事前に準備しておけば良かった…と思うことは?」という質問には、3人とも、「もっと英語を勉強しておけば良かった。英単語をできるだけたくさん知っておいた方が良い。」と答えてくれました。また、「現地でたくさん英語を勉強しても、帰国後使わなかったら、また元に戻ってしまう」という帰国後のアドバイスもしてくれました。

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その後、19日の結団式で行う「英語による決意表明」に向けて、原稿をチェックして、発表練習をしました。特別にマット先生にもお手伝いいただきました。

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結団式本番では、自信を持って堂々と、自分の強い思いを伝えて下さいね。
posted by 三田祥雲館 at 07:48 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | 海外研修

2012年07月12日

オーストラリアについて学びました!〜西オーストラリア州海外研修事前研修〜

期末考査が終了した7月11日(水)の午後、西オーストラリア州海外研修の事前研修会が行われました。
この日は、西オーストラリア州交換教員のバーバラ・キャンベル先生をお招きして、オーストラリアの概要や学校の様子、ホームステイのヒントなどについて話していただきました。

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バーバラ先生はパース近郊の高校で長年日本語を教えてこられた先生なので、お話はとても分かりやすく興味深い内容でした。
講演はすべて英語でしたが、パワーポイントを使いながら、クイズ形式で行われたので、海外研修参加者もなんとか理解することができたようです。

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ホームステイで大切なことや注意すべきする点について話をしていただいた時は、メモを取りながらしっかりと聞くことができました。
今回の講演会で学んだことを参考にして、研修準備に励んでください。
バーバラ先生の講演会終了後は、ホストファミリーについて連絡があり、どんな家族だろうかと期待で胸がふくらみました。ぜひ、ホストファミリーにメールを送ってみてくださいね。

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posted by 三田祥雲館 at 07:53 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | 海外研修

2012年05月26日

2012西オーストラリア州海外研修保護者説明会及び第1回事前研修会

前期中間考査が終了した5月25日(金)の午後、今年度の西オーストラリア州海外研修の保護者説明会と第1回事前研修会が行われました。

保護者説明会では、海外研修の内容や渡航手続き等の説明が行われました。
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第1回事前研修会では、この海外研修で楽しみにしていることについて、みんなで話し合いました。「ホームステイ先の人とのふれあい」「現地の文化を知ること」「フリータイムに現地の人に日本の遊びを教えてあげたい」など、いろいろな意見が出ました。担当の先生からは、海外研修をより有意義なものにするために、「後ろ向きな発言はしない」「自立するくせをつける」というアドバイスをもらいました。
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続いて、英語の研修では、「自信を持って英語で自己紹介ができるようになる」「相手に伝わる発音・表現ができるようになる」という目標の下、与えられた課題に取り組みました。P1080101.jpg

みんな熱心に取り組み、上手に英語の自己紹介ができました。これからも、「これって英語で何て言うんだろう?」と英語で考えるくせをつけて、英語で伝えられることを増やしてほしいものです。
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2ヶ月後の今日は、もう西オーストラリアの地で研修を受けています。これから、総体や祥雲祭等の学校行事で忙しくなりますが、西オーストラリア州海外研修に向けて、自己研修にも励んでくださいね。
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2011年10月21日

西オーストラリア州語学研修報告会

10月考査が終了した10月20日の午後、西オーストラリア州語学研修の報告会が行われましたぴかぴか(新しい)
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校長先生の挨拶に続いて、      
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国際交流協会会長東部様にご挨拶いただきました。
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次に、引率教員による研修内容の報告。
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そして、報告会のハイライトは、参加者全員による研修報告exclamation
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楽しかった思い出や驚いたこと、困ったこと、今後の抱負など、全員がそれぞれの体験を報告しましたカラオケ
熱のこもった生き生きとした報告によって、ホームステイの様子やこの研修がいかに有意義だったか等、
さまざまな事がしっかりと報告会出席者に伝わって来ましたわーい(嬉しい顔)

最後に、国際交流協会副会長小林様から閉会のご挨拶をいただきました。
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多くの参加者が「もっと英語を勉強して、またオーストラリアへ行きたい!」と将来の夢を話してくれましたグッド(上向き矢印)
その夢が叶うよう、これからも頑張ってくれることを期待していますハートたち(複数ハート)

語学研修報告書
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posted by 三田祥雲館 at 07:00 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | 海外研修

2011年09月03日

西オーストラリア州語学研修報告

帰国してから約1ヶ月が経ちましたが、
語学研修で学んだことや発見したことなどをポスターにまとめて、生徒会館に掲示していますexclamation×2
オーストラリアの食べ物や日常生活、オーストラリア英語、特有の動物等について、
イラストや写真をまじえながら、楽しく報告していますぴかぴか(新しい)
ぜひ、立ち寄って見て下さいねるんるん

