



5月最後の金曜日は、夏を予感させる暑い日でした。清々しい青空、濃い緑の木々、農作物が育つ里山の農園など、自然豊かな光景が人の心を癒してくれます。
臨時休業中、部活動でのトレーニングなどで使う生徒会館前の広場のタイルをリニューアルしました。職人なみの技術をもつ校務員の方の活躍には感謝です。昨年には生徒会館近くの手すりを取り換えてもらっています。里山の農園も特別非常勤講師の先生、校務員の方が農機具を持ち込んで手際よく畝づくりを行い、そこに何人かの先生方とともにさつまいもの苗植えをしました。農園では、過去にすいかの栽培に挑戦した先生もおられたとか。このように、休業中の農園の手入れも毎日欠かさず行っています。水曜日午後の授業がとても待ち遠しいです。
6月1日からの2週間は、「分散登校」「短縮授業」を実施します。この期間中、これまでの家庭学習を確認しながら授業や部活動を行い、生徒の様々な不安を和らげていきます。登下校、学習、進路など、生徒の不安は個々によって異なりますが、生徒の気持ちをしっかりと受け止め、対応していきます。また、校内では、感染予防対策を講ずるとともに、感染予防のための生活スタイルを実践していくことも大切だと考えています。これまでの手洗い、咳エチケットに加え、ソーシャルディスタンスなど、「新しい生活様式」を学校生活に取り入れていきます。
登校可能日最終日には、2,3年次の希望者による「学習マラソン」がありました。先生方にアドバイスをもらいながら、落ち着いて「自学」に取り組んでいました。生徒の中には、こちらに気づいて静かにうなずくなど、気持ちがホッとする場面もありました。
保護者の皆様には、生徒の気持ちが沈んでいないか、落ち込んでいないかなど、気になる様子が見受けられましたら、学校へご連絡ください。