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posted by 三田祥雲館 at 07:00 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

2011年08月04日

帰国の報告

【8月3日、帰国のご報告にかえて】
 私たち研修団は8月3日(水)の夕刻、2週間の研修日程を終え、全員無事に学校に到着いたしました。
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締めくくりに当たり、渡豪中のエピソードをいくつか紹介しながら、生徒たちが今回の旅行で得たものを振り返ってみたいと思います。
(再びの長文、しばしお付き合いくだされば幸甚です。我ながら、本当に長くなってしまいました。すいません。)

 パワフルなホームステイ・ママ(ホストマザーのことを、パースの人たちはこう呼んでいました)にはじめは若干引き気味だったのに、最後にはその勢いを楽しみ、自分のエネルギーに変えていた人もいました。ママはジョークと勢いであなたたちを圧倒していたかもしれませんが、あなたたちを心の底から心配していました。私の携帯電話の着信履歴の1位は、あなたのホームステイ・ママからのものなのですから。

 普段はのんびり屋さんの2人が、バスに乗り間違えて困り果て、果敢にもステイ先の住所を運転士に見せてバスで家の前まで送ってもらった逞しさを見せてくれました。翌朝、この話を聞いたときはひっくり返るぐらい驚きましたが…。と同時に、英語でこの難しい交渉をしたのですからたいしたものです。しかも、思わぬ出来事でオーストラリアの人の寛大さと親切さに触れることができましたね。引率者としては、その運転士さんに抱きついてお礼を言いたいくらいですが。

 「先生、昨日、お母さんがおいしい晩御飯を作ってくれて…」と言っていたあなた。最後には「わたし、昨日、日本のお菓子を作って食べてもらったんです」と報告してくれましたね。引率者もおすそ分けをもらいましたが、しっかり日本文化の味がしました。おいしかった。ホームステイ・ママもきっと日本の味と、それ以上にあなたの思いやりをかみ締めたと思いますよ。

 あなたがホームステイ・ファミリーとの前夜の出来事を、「先生…」といって控えめに、写真を見せながら毎朝のように報告してくれるのを、実は私は楽しみにしていました。そして、写真にうつるホームステイ・ファミリーの表情が日を追うごとに気取らず、柔らかく、温かくなっていったことにあなたは気づいていましたか。それは、あなたが家族の一員として、かけがえのない存在になった証です。あなたの素直な気持ちとさわやかな笑顔は、言葉を超えて人々に安心感と親しみを与えるのですね。

 多くの研修生がCELTの先生がしゃべる早い英語に、「もうだめだ、わけがわからない」と泣き言を漏らしていました。しかし、2週間後には全員が見事に受け答えをしていました。しかも、単語ではなく、完璧な文章での会話です。最終日の英語でのプレゼンテーションも、さすがは祥雲生。CELT仕込みの美しい発音で、堂々と発表する姿を、晴れがましい思いで見せてもらいました。

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研修が始まったばかりの頃、私は幾人かの大学の先生に、「生徒たちには、もっと積極的になってほしいと思っているんです。」と謙遜気味に言いました。先生たちは「あせらないでね。礼儀正しく授業を聞き、素直に学習するのは日本の生徒たちの美徳です。日本の素晴らしい文化だと思っています。彼・彼女たちには時間が必要なんです。大丈夫。私たちに任せて。」と異口同音に私に言い続けました。2週間後、大学の先生たちの言葉が正しかったことを、皆さんは身をもって証明してくれました。そして、若くしなやかな皆さんの可能性を信じることの大切さを改めて教えてもらいました。
 
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 お別れの日の夜、パース空港に向かうバスに乗り込もうとする私を呼びとめ、日本から来た少年少女を賞賛し、日本は素晴らしい文化を持ち、聡明で慎み深い若者を育てているといってくれたホームステイ・ママやパパは一人や二人ではありませんでした。日本のよさやあなたの人間性が、あなたの表情から、あなたの態度から、あなたの行動からから染み出ていたのでしょう。そう思うととても誇らしい気持ちになりました。

そして、ホームステイ・ファミリーとの別れを惜しんで流した涙や思いやりのこもった言葉が、あなたたちのオーストラリアでのさまざまな体験の集大成でした。あの姿を見たら、何の言葉もいりません。人間は悲しければ泣くし、楽しければ笑うし、大切な人のことは心の底から思いやる、その気持ちに国境や民族、文化の隔たりなどは関係ないのですね。出会いをいつまでも大切にして、あなたたちの糧にしてほしいと願っています。
  
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 取り急ぎ、帰国のご報告にと、「言葉など必要ない」といいながら、ながながと拙文を綴りました。引率者の勝手な思いとは別に、多感な年代の研修生たちは何を感じ、何を語ってくれるのでしょうか。今後の研修生の姿を楽しみにしつつ、私の報告を終わります。

最後になりましたが、この研修は多くの皆様のご協力を得て実施されました。事前研修や現地での講演会等について多大なご尽力をいただきました西オーストラリア州政府代表部神戸事務所長 平田典子様。研修全体のお世話をしてくださったCELTのBIANCA先生、MATT先生、TECLA先生。直接授業を受け持ってくださったCAZ先生、DAVID先生。研修生を温かく迎えてくださったホームステイ・ファミリーの皆様。研修に関して多面にわたりご支援いただきました本校国際交流協会の皆様。そして、世界に羽ばたこうとするお子様の背中を押し、送り出してくださったご家族の皆様。その他、本研修に関わり、研修生を支えてくださったすべての皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

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N.Miyashita@Sanda Shounkan SHS
posted by 三田祥雲館 at 07:25 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | 海外研修

2011年08月03日

Hong Kong now

全員元気です。
2011/8/3 AM9;30
We arrived at Hong Kong Airport safely.
All are fine.
We are leaving here in 2 hours to for Kansai Airport.

SEE YOU SOON
JO@HONG KONG

posted by 三田祥雲館 at 09:38 | 兵庫 ☁ | Comment(3) | 海外研修

2011年08月02日

最終日

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全員元気です。
午前のプレゼンを終えて
昼のさよならパーティーも済み、
今晩九時半学校集合、空港へ行きます。
posted by 三田祥雲館 at 16:57 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

Genkidesu

最終日、さよならパーティも終了、今晩9時半空港に向かいます
posted by 三田祥雲館 at 16:54 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

2011年08月01日

現地の高校訪問!

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8月1日(月)今日も元気で全員登校しました。

午前中の最後の授業を終えると午後からは、楽しみにしていた高校訪問。
バスで30分くらいのところにある
公立のROSSMOYNE SENIOR HIGH SCHOOLという高校でした。
みんな楽しそうに歓談し、アドレスを交換したり写真を撮ったり。
別れ際は名残惜しそうでした。もう少し時間があれば・・・

今日は久しぶりにゆっくり授業を見ようとしましたが、
やはり分からないところがあると日本語で頼ってくるので、
早々に引き上げました。
2クラスの先生、DavidもCarolもどちらも素晴らしかったです。

いよいよ明日が最終日、午前中は生徒のプレゼンテーション。
昼から、さよならランチです。

夜9時半に学校を出発して空港に向かいます。
明日はアップル前のwifiから、簡単なブログ記事を送るつもりです。

See you soon,
JO@Perth
posted by 三田祥雲館 at 21:09 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | 海外研修

2011年07月31日

Host family へのお礼

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ホームステイファミリーと共に過ごす最後の日曜日。
今日も全員元気のはずです。

★朝一番に生徒から英語の質問
フリーコールを利用して、ある生徒から英語の質問がありました。
礼状を書道で書いて、メッセージを添えたいとのこと。
書道で「家庭円満」
We've got so many unforgettable memories.
We hope your family will be peaceful and friendly forever!
実際に使う英語はunforgettable、こんな質問なら大歓迎です。
今回の留学だけでなく、普段から「英語を使う場」を提供すべき。

★こちらに来て気づいたオーストラリア
エレベータなどでは必ずといっていいほど声をかけあう。とてもfriendly。
街でもたくさん声をかけられ、特にアップルストアでは情報交換やレクチャーも。
アップルストアは大盛況、iPad買いたくなりました。

世界中で人気のある Master Chef (料理の鉄人もどき)に多くの人がはまっている。
生徒のステイ先でもこの時間になるとテレビに夢中で相手にしてもらえないらしい。

これに続く番組 The Renovators (ビフォーアフターもどき)も人気。
2チームが48時間以内に家をすっかりリフォームして、出来を競い合うとか。
JO@Perth
posted by 三田祥雲館 at 22:30 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

2011年07月30日

週末のパース

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ホームステイ先からの特別な連絡はないので、今日も全員元気のはずです。

パースの街の土曜日は、川沿いをジョギングとサイクリングする人が多い。
ほとんど使われていないゆとりの芝生スペースがうらやましい。
スコールのせいでこれだけ水かさが増しているのに、水不足とは・・・

パースはやはりバスドライバー天国のようです。
荒い運転で飛ばすので、交通渋滞が避けられているのが利点かも。
今日乗ったバスでは、女性ドライバーがアップテンポの曲をかけてノリノリ運転。
半額しか運賃を払っていない学割生は、席をゆずるべきというのはまだわかりますが、
乗客には「音漏れは他人に迷惑」って警告文を出しているのに。やりたい放題です。

PS 話せる英語推進委員会(ESP)が、3年前から始めた外国人とのメル友プロジェクト。
パースでメル友になってくれていたSiennyさんに今日会ってきました。
とてもいい子でした。9月には日本にも来るそうです。
お世話になった祥雲生は二ケタいっているはず。
というのも彼女は日本が大好きで誰がメールを送っても必ず返事をくれるからです。
JO@Perth
posted by 三田祥雲館 at 22:57 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修

【Let's Study about Perth!〜歴史・文化編】

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話はわれわれ研修団が深夜に到着し、某ホテルに投宿した翌朝のフロントでの出来事に戻ります。前夜の就寝前、朝食は8:00集合!Sharp(厳守)!という指示をしていた手前、引率者が遅刻するわけにも行かず、眠い目をこすりながら7時半頃からロビーで待機していました。

生徒たちがぼちぼち集まり始めたのが集合時間の10分前ぐらいでしょうか。2人の引率者を含め、全員の部屋が2階でしたので、「上の階から降りてくる」ことになるのですが、様子がおかしい。前夜使っていない階段を使ってぞろぞろとやってくるのです。

やっぱり女の子が多いだけあるな。旅の疲れと寝不足による美容と健康へのダメージを相殺しようと階段を使うのか。この年齢からのそういう心がけが大事だよな。長時間のフライトで困憊した頭でそう考えながら妙に納得し、ひとりでニヤッとしていると、「先生、ここ何階なんですか?」ん?何のこと?「エレベーター、変な階で止まったんですけど。」あ、しまった。説明不足だった。日本の1階はこちらではG階。英語ではGround Floor、地上階と訳せばいいのでしょうか。その上が1階、2階、3階となっているので、日本とは1フロアずつの誤差が生じるのです。私たちの部屋のフロアは日本では3階にあたるフロア。集合は1階のフロント前と信じ込んだ生徒たちが、エレベーターに乗り込むなり1階のボタンを押したことは想像に難くありません。

「あ、ごめん、ごめん、言い忘れてたね。」といって説明しながら、自分の早とちりにまたニンマリ。「先生、何笑ってるんですか?」といぶかる生徒に、「いや、別に、何でも…」と、直前に考えていたことを言うわけにもいかず、もごもごと口ごもる引率者なのでした。ということで、ここはオーストラリア。長くイギリス領だったので、アメリカナイズされた日本とは大きなことから小さなことまで、いろいろ違っているのです。エレベーター自体だってオールトラリアではliftと呼ばれるのです。さて、2度目の、そして最後の週末の今日は、そんな歴史や文化のお話を一席…

オーストラリアはイギリス(The United Kingdom=U.K.)の植民地として、主に19世紀以降に開発された若い国です。パース市も1829年以降に首府として建設(入植は1826年)されたとされています。すでにブログでもご紹介した通り、それ以前にもアボリジニがこの地に豊かな文化を築き暮らしていたのですが、都市として発達は19世紀を待たなくてはなりません。オーストラリアがイギリスから独立したのは1901年といいますから、日本が八幡製鉄所を操業し富国強兵に走り出したちょうどそのころですね。そのオーストラリア、1931年にイギリス連邦(Commonwealth of NationsとかBritish Commonwealthと呼ばれる、緩やかな国家連合体。)が発足するとその原加盟国となりました。紺地に南十字星を白く染め抜き、左下に6州1準州を意味する七稜(7つのとんがり)の星を配したオーストラリアの国旗の左上には、現在もユニオンジャックが健在です。イギリスが元気だった1960年代ぐらいまでは経済的にも結びつきが強かった英連邦ですが、現在は加盟国のそれぞれが位置する地域にある国々との結びつきを強めています。オーストラリアについても、CELTの先生が授業の中で“Australia
is one of Asian Pacific nations today.”とおっしゃったとおり、経済的にも、移民受け入れの面でも強くアジアの国と結びついているのです。ちなみに、現在のオーストラリアとの貿易取引額は1位中国、2位日本となっており、日豪は互いにとってかけがえのない経済パートナーであることは西豪州政府職員のTamas氏がご講演で語られたとおりです(詳しくは7月28日付けの当ブログを参照)。

私たち日本人は、イギリスも、アメリカも、NZもオーストラリアもカナダも、英語を話している国は何でも同じと考え勝ち。学校では、アイルランドからのALTに思いっきりオーストラリアの質問をぶつけ、困惑される姿も時折見かけます。英語文化圏も多様なのです。世界は、小さくなったといわれますが、なかなかどうして。英語だって、それぞれの地域で少しずつ異なっているのです。CELTの先生が話すのは完璧なBR
ITISH ENGLISH。Rが強いアメリカ英語とは明らか違う響きです。あすはパースの街に出て、歴史的な建物を撮影します。N.Miyashita@Perth
posted by 三田祥雲館 at 20:45 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | 海外研